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ジョジョの奇妙な冒険 #18 シュトロハイム隊の逆襲

コミックス 9巻04章~07章まで。
前回と2週続けてオープニングが無い。
作劇上の演出としてオープニングをカットしたり
クレジットだけをストーリーに被せたりするのはアリだと思うが
先週はともかく、今週はオープニングを挟むと
緊張が途切れるようなこともないし
演出というよりは、本編の『尺』をとる都合で
しわ寄せにあっている気がしてならない。
すなわち、このリサリサ入浴までのくだりは
本編の尺に収まりきらなかったが、アバンタイトルにも収まらない。
苦肉の策として主題歌の時間をこのシーンのために使用した。
しかし今度は、クレジット全部を流すには少し内容の方が足りず
リサリサのサービスカットをじっくりめに描いたり
原作になかったスージーQのセリフを追加した。・・・という所だと思う。
個人的には、第1話と最終話以外には、
重要なところで「演出として」1回だけくらいに留めてもらいたい。
しかも2回続けて・・・というのは、
この時間の使い方に「味を占めた」としか思えないのである。
ただでさえマシンガントークの応酬になりがちなジョジョアニメ
原作数話分をひとつのエピソードに切り取る作業は、並ならぬ苦労だろうとは思うが
そこはもう少しがんばってもらいたい。
主題歌CDも、発売されたばっかりだってのに
流されないのはかわいそうだろう。

リサリサの侍女:スージーQ
原作ではこのシーンで初登場。
原作よりかわいい。

脳髄だけ生き延びたエシディシの残骸に
体を乗っ取られたスージーQ
非常に細かくて、さらにどーッでもいい話だが

コミックとは立てている足が逆だ。

しかし次のカットではコミックと同じ左の膝を立てているので
原作でのややこしい足の組み方を間違えて理解したものと推察する。
ホントにどうでもいいな・・・

(郵便船を)追わせはしねーッ!!
追うんならこのオレを殺してからにしやがれッ!
チンボコ野郎!

言った。カットされるかと思った「チンボコ野郎」
前回の「ウンコ」ですら危険じゃないかと思っていたが
どうやら杞憂に過ぎなかったようだ。
郵便物を追って一行はスイス・サンモリッツへ。

元気そうじゃあないか
たいした成長ぶりだなジョースター!!

スイス・イタリア国境で遭遇したドイツ軍将校

コミックと違い声があるんだし、
正体は言わずもがなだが、ここでは言わぬが花だろう。
ドイツ軍に同行した夜
カーズ襲来・・・そして
シュトロハイム!
なんだか顔が変わったような気がするが
いや、問題はそこじゃないよ・・・
髪型!髪型ッ!!! 
「再登場時には髪が尖ってるかも」とか冗談で書いてたけど、これは想定外・・・
イイヨイイヨー!
ちなみに少佐だったのが昇進して、シュトロハイム大佐になっている。
これって正式には死亡扱いを受けて二階級特進したということなのでしょうか?
それとも、人体改造の実験台に志願したので特別な配慮でもあったんだろうか。
次回「死の崖へつっ走れ!」
繰り返しになるが
ナチスの表現はかなり自主規制されており
「ナチス、ヒトラー」の名称はもちろん
ユダヤ人虐殺やゲルマン民族云々についてもハブられている。


「ナチ公ども」→「ドイツ野郎ども」・・・少し苦しいな。

次回予告でナチス式敬礼してるけど、いいのか?
いや、良くないから陰にしてるのか・・・苦しいな・・・。
それにしても・・・
カーズかっこいい・・・
注)
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
コミック版との比較をしてみようというスタンスで書いています。
決して原作マンセーな人ではありませんし、アニメスタッフに喧嘩を売るつもりもありませんが
思ったことは言うというブログ自体の姿勢を崩すつもりはないので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思います。
それについては、何というかもう・・・ご了承ください。

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