ONEPIECE 805「ミンク族」
クジラの森の侵入者は、ルフィだった。
新しく踏み入れた未知なる秘境。
ルフィが、もっとも小高くもっとも目立つ場所へまっしぐらであることは、
考えるまでもなく当然だった。
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早速トラブルを巻き起こしたルフィだったが
ナミの服を着た犬型のミンク族ワンダのとりなしで事なきを得た。
ルフィが不用意に踏み込んだ「クジラの森」は、入ってはいけない場所。
ガーディアンたちが守護しているところから察するに、
ミンク族たちにとって神聖な領域なのかもしれない。
ガーディアンたちは普通に服を着ているので
ワンダたちが裸族という僕の仮説は早くも崩れ去った。非常に残念・・・
余談だが:
ワンダが何故ナミの服を着ているのかは、まだ明らかになっていないが
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ガーディアンズのBBとロディ
この二人の服も、ワンダと同じく、シャボンディに再集結したときの
サンジとゾロの服に似ているように見えるのは僕だけか。
ロディの服の腰から下は、わざと見えにくく描いてるよね。
あ!となると、まだ裸族の可能性残ってるなwww
※こいつらの服も一味から提供されたのかも、ってことね
この廃墟と化した「モコモ公国」には
つい半月前までは人々が平和に暮らしていたという。
この国にはミンク族しか生活していないのかどうかわからないが、
クラウ都を中心とする市街に生活していたのはミンク族らしい。
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その国を滅ぼした者の名は「ジャック」。
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801話で護送船団の様子をうかがい
ジョーカー奪還を企てていた男。一体何者なのか・・・。
ジャックの部下はドフラミンゴのことを「〜様」と呼んでいたが
「ジョーカー」の奪還という表現の仕方は、どうやらファミリーの者ではない。
カイドウの部下と僕が誤解して(させられて?)いたシープスヘッドをはじめ、
少し前からちらちら登場している、
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角を付けていたり角付きの被り物をした者たちがつけている
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このマークが、ジャックの船の帆に描かれている。
これは果たしてカイドウのシンボルなのか、それともジャックのシンボルなのか。
ジャックはカイドウの手下か、それとも別の勢力か。
カイドウ衝撃の登場の回(795話)に、
カイドウを髣髴とさせるようなシルエットの海賊旗を登場させたのが
ミスリードだったようにも思えるんだが、
しかし、あそこでシープスヘッドをカイドウの手下と誤解させる意味が
あったようには思えないんだなぁ。
2週間前にモコモ公国を襲撃したとして、
ドフラミンゴ奪還に向かっていたのと、時系列はどうなっているんだろうか。
普通に考えると公国襲撃のほうが先に起きた出来事っぽいんだが・・・。
忙しいことだ。
あと気になるのは
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ジャックの船のピークヘッドが「象」であること。このタイミングでか。
ジャック自身が、象かマンモスのミンクかもしれないな。
もしくは「モスモスの実」の能力者か・・・。
で・・・だ。
サンジたちが死んだらしいのだが、
その真偽や詳しい状況はさておき、
それがジャックの公国襲撃と関係あるのかどうかが気になる。
いや、当然関係あるだろ。
サンジたちがゾウに上陸したのは、ドレスローザ解放の翌日。
そのときゾウには、チョッパーが救いたいと思う者たちが居り、
また、侍を求めてミンク族を迫害していた
ジャックと同じシンボルを付けた一団が撤退している。
ゾウは、まさにこのときにジャックの襲撃を受けていた疑いが強い。
サンジたちはジャックの軍団に対抗して戦い、
チョッパーは傷ついたミンクたちを治療したのだろう。
だからワンダは友好的なのだと思う。
で、その戦禍で死んだ・・・と?
いや待て、早合点はいけない。
サンジたちが「死んだ」とは誰も言っていないな。
仲間の「死体がある」と言っていただけだ。
何らかの事情で「仮死状態」とか
「死んでいるようにしか見えない状態」になっているのかもしれないし、
そもそも、全員とは言っていないから
ただ眠っているブルック一人を指して言っているだけかもしれない。
(まぁ、それはパンクハザードですでに使ったネタだけどな・・・
そうでなくとも
少なくともチョッパーとモモの助だけは
ミンク族と間違われて難を逃れているということもあるかもな。
はたして、真相はいかに・・・。
さて、外部リンクの特集サイトは更新が止まってて申し訳ないが
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扉絵シリーズ第22弾がはじまった。
今回は「世界の甲板から 5億の男編」。
第19弾の「世界の甲板から」では、麦わらの一味復活の報が出たその頃
これまで一味が出会った人々が現在どうしているかが描かれていた。
第19弾がはじまった613話がジャンプに載ったのは、もうかれこれ5年近く前になるが
作中の時間では、いいとこ数ヶ月しか経過していないと思うので
同じことをしても人々にさしたる変化はないはずだ。
(一部、それでも様子を知りたい人もいるが・・・マキノの子とかな
サブタイトルは「5億の男編」。
作中で懸賞金が5億を超えているのが判明しているのはごく数人。
ルフィとロー、エース、チンジャオだけなので
5億の男たちを巡る旅ではないだろう。
※エースの懸賞金が5億5000万らしいんだが、ソースが不明です。
どこで明言されていたか、どなたか知りませんか?
追記:判明しました。ありがとうございました。
懸賞金5億を超えたルフィを意識する(しはじめた)者たちの話だろうか。
なんだか、すんごく楽しみだ。
近いうちに扉絵特集サイトもリニューアルする予定です。
しばらくお待ち下さい。
Comment
DDDさん
パンクハザードの翌日にドレスローザに行ったのは仰る通り100%間違いないと思いますが、魚人島~パンクハザード間は、もしかして数日経過している可能性もありますよ。
確かに、原作を見る限り、新世界に入ってすぐパンクハザードに入ったような描写になっているので、DDDさんの仰る通り本当に1日しか経っていないのかも知れませんが、少なくともアニメ版では、この間に映画版直前スペシャルのオリジナルストーリーが4週分放送されていました。
(見当違いな意見だったらごめんなさい)
いずれにしても、ドレスローザ編は2年半に渡る大作なのに、作中ではこれがたった1日の出来事とは…
ルフィ達はどれだけ中身の濃い1日を過ごしているのでしょう(笑)
フランキー(か尾田先生)
誰に会いたいんでしょうね…
ワンダと巨像のスタッフとか?
Hoshino Tadashiさんっていましたけど。
今までルフィら麦わら一味の手配書が新しく出た時はフーシャ村などの反応は本編でやってたけど描きたいことが多すぎてそれまでやると更に時間が掛かりすぎるから扉絵でやるんじゃないですかね。各地の2年後の様子(ボンちゃんとか)も扉絵でしたし。
ローがベポに会ったのって、
コラさんがしんで3年後なのですね
ローが16歳
ドフラとベボにも何かありそうですが、
そんなの書かれたら時間が足りないwww
「さすがはドフラミンゴ様だぜ」のセリフは、部下ではなくジャック本人のセリフではないですか?その次は部下ですけど。
敬意で「様」を使ってるのではなくて、同等レベルの人間が皮肉っぽく使ってるように見えます。
あ~・・・
そういえばパンクハザードからドレスローザに着いたのは翌日でしたね。
ホントに数日しか経っていませんねww
シャボンディに一味が集結して、その日に一味復活の記事が出回ったとして、
それから魚人島・パンクハザード(各1日)・ドレスローザ(決着から2日後に出港)を経て、新しい手配書を一味が見るまで、おそらく5日ほどしか経っていないのでは。
>エースの懸賞金のソース
ありがとうございます。まったく知らなかった情報です。
マンモスは古代種ですかねぇ
モスモスの実
ゾオンの命名ルール的には、ゾウゾウの実モデルマンモスですかね。ジャックとカイドウは本当に関係あるんだか実は無いんだか
>※エースの懸賞金が5億5000万らしいんだが
2012年に六本木でやっていた「ワンピース展」が出典ですね。集英社の公式イベントで、監修は尾田っち先生。「手配書の裏路地」コーナーで様々なキャラの手配書がずらり。
本編内で賞金額が不明なキャラの手配書は、額の部分が丁寧に破られていたり別の手配書が上に貼ってあったりで隠されていたのですが、
エースだけ5億5千万とハッキリ見えていたんですよね。
他の手配書の隠し具合やワンピ本編での重要情報の扱いの丁寧さから、これはうっかり見えたとか、スタッフが適当な額を書いたとかではないだろう、と今では準公式扱いされてるようです。