ONEPIECE 734「ロンメルのカマイタチ」
謎の全員KOから、ただ一人立ち上がったのは
レベッカ
サボも納得の早技を使ったのはやはりレベッカだった
・・・のではありませんでした。
レベッカはその早技を見切り、「素早い動き」で僅かにかわし
兜で致命傷を避けたためダメージが少なかったのです。
その目にも留まらぬ早技を使ったのは
この男。
キャベンディッシュの中に潜む
もう一つの人格”ハクバ”。
なんとキャベンディッシュは二重人格者。
意識を失っているうちに”ハクバ”がしでかした罪で追われる身となり
海賊に転身したという。
「白馬のキャベンディッシュ」という通名が
その“ハクバ”に由来するのかどうかは、まだ不明だが
キャベンディッシュ自身は別人格の存在を知らない可能性も低くはない。
その場合、ハクバがすでに何らかの「悪魔の実」を食べちゃってる
なんてこともあるかもね・・・
バスティーユ中将が”ハクバ”についての経緯を知っているところから察するに
悪事を働くなり、無双を示した際に自分で名を名乗ったのだろうか。
“ハクバ”が暴れた次の日、素のキャベンディッシュは
街人が自分のことを「ハクバ」と呼び、恐れ慄く様を見た。
「”ハクバ”って僕のことかい?美しい僕にふさわしい名前だね」(´∀`*)ウフフ
とかなんとか、すっかり気に入っちゃって
「白馬のキャベンディッシュ」と自分でも名乗るようになった と妄想。
ずいぶんと面倒くさい設定のキャラをねじ込んできたものですが
その分、このシリーズで彼にしかできない役割を
きちんと担ってくれることに期待です。
ただ、Dブロックの落としどころとしては
レベッカがキャベンディッシュよりも強いというのは
少々無理がありそうだったし、
キャベンディッシュも使い捨てにするには惜しいキャラですから、
キャベンディッシュの強さと個性は活かしつつ
レベッカを決勝進出させることができた、という意味では
本シリーズにおけるキャベンディッシュの重要な役目は
もう終わったとも言えるのかもしれません。
さて、いよいよコロシアムは決勝へ
決勝のルールがまだわかっていませんが
ファミリー勢はディアマンテ一人ですから
勝ち上がった4名でトーナメントを組み
その勝者がディアマンテへの挑戦権を得るというのが妥当でしょうか。
だとすると、僕の予想では
◯ルーシー(サボ)vs バージェス
バルトロメオ vs レベッカ◯
で、サボがレベッカに勝利し
ルーシー(サボ)vs ディアマンテ かな・・・と思います。
※途中でトーナメントどころじゃなくなる可能性もありますが。
何にせよ、サボの活躍が早く見たいですね。
その頃、ドフラミンゴは
捕らえたリク王相手に余裕のおしゃべり。
英雄ドフラミンゴの地位を盤石とするためのスケープゴートとして
国民の「負の記憶」が忘れ去られないようにするため、
リク王がオモチャにされることはありません。
わざわざ現状を見せつけたりせず、地下に放置しておいても良いのですが
そこは陰湿なドフラミンゴ。
リク王に与する勢力がいかに劣勢か、努力がいかに無駄だったかを
嬉々として見下す陵辱タイムに満悦です。
しかし、
レベッカの勝ち上がりが実力でないことには気づいたようですが
ルフィがすでにコロシアムを脱出していることと
地下の交易港への侵入を許していることに気づいていない。
ローの企みを察知し、抑えこみ、
麦わらの一味の戦力は分散させた上で封じ込め、
リク家の不穏な動きも把握済み
というところでの「余裕のおしゃべり」だと思いますが
ルフィの脱出に気づいていないということは
ベラミーの裏切りを知らないということだし(もちろんサボのことも
地下へ入るルートがないことを本当に確信しているのであれば、それは
トンタッタ族が1年がかりで掘り続けた秘密の地下通路の存在に
気づいていないということになります。
下手をすれば、おもちゃの兵隊の存在もトンタッタ族の叛意も
認識していない可能性すらあります。
しかし、ドフラミンゴが本当にそんな迂闊な男でしょうか。
ローを、因縁のハートの椅子に縛り付けるドフラミンゴ。
もうローをハートの席に迎える意思があるとは思えません。
陰湿でケレン味たっぷりな劇場型演出が大好きなドフラミンゴですから
目を覚ましたローにとって最も屈辱的で悔いを残す仕打ちを用意しているのでしょう。
その舞台装置がこのハートの椅子。
演出に凝るあまり、現実を見落とし、不利を招くような気もしますが
まぁ、とにかく
ようやく13年前の事件のことが語られそうですね。
余談ですが:
ドフラミンゴの見立てでは
10年間ずっと復讐の機会を伺っていた、計算高いヴィオラは
ローと麦わらの一味の同盟がドフラミンゴを打ち破ることに賭けたのだ
ということですが、僕はそれだけではないと思います。
というのも、ヴィオラの能力は「千里眼」。
ドフラミンゴが見落としている可能性がある
リク王軍の秘密基地や地下通路を彼女は知っているんじゃないかと思うからです。
手札を見透かし、切り札を隠し、
ヴィオラはドフラミンゴが考えているよりももっと
ずっと倍率のいい賭けをしている(つもり)だと思うのです。
ここから先は、
ドフラミンゴの慢心が敗因となるか、
それともやはり、ヴィオラの勝算よりもドフラミンゴのほうが一枚上手か。
ここのところ株価が下げ止まらないドフラミンゴ。
もうこれ以上幻滅させないでほしいものです。
Comment
本編と関係無いですが、ローの胸の刺青(?)とジョジョのブチャラティの刺青(?)って被りますよね。ヴェルゴのやられ方とズッケェロのやられ方も何だか似てる気がします。5部よく知らないですけど…
皆さん、流石に読み込んでらっしゃいますねぇ
シーザー&モモの助の状況についてのドフラの余裕ップリは確かに私も気に成りました。
自ら差し向けた幹部の一人、アトアトの実のジョーラが既に退けられ、今回の語りの中にはその後手勢を向かわせた感は無し。
と言うか、既に手持ちの戦力は国内への対処で使い切ってるようにも思うのですが…
モネとヴェルゴの復活…有るのかなぁ…
現状、ビックマム勢がシーザー&モモの助に手を伸ばしている状況を把握しているんだとしたら
ボニーさんの仰ってるように次のゾウで対処可能って事なのか
ビックマムとの繋がりor対処法に自信あり?なのかなぁ?
混迷を極めるドレスローザ編、今後の展開が気に成りますね
>7さん
おぉ・・なるほど。確かに海軍とつながってる可能性ありますね。
余談の主さんの考え+10年で千里眼を使い集めたドフラの悪事の証拠を海軍に送っているのかもしれませんね、そしてサカズキ→藤虎へ連絡が行く。大将までも敵に回れば流石に余裕のドフラも慌てるでしょうからそれも賭けに出た理由の1つかもしれません
藤虎がどこへ行ったのか気になりますね。ミンゴの口振りからフランキーのとこではないみたい。ということは・・・
ねこみさんの意見に1票。
言われてみれば(!)なぜ,あんなに必要としていたシーザーを奪還しにいかないのか?!Σ(°Д°;;)よっぽどの余裕があるところを見ると,何か策を練っているのか…(ゾウはすでにドフィーの支配下にあるか,ビッグマムとドフィーとの間に何らかの繋がりがあるのか…)今回のドレスローザ編で,名勝負があるといいなぁ。3D2Y以降,麦わら海賊団の死闘を見ていない気がします。ロブ・ルッチとの対決のような,涙ものの死闘を見てみたいです。
なんだか今回を見て1番違和感を感じたのはドフラの態度です
彼が今1番やらなければならないのはシーザーの奪還なはず
そのために七武海脱退なんて芝居うってまでローをおびき寄せたはず
ドフラはシーザーを麦わらの船が逃がしたのも見ているし
自分自身か、部下の誰かを麦わらの船へシーザー奪還に向かわせないのは何故なんでしょう?
ローを人質として麦わらとローとシーザー交換とか考えてるとしても、まったくシーザー奪還に向かわず
ローを椅子に縛り付けて余裕ぶっこいてるドフラの態度が違和感ありまくりです
シーザーいなかったらカイドウに殺される~とかあんな騒いでたのに…
頭が良いようで,使い方が間違っていて。力があるようで,慢心があって。なんだか,ベジータとカカロットを足して2で割ったような感じのドフィー。毎回思うのですが,ドフィーはどうしてローとの取引に応じたのかなって。七武海を辞めたフリとか関係なしにあの電話でのやりとりのときに「知るか,勝手にしろ。」がちゃん。と電話を切ってしまえば,明らかに困ったのはローサイドだと思うんですよね。カイドウとドフィーとのパワーバランスがわからないのですが,そこのところが不思議です。
あとドフィーさん,仲間を信頼してますね。一番ベストなのはさっさとドフィーさんが麦わらを倒してしまえば万事解決な気がするのに。。今回の話しを見る限り,限りなくドフィーさんんに負けフラグが立ちすぎている気がしてなりません。
CP0,藤虎,ビッグマム,バージェスがどこまで今回の戦いに絡んでくるかで,ドレスローザ編の結末が変わってきますね。どう収束するのだろう。。宴,あるのかな。