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ONEPIECE 811「ROKO」

みなさん、あけましておめでとうございます。
今年も僕のとりとめのない妄想に
よろしくお付き合いくださいますよう、お願い申し上げます。

今年は4月にジョジョ4部、秋以降にヤマトがあるはずなので、
それまでは当分ワンピ1本でのんびりやっていくことになりそうです。
さて、
ジャックが使用した毒ガス兵器は、シーザーが開発した「KORO」。
ジャックたちが全身防護服で身を守っているところからすると
吸い込まなくても皮膚から浸透する類のもので
4年前にパンクハザードで使われたガスと同型もしくは
派生型と考えていいのだろう。


島に充満しているガスは
心臓を盾に脅し、シーザーに強制的に中和させたとはいえ
体内に残った毒素の対処と負傷者の治療はまた別。

当然の強い意志の下
チョッパーの主導で薬品の調合から傷病者の運搬・治療
適切で献身的な処置が施され、モコモ公国は壊滅の危機を脱した。
しかし、回想はひとまずここまで。
サンジとシーザーがいなくなったことに対する説明は
またしても次回以降に持ち越しなのだが・・・


それには、逃げ切ったと思っていたビッグ・マム海賊団が関係していたようだ。
ペコムズ
ビッグ・マム海賊団の戦闘員(懸賞金3億3千万ベリー)
人語を話すライオンだが、どうやら動物系能力者らしく、

亀のように頭と手足を甲羅に収納することができる。
動物系だろうが何だろうが、悪魔の実を二つ食べることはできないので
ペコムズはいったい何者だろうと、当初から言われていたのだが
その正体が「モコモ公国出身者」だった。
すなわち、動物系悪魔の実を食べたミンク族ということだ。
普通に考えたら、カメカメの実を食べたライオンミンクだと思うんだが、
もしかしたら、ネコネコの実:モデルライオンを食べた亀ミンク
という可能性もあるかもしれない。(ライオンって出てない…よね…?)
とにかく、
ジャックと毒ガス騒動がようやく落ち着いたと思った今から2日前、
ペコムズの誘導によって、ビッグ・マム海賊団はゾウに辿り着いた。
その結果として、サンジとシーザーが今ここにおらず、
ブルックに言わせれば

サンジは一味に戻ってこないかもしれない・・・らしい。
・・・これは気になる・・・。
何がって、これをブルックが言っていることだ。
麦わらの一味、充電期間の2年の間に、
ブルックはライブチケットがプラチナ化するほどの大スターになっていた。
フランキーをして
「あいつはもう海賊なんかにゃあ戻らねぇかも」と言わしめるほどの
眩しく安定した地位も名誉もかなぐり捨てて、一味に戻ってきたブルック。
そこには、再開を約束して別れた仲間への思いがある。
それは麦わらの一味のことであり、ラブーンのことでもある。
ワールドツアーをできる身分でありながら
ラブーンに会いに行かなかったのは、
その約束は、
海賊として海を一周して果たさなければならない、と心に決めている証だ。
仲間になってからの期間が一番短いといっても
麦わらの一味がただのゴロつきの集まりではないこと、
そして自分もその一員であることを、十二分に自覚しているからこそ
その約束は何よりも重く、代えがたいものだった。
そういう経験を持つブルックが
「サンジは一味に戻ってこないかもしれない」と言うのだ・・・これは重い。

それを、さながらロマサガ2の吟遊詩人よろしく、
ギターを爪弾きながらしっとり語るところにもまた
サンジの余程の覚悟や事情を汲みとった、ブルックなりの深い思いがありそうだ。
少なくとも、

お菓子大好きなセクシーマダムに惹かれて行ってしまったのではないだろう。
余談だが:
ONE PIECE 80 (ジャンプコミックス)

コミックス80巻が発売された。
前巻ラストで決着したドフラミンゴ戦その後の顛末が収録され
ドレスローザ編はようやく完結した。
そんな中、SBSでは恒例の
「〜〜の子供の頃を描いてくれ」というリクエストに応え
今回はドンキホーテファミリーの幹部たちを描いてくれているのだが
そこで気になる人がひとり。
マッハバイスだ。
マッハバイスは「トントンの実」の超体重人間。
ふよふよと空中を漂うほど体重を軽くできるかと思えば
1万トンに荷重することもできる、その能力は「トントンの実」によるものだ。
じゃあ、この・・・尻尾は何・・・?
以前は、この尻尾を根拠に、実は超人系パラミシアではなく
動物系ゾォンである可能性もあるかも・・・と考えていたが、
「トントン」が「キロキロ」の完全上位互換であることが明らかになった以上
「トントンの実」は超人系で間違いない。
さらに、尻尾が幼少期からあったとなれば、
マッハバイスは純粋な人間ヒューマンではない疑いが強い。
まぁ、デリンジャーは「半魚人」だったわけだし、
ファミリーの幹部たちはいずれも不幸な生い立ちの人たちが揃っているので
出自が非常識でも何も不自然ではないが
その正体が何なのか、もう知る機会が無さそうなだけに気になってしようがない。
ミンク族ともまた違う「半獣人」みたいな種族がいるんだろうか・・・

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