「麦わらのルフィ」はいずれ世界を変える男!
この海の王になるのは「四皇」の誰でもなく、ルフィ!
わしゃあ、あの男の力になりたい!!!
まだまだ秘めたその実力、将来性、カリスマ性・・・
僕が思った以上に、ジンベエはルフィに惚れ込んでいるようだ。
これまで魚人族と魚人島、そして魚人海賊団のために
その知恵と腕力そして人徳、人生のすべてを費やしてきた任侠の男が
はじめて自分個人の感情にその身を任せたいと申し出た。
仲間の魚人たちに反対する理由はない。
唯一そして最大の問題は、ビッグ・マムがそれを素直に認めるかどうかだ。
ちなみに、
ビッグ・マムの傘下に下ったタイヨウの海賊団もやはり血縁を結んでおり
副団長であるアラディンが
マムの第29女であるプラリネ姐さんと結婚していた。
姐さん曰く
傘下を辞めたいと言った奴は全員死んだらしい。
ここで、ちょっと話は本筋から大きく逸れるが・・・(いつもとか言うなw
ビッグ・マムの第29女:シャーロット・プラリネは、シュモクザメの半人魚。
「半人魚」というのは、はじめて聞く分類だ。
ドンキ・ファミリーのデリンジャーが「半魚人」と判明した768話で
少し考察したことがあるので、そちらも参照してもらいたいのだが、
「半魚人」は「魚人」と「人間」のハーフ、
「半人魚」は「人魚」と「人間」のハーフと考えてよさそうだ。
強いて言うなら
ココロばぁさんの孫チムニーは、「半・半人魚」
フォクシー海賊団のビッグパンは、「半魚巨人」といったところか。
まぁ、そんなことより気になるのは
人魚と人間がどうやって子供を作ったかということだ。
魚人と人間ならば話は早い。魚人の下半身は人間と同じだからな。
しかし、人魚の夫と人間の妻の場合はどうなるんだ・・・?
そこ!獣姦とか言わない・・・
参考記事:ONE PIECE 魚人と人魚に関する考察 [序章]
人魚と魚人が子供を産んだ場合、ハーフは生まれず
遺伝子にある先祖の記憶に従い、人魚か魚人のいずれかの姿で生まれる。
ということは、
魚人は胎内で育ち、人魚は卵で産み落とされる…なんてことはなさそうだ。
魚人も人魚も同じ種族。生殖機能は同じ仕組みと考えるのが妥当である。
で、あるならば
魚人も人魚も種によってある程度の違いはあれど
卵生ということはありえない。
だってビッグ・マムが人間だとしたら、卵産まないだろ・・・?
そこでサメの登場ですよ。
一部のサメは卵胎生らしく、卵を子宮内で孵化させるそうだ。
オスの生殖器も当然それに適した形状をしている。
それならば人間の子宮内の卵(らん)を受精させることも可能かな・・・と。
まぁ、人魚は親の魚種の通りの子供が産まれるとは限らないのだが
サメなら可能・・・という、わずかばかりのエクスキューズにはなるかな。
と、ここまで書いて今さらだが
プラリネが「半人魚」だからといって、父親が人魚とは限らなかったわ。
いや、スマン。
「半人魚」なのだから、相手は人魚と決めつけてしまったが
仮に父親が魚人でも、その遺伝子の記憶にある魚種の人魚か魚人、
どちらも産まれる可能性はあるのかもな。
だとしたら、なんだ・・・つまらん。
まぁ、ビッグ・マムが様々な種族と子供を作っていることは分かったが。
閑話休題
出て行くジンベエに対し、
海賊なんだから好きに生きればいいと、理解を示すようなことを言いながら
親子の盃を返される恥辱と、
ジンベエという一大戦力を失う実質的な損失を補うだけの
「落とし前」をつけろと言うビッグ・マム。
そこで登場したのが「ルーレット」。
ルーレットというよりは、ダーツの的にしか見えないんだが
とにかく「出た目の分だけ、何かを失って去れ」ということらしい。
プラリネ姐さんが言う「全員死んだ」ってのは
その痛みや苦しみに耐えられず途中で死んだか、
びびって「辞めたい」という言葉を取り消したか、ということだと思う。
何を失おうとも、もはやジンベエの覚悟が揺らぐことはないと思うが
さすがに頭もげたら死ぬよな・・・
王冠かぶった顔の目に止まったら、いったい何されるんだろう・・・お〜怖
いや、自分のならともかく
仲間100人分の首とか言われたらさすがに躊躇するわな・・・
前回、発作を起こしたママに40年分の寿命を奪われて
絶命した第16男モスカートは
弟であるモンドールたちの指示でいずこかへ運ばれる。
そしてモンドールが、
FFの黒魔術師か、まっくろくろすけみたいな「何か」に命令を下した。
いいなお前ら、「1秒」残らずだ!
「1秒」とは、おそらく寿命のことだろう。
モスカートから寿命を奪ったあと、
ママがその寿命をどうこうしている描写はなく、ただ暴れていた。
自分に取り込むでもなく、誰かに与えるでもなかった。
暴れるに任せて四散したに違いない。それを回収せよと命じているのだ。
さて、回収して戻せば蘇生するのかどうなのか。
また、この「まっくろくろすけ」は、
国中にいる他のファンシーな「生きている無生物」とは明らかに違う。
「生きている無生物」はマムによって寿命を分け与えられたと
今のところ僕は考えているが、
「まっくろくろすけ」からは「生きている無生物」たちのような自我を感じない。
これも、同じくママの能力の産物なのだとしたら、
ママの能力は、ますます謎が深まるばかりだ。
さすが四皇というべきなのだろうか・・・。