今デジタルカラー版をぱらぱらと読んでいます。
もちろん多忙なオダッチが自ら着色しているハズはなく、
集英社の着色専任部門か、アウトソーシングなのか、
いったい誰が塗っているんだか、
オダッチのカラーイラストとはかなり雰囲気が違いますが
しかし、まぁ「公式」と銘打たれている限り、
まさか全くデタラメな色が塗られていることはないだろう。
…と、思うのです。
アニメ版を基本的に観ていない僕としては、
キャラクターや舞台背景、船や小道具などがどんな色をしているか
資料として興味は尽きないワケですよ。
全体的な印象は、すべてに色がついた分、
ちょっと背景が主張しすぎて煩い・・・かな。
初期の頃はさほど気にならないのですが
新しいエピソードになるにつれ、
オダッチの描き込みが仇になってる感じがしますね。
カラー版だけでなくモノクロのオリジナル版も
何度も読み返していると、その度新しく分かることがあります。
たとえば、小ネタなんですが
ゾロは「炎分ソード」に興味があったから
炎を切り裂く錦えもんの”狐火流”を
じっくり見たくなったのかなぁ…とか。
これは、色がついたから判明したのではないですが
色のついた紙面（画面…ですが）を見ていると
モノクロで見ていた時とは違うところに目がゆくこともあり
こういった新しい発見ができないかなぁ…と期待しています。
カラー版を読む上で、まず気になったことがありまして、
ていうか、それを確認するために読んだようなものなんですが
たぶんネットなどではすでに書いている人がいるでしょうね。
扉絵シリーズ第19弾「世界の甲板から」に描かれている
ある人物の正体につながるヒントが無いか…というものです。
そう、第631話 世界の甲板からVol.16「双子岬」の
僕は以前のレビューで、
この人物を、金獅子のシキだろう。と推論づけましたが
かなり雰囲気は変わっていますが
この色遣いに意図があるなら、シキ以外は考えられないでしょう。
あぁ・・よかった。
もうひとつ。
第614話 世界の甲板からVol.02「フーシャ村」で
マキノが抱いている赤ん坊が、果たして誰の子か・・・
これについてオダッチはSBSで
「父親はやはり、あの人かなー。あの人だろうなー。」
と言っています。
可能性の話をすれば
ガープや村長、ダダン一味のトサカや土偶だってない話ではないですが、
「あの人だろうなー」という物言いは
そんなに意外な人物ではないということなのだと思います。
となると、
本命：シャンクス、対抗：コビーくらいしか居ないわけですよ。
※コビーがフーシャ村に来た描写はありませんが、ガープのお供で来ることもあるかな…と
あとは大穴で、エースの子を1年以上身ごもってたというのも
なかなか胸熱で悪くないのですが
ではこの子の髪は何色かな・・・
う～ん・・・茶色・・・？
父親候補に茶色い髪の人はいないんだが、
となると、シャンクスの赤い髪とマキノの黒髪が混ざって
茶色い髪の子供が生まれたと考えるのが一番自然ですかね。
個人的には、シャンクスの子供は「赤髪」であって欲しかったですが…
現状で「マキノの子の父親はシャンクス」と暫定。
ただ・・・モノクロ版だと、シャンクスの髪にはトーンが貼られているのに
赤ん坊は白（無地）に描かれてるんだよなぁ。
茶髪や赤髪なら、それっぽいトーンが貼られていてもおかしくないんだが・・・
そこが気になります。
「世界の甲板から」の様子って、アニメ版で描写されていないんですかね？
されているなら、それも何らかの参考になるかもしれません。
今後、連載が１週お休みの時は
カラー版からネタを引っ張ってくるってのもいいかもしれないなぁ。
