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ONEPIECE 824「海賊ごっこ」

まずはルフィサイドから。
ニュース・クーによる革命軍本部壊滅の知らせ。
以前、父ドラゴンについて聞かされたときには、
ガープが説明した以上のことを、別に聞きたいとも思わなかった様子のルフィ。

自分が海賊であり続ける上で、
友達にも、ライバルにも、仇敵にもなりえないし
記憶も思い入れもまったくない「父親」という存在は、ぶっちゃけ「無縁」。
まるで興味の対象とならなかったらしい。
そんなルフィの性格をよくわかっているからこそ、
ロビンも合流後、ドラゴンについて特に報告などしなかったのだろう。
そんな父、ドラゴンのことを、
今、初めてきちんと認識し、ようやく記憶に刻んだ(たぶん ルフィだが

ほぼ、サボの心配しかしていない。

新聞によると、本部を壊滅させたのは、海軍ではなく黒ひげ海賊団で、
黒ひげはサイファーポールとの衝突の後、逃走。
海軍にたれ込んだのが誰なのかが気になるな。
ドラゴンや他の幹部たちが捕らわれたニュースは載っていないので
無事逃げ延びたのだと考えたいところだが
黒ひげ本人が来ていたとなると、総力戦になった可能性がある。
黒ひげと次に出会ったとき、得意気に火拳使いやがったら嫌だなぁ・・・
あと、なんだかんだで
ビッグマムのもとへ向かう航海わずか一日目にして、
ルフィ以下七名はすべての食料を失った。
まぁ、狩りが得意そうなペドロがいるし、
魚でも獲れれば死ぬこたァないだろ。飲み物はコーラがあるし…
あぁ・・・でも、
空腹でホールケーキアイランドへ上陸し、
大切な「ごちそう」を食べてしまい新たなトラブルの火種が・・・
という図式が、頭に浮かんだわwww
次にカイドウサイドは・・・
カイドウより先にジャックの話。
象主の鼻のひと薙ぎで海の藻屑、
あわや壊滅したかに思われたジャックの船団だったが、
少なくともジャックだけは生き延びた。

能力者なので海の中で動くことができないでいるが、
助けが欲しいとか、途方に暮れているというような様子は微塵も感じられない。
ただ怒りと怨みを静かに募らせている様は、さすがに執念深いというよりない。
ジャックは、やはり魚人だったようだ。

819話では水かきが描かれていないが、暫定的に魚人と決めつけることにする。
(ちなみに足は、ちゃんとあるようなので人魚でもない
ただでさえ重症を負っていたことに加え、
悪魔の実のせいで、海中では力が抜けるため動くことができない。
しかし魚人なので溺れることはない。
部下に魚人がいれば、そいつは助かっている可能性があるが、
ジャックの配下は半数以上が能力者のようなので、望みは薄いか。
まぁ、「SMILE」による能力者が
天然の「悪魔の実」と同様に海に嫌われるかどうかは明らかになっていないが
ベガパンク製「人造悪魔の実」の能力者であるモモの助は溺れていたな。
「SMILE」と、ベガパンク製「人造悪魔の実」は、
まったく似て非なるもののようなので、安易に比較はできないのだが・・・。
ジャックについては、天然の悪魔の実の能力者だろう。
根拠はないが、人造で「古代種」ってのは作れない気がする。
・・・で、そうそう。
十中八九そうだろうとほぼ確信していたが、

カイドウ傘下の海賊団の異形の能力者たち「ギフターズ」が
「SMILE」による能力者であることが、ようやく明らかになった。
そして821話でも少し話題になったキッドの話。
「四皇の誰か」を倒す目的で結成された
キッド・アプー・ホーキンスの同盟だったはずが、

いきなり、逃れられない「選択と決断」を迫られた結果・・・

アプーはカイドウの配下に入り、

キッドはカイドウの元でボロ雑巾のようになって投獄されている。
ホーキンスの行方は不明だ。
いったい彼らの同盟に何があったのか・・・。
元よりまとまりのないチームだったが
いざカイドウを前にして意見が食い違って同盟を解消したのか
アプーがおのれの保身だけを考えて裏切ったのか。
とにかく、キッドだけが馬鹿正直に
カイドウを倒そうと試みたことだけは想像がつく。
何しろ、新世界に入ってすぐビッグ・マム傘下の海賊にケンカを売った男だ。
二年前はなかった顔や身体の傷や、左腕も失したから義手に変えたのだろうし
相棒キラーの火傷も、すべてキッドの向こう見ずな性格が原因に違いない。
そういう中途半端な「強さ自慢」は
カイドウに言わせれば、すべて「海賊ごっこ」に過ぎないのだそうだ。
そう考えると、
出会う前から自分の配下の海賊を倒していたドレークと協調できるのは謎だし
存在自体がふざけたアプーなんぞ、小癪な糞ガキの代表だろう。
いったいアプーのどこを気に入り、ドレークの何を信用したのか。
そもそも、カイドウは今、何を求めて、何をしてるんだ?
酔っ払ってくだ巻いて、泣いて、怒って、暴れて・・・。
将軍と共謀してワノ国を制圧しているそうだが、
そこにカイドウの意志とか、前向きな目的などが感じられない。
やりきれない感情の爆発ばかりを切れ切れに見ているので
カイドウ本来のキャラクターがまるで分からないな。
最後にサンジサイド。
今回のサンジの結婚話は、
あくまで「四皇:ビッグ・マム」のシャーロット家と
「戦争屋:ジェルマ66」のヴィンスモーク家が血縁を結ぶための政略結婚だが
ビッグ・マムは、サンジ個人のことも高く評価しているという。

その理由は、サンジが「海上レストラン バラティエのコックだった」から。
赫足のゼフとは、よほど高名なシェフだったということなのだろう。

ゼフのクック海賊団は、
常識が通用しない魔の海「偉大なる航路」を1年間航海し、
無傷で帰還する偉業を成し遂げながら、
世界一安全なはずの”東の海”で、嵐にあってあっさり沈没した。
オールブルーの可能性を感じる場所を見たと言っているので
おそらく、クック海賊団は、新世界まで到達したはずなのだが・・・。
にわかに信じがたいことだ。
このとき、ゼフはサンジを助けようと船を離れた。
残ったクルーは嵐を乗り越えるスキルを持っていなかったのだ。
この意味するところは、クック海賊団は
赫足のゼフの類まれなる知能、身体能力、運、そして統率力によってこそ
「偉大なる航路」から無事、無傷で生還できたが、
ゼフ以外はカス揃いだったということの証明に他ならない。
カスを大勢引き連れて、偉大なる航路を無傷で航海するのだから
それは確かに常人離れした偉業と言えるだろう。
あのビッグ・マムが、
先人の偉大な伝説として、ゼフに大いなる敬意を払っているのだから。
※単に、食い意地が張っているだけ…とも言う…
しかし、どんなに優遇されようと、
結婚する気も、仲間になる気もないと、
断固拒否するサンジに届いた一枚の写真。

結婚相手のシャーロット・プリン嬢。
一部ではローラがプリンなんじゃね?とか言われていたが
これって、あの「三つ目ちゃん」だよな。

額は隠れてるけど、目といい、髪型といい、オパーイといい・・・
まぁ、第35女だそうなので、よく似た姉妹がいてもおかしくはないが。
美女だ!・・・どうするんだよ、サンジ・・・・!

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