※諸般の事情により、当分のあいだ本スレのアップを月曜にする予定です。
そのすさまじい威力は、一撃で敵国要塞に巨大な風穴を開けたという。
かしずく臣下に露払いをさせ、
今、真の実力を発揮する”王”の至高の一撃。キング・パンチ
珍しく鉛筆描きで描画された衝撃波が
その荒々しさを物語る。
しかし、八方から攻め寄られたらどうするつもりだったんだか。
ずる賢そうな参謀がついていながらツメが甘い。
撃つ直前、撃った後のことすら考えていない愚策でした。
そこで出ましたバルトロメオ。
バルトロメオは「バリバリの実」のバリア人間。
果たして攻撃なのか、防御なのか、
その鉄壁のシールドは、キングパンチをも受け付けない。
かくしてBブロックの勝者はバルトロメオに。
“メラメラの実”は必ずあの人に…!!!
また謎を増やしましたよ。
「あの人」とは誰でしょうか。
思い当たる人、いっぱいいます。
現段階ではとても断定できませんが
カリブーが口にした「あの人」と同じ人物である可能性は・・・。
さて、
「キング・パンチ」も「バルトロメオの能力」も非常に大事ですが
今回はほかにも重要な情報がてんこ盛りで僕はうれしい。
まず、ちょっとした小ネタからいくと、
ベラミーに声援を送るルフィ
これは胸が熱くなる。
かつては目指す方向性が違いすぎて、
ベラミーに対し、語る言葉を持たなかったルフィ。
思わず応援してしまうとは
うわべだけではないベラミーの本質の変化に気付いたのでしょう。
「なに言ってんだ！もう友達じゃねぇか」
と、うち解ける日もそう遠くないかもしれません。（友達はねェか
次に、謎の覆面剣闘士リッキー
足長族のブルー・ギリーに敗れたリッキーは
「寄る年波には勝てない」
「この歓声が憎い…ドフラミンゴ!!!お前が憎い!!!」と漏らします。
さて、このリッキー
盾を持たず、さらには刃のない剣で戦い、
この血生臭い戦闘に沸き立つ観衆を恨めしく思っています。
少ない情報から判断すると
キュロスという闘士が実在したかどうか、そして
リッキーがキュロスなのかどうかはとりあえず置いておくとして
リッキーはかつてこのコロシアムで強さを誇っていた元剣闘士で
おそらくその頃は刃のない剣で闘うのが普通だったのでしょう。
いわゆるバトルショーですね。
そしてドフラミンゴが王座に就いたときに
コロシアムをルール無用のガチバトル化することを提唱・実現。
キャベンディッシュが言っていたように
その方がよりスリリングで観客が沸き
決着が早くつくため試合の回転が上がる・・・とかそんな理由でしょう。
反対したリッキーは追放され海賊に身をやつした。
闘う王エリザベローに反応している点から
彼自身がドフラミンゴの前のドレスローザ王である可能性もありますね。
加えて、
このコロシアムの仕様変更と、海軍も手を出せない聖域化は
この施設になにかが隠されている疑惑を濃厚にしています。
そして最後に大きく進んだ最大の謎解き
ＳＭＩＬＥ工場の破壊を目論む勢力がもうひとつ。
いよいよ
ドレスローザの真の姿が語られる。
・・・でもたぶん次回じゃない・・・と思う。
余談ですが：
指を結べば人はバリアをはれる!! ガキでも知ってる常識だべ
ちょっと待て。
それはガキでも知ってる常識ではない
ガキにしか通用しない常識だ。
バリアとは”barrier”。防壁、仕切り、柵、または障害のことで
自身を防御する意味合い強く、物理的・意識的に境界を設けることだ。
しかし「エンガチョ」ではれるバリアとは
いかなる攻撃をも寄せつけない架空の防御システム
もしくは、今風に言うなら
すべての人間が持つ、自身を形成する自我境界＝A.T.フィールド
のようなもので、いわゆるフィクションにしか存在しない。（と思う
僕は悪魔の実のことを、仮面ライダーＷのガイアメモリのような
「星の記憶を抽出したもの」のように考えていたが、
この世に存在しない事象の”実”があるものなんだろうか
という、そこはかとない疑問が湧出した。
なるほど、幻獣種という例があるな。
「幻獣」というからには実在しない動物なのだろう。
動物系ゾオンにはその動物の魂(生命)が宿っているんじゃないかと思うんだが
じゃあ、幻獣種の魂(生命)の出所はどこなのかわからない。
伝説とか創作とか、人々にすっかり衆知のコトモノは
たとえ架空のもの、空想上のものでも、人の記憶の中に確かに生きている
というような意味で、情報ソースが形作られるのかもしれない。
すなわち、悪魔の実になりうるというわけか。
と、なると今度は、
パンクハザードでドラゴンを見たとき
その存在を「悪魔の実」じゃないかと疑うより先に
あり得ない。存在するわけない。としたことに疑問が残るが
バリアが有りなら
いずれ「ロボロボの実」のロボット人間だとか
「ワプワプの実」の空間転移自在人間とかが登場するのだろうか。
夢は果てしなく広がるが
それが作品世界を壊すことに繋がりはしないか・・・
少し心配なのです。
※空間転移はドアドアの実がありましたね
