ONEPIECE 751「サボ VS 大将藤虎」
短期集中表紙連載 第二十一弾が始まりました。
これまでの例に倣うと、Vol.1には大題が付いていないので
第二十一弾のタイトルはまだわかりませんが
vol.1は「仲間達の元へ」
このシャボンの小舟は、
ジンベエがカリブーを魚人島から連れ出す際に使用したもの。
周辺の魚たちの和やかな表情からも、
そこにいるのはジンベエだと思うのですが、
ジンベエが海中を移動するには、シャボンなんて必要ないのでは?
これは、他にも同行者がいるということなのか、
でなければ、
魚人の旅にだって荷物や土産物くらいあるでしょうから、
濡れてはいけない荷物を運搬するごく一般的な手段なのかもしれません。
魚人島の子供たちが欲しがっていた「ヒーローの帽子」を運んでいたりして…
ジンベエのサイドストーリーが「仲間達の元へ」。
さぁ、いよいよ麦わらの一味に合流か!?
と、期待が膨らみますけど、
ジンベエが筋を通すべきビッグマムは現在麦わらの一味と絶賛係争中。
話はそう簡単ではないでしょう。
基本的にセリフがない扉絵シリーズで済ませてしまえる話かどうかも
甚だ疑問です。
僕は「ジンベエの一味参入はない派」なので、
ややひねくれた受け取り方をしてしまいますね。
タイトルの「仲間」とは麦わらの一味のことではなく、
魚人海賊団の仲間たちのことだと思います。
仲間に断りなく七武海を勝手に辞めたし、
魚人海賊団も抜けるのであれば、仲間たちに一言あって然るべきです。
次期船長はアラディンかなぁ…
とにかく続きがとても気になります。
海兵たちはおろかバスティーユ中将でも、まるで歯がたたないサボ。
火拳と竜爪拳・・・
近い将来、サラマンダーっぽい技を使いそうだ。
そして、自分とルフィ、エースの関係性を明かすサボ。
3人で交わした盃…
おれたちには切っても切れない絆がある。
もしルフィが助けを求めてきたら
世界のどこからでも駆けつける。立場をかまわずな。
前回は「革命軍として」と一度は言いながら
やっぱり「兄として」と訂正しましたが、
今度は一貫して
兄弟の絆のためなら革命軍の任務や立場は二の次であると言います。
それだけ、エースを失ったことの後悔と喪失感が大きかったのです。
さて、ここで気になるのが
その無念を噛みしめるサボに対する藤虎の表情です。
ここで話を打ち切り、サボと激突するわけですが
これまでの物言いを聞く限り
藤虎が負っている海軍大将としての任務と
イッショウ個人として貫きたい正義はまったく別だと思うのです。
王下七武海制度の撤廃のみならず
イッショウが平和につながると信じて成し遂げたい事柄のためには
海軍大将の立場を維持して機を伺う必要がある。
だからこそ、ドフラミンゴは後でいい。
今は与えられた任務と、目先の市民を救うことを優先。
権力者の耳は都合良くできているから、
自ら出した犠牲者の怒りと嘆きの声が聞こえない。
そんな、明るみに出た悪事の上澄みだけをすくい取ることを繰り返しても
世界が抱える闇の本質は変わらない。
「世界政府」ってのァ…神かなんかですか
このハラワタ煮えたぎる思いがイッショウの信念を言い表している。
革命軍が政府の転覆を目指すことは、
イッショウの考えと相容れる側面もあるだろうし、
今、麦わらの一味がドフラミンゴを倒そうとしていることは
先に言う「悪事の上澄み」を大きくえぐり取る行為で、
麦わらの一味と革命軍の共闘、すなわち彼らの絆が、
表と裏から世界政府を打ち倒すことに繋がっていること
そしてその行動原理が一般市民の目線に適っていることに
イッショウは気づいている。
しかし立場上、今は任務が優先のため
渋い顔をしながらも話を断ち切ったのです。
「その肴に合う酒もねェもんで・・・」とは
立場上慣れ合ってもしょうがないと言う直接的な意味のウラには
サボの話に、互いに妥協点を探るいい話を提供できるわけではないし
自分が今している行為の矛盾について、言い訳するつもりもない。
という意味か。
最終的にイッショウがどういう行動に出るのか楽しみです。
僕は、もともとガープも
海軍内部から政府を見張る役目を自らに課していた、と考えていますが
クザンといい、表立って政府に弓は弾かないが
自分なりの信念で動く男が数人。話がどんどん深くなりますね。
ドフラミンゴとコラソンの兄弟にいったい何があったのか。
今回もまったく語られませんでした。
家庭環境からして普通じゃなさそうな彼らの関係と、
エース・サボ・ルフィたちの兄弟の絆とを比較する上で邪魔になるので
出番を削られたと思われたファンク兄弟
・・・出てきた。
しかし、
ケリーが教えてくれた抜け道が行き止まりで、
しかも、大変なヤツが待ち伏せしてましたよ。
「抜け道なんざあるもんか」
これって、ファンク兄弟が、ミンゴ側の人間だったってこと・・・?
たしかに地下に落とされてはいたけど、
オモチャにされた描写はなかったんだよね。
でも、シュガーが気絶した後、
ハイルディンが高く掲げたGODウソップに
感涙するファンク兄弟がいた・・・あれ・・・?
どっちだ? 敵なのか? 味方なのか?
まぁ・・・どっちでもいいけど・・・。
Comment
違和感はあるけどさすがにコラさんはないかなぁ…ローがコラさんの本懐を遂げるため生きてきたっていう人生が否定されてまう(´・ω・`)それとも慕ってたのはローだけでコラさんはローが嫌いだったとかカミングアウトさせてロー坊っちゃまを地獄に叩き落とすのかね…そうなったら尾田さんゲスの極みっ!
流れからしてコラさんでしょう。狭い裏道で、しかも過去編・ルフィの怒りなしで、ファイナルバトルなんて流れは不自然です。お花畑をわざわざ珍重してるところからも、ドフラさんにとって、切っても切れない秘密が眠る場所。タイミングからしても、彼の生い立ちを語るきっかけが必要のはずですから、実弟であるコラさん登場が妥当でしょうね。
ゴッド・ウソップに感涙した後、
ドフラの鳥カゴゲームに乗っかって神を5億で売ろうとした連中、けっこういましたからねw 追い剥ぎジャン・アンゴとかもこっち側で出てくるかも…
コラさんが生きてたとか、操られてるとか・・・ですかね?
そういえばピアスしてませんねぇ
個人的に出番を待っていたテキサスブロンコ兄弟、こんな役目とは…
賞金に目が眩んでルフィたちをおびき寄せるよう買収されたとかですかね
もしくは、最後のコマ、ドフラにしては顎が長い気がするのでまさかのコラさんとか(笑)