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我思う故に・・・新館

ONEPIECE 830「賭けられる男」

 




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「麦わらのルフィ」はいずれ世界を変える男!
この海の王になるのは「四皇」の誰でもなく、ルフィ!
わしゃあ、あの男の力になりたい!!!

まだまだ秘めたその実力、将来性、カリスマ性・・・
僕が思った以上に、ジンベエはルフィに惚れ込んでいるようだ。
これまで魚人族と魚人島、そして魚人海賊団のために
その知恵と腕力そして人徳、人生のすべてを費やしてきた任侠の男が
はじめて自分個人の感情にその身を任せたいと申し出た。
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仲間の魚人たちに反対する理由はない。
唯一そして最大の問題は、ビッグ・マムがそれを素直に認めるかどうかだ。
ちなみに、
ビッグ・マムの傘下に下ったタイヨウの海賊団もやはり血縁を結んでおり
副団長であるアラディンが
マムの第29女であるプラリネ姐さんと結婚していた。
姐さん曰く
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傘下を辞めたいと言った奴は全員死んだらしい。
ここで、ちょっと話は本筋から大きく逸れるが・・・(いつもとか言うなw
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ビッグ・マムの第29女:シャーロット・プラリネは、シュモクザメの半人魚。
「半人魚」というのは、はじめて聞く分類だ。
ドンキ・ファミリーのデリンジャーが「半魚人」と判明した768話で
少し考察したことがあるので、そちらも参照してもらいたいのだが、
「半魚人」は「魚人」と「人間」のハーフ、
「半人魚」は「人魚」と「人間」のハーフと考えてよさそうだ。
強いて言うなら
ココロばぁさんの孫チムニーは、「半・半人魚」
フォクシー海賊団のビッグパンは、「半魚巨人」といったところか。
まぁ、そんなことより気になるのは
人魚と人間がどうやって子供を作ったかということだ。
魚人と人間ならば話は早い。魚人の下半身は人間と同じだからな。
しかし、人魚の夫と人間の妻の場合はどうなるんだ・・・?
そこ!獣姦とか言わない・・・
参考記事:ONE PIECE 魚人と人魚に関する考察 [序章]
人魚と魚人が子供を産んだ場合、ハーフは生まれず
遺伝子にある先祖の記憶に従い、人魚か魚人のいずれかの姿で生まれる。
ということは、
魚人は胎内で育ち、人魚は卵で産み落とされる…なんてことはなさそうだ。
魚人も人魚も同じ種族。生殖機能は同じ仕組みと考えるのが妥当である。
で、あるならば
魚人も人魚も種によってある程度の違いはあれど
卵生ということはありえない。
だってビッグ・マムが人間だとしたら、卵産まないだろ・・・?
そこでサメの登場ですよ。
一部のサメは卵胎生らしく、卵を子宮内で孵化させるそうだ。
オスの生殖器も当然それに適した形状をしている。
それならば人間の子宮内の卵(らん)を受精させることも可能かな・・・と。
まぁ、人魚は親の魚種の通りの子供が産まれるとは限らないのだが
サメなら可能・・・という、わずかばかりのエクスキューズにはなるかな。
と、ここまで書いて今さらだが
プラリネが「半人魚」だからといって、父親が人魚とは限らなかったわ。
いや、スマン。
「半人魚」なのだから、相手は人魚と決めつけてしまったが
仮に父親が魚人でも、その遺伝子の記憶にある魚種の人魚か魚人、
どちらも産まれる可能性はあるのかもな。
だとしたら、なんだ・・・つまらん。
まぁ、ビッグ・マムが様々な種族と子供を作っていることは分かったが。
閑話休題
出て行くジンベエに対し、
海賊なんだから好きに生きればいいと、理解を示すようなことを言いながら
親子の盃を返される恥辱と、
ジンベエという一大戦力を失う実質的な損失を補うだけの
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「落とし前」をつけろと言うビッグ・マム。
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そこで登場したのが「ルーレット」。
ルーレットというよりは、ダーツの的にしか見えないんだが
とにかく「出た目の分だけ、何かを失って去れ」ということらしい。
プラリネ姐さんが言う「全員死んだ」ってのは
その痛みや苦しみに耐えられず途中で死んだか、
びびって「辞めたい」という言葉を取り消したか、ということだと思う。
何を失おうとも、もはやジンベエの覚悟が揺らぐことはないと思うが
さすがに頭もげたら死ぬよな・・・
王冠かぶった顔の目に止まったら、いったい何されるんだろう・・・お〜怖
いや、自分のならともかく
仲間100人分の首とか言われたらさすがに躊躇するわな・・・

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前回、発作を起こしたママに40年分の寿命を奪われて
絶命した第16男モスカートは
弟であるモンドールたちの指示でいずこかへ運ばれる。
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そしてモンドールが、
FFの黒魔術師か、まっくろくろすけみたいな「何か」に命令を下した。
いいなお前ら、「1秒」残らずだ!
「1秒」とは、おそらく寿命のことだろう。
モスカートから寿命を奪ったあと、
ママがその寿命をどうこうしている描写はなく、ただ暴れていた。
自分に取り込むでもなく、誰かに与えるでもなかった。
暴れるに任せて四散したに違いない。それを回収せよと命じているのだ。
さて、回収して戻せば蘇生するのかどうなのか。
また、この「まっくろくろすけ」は、
国中にいる他のファンシーな「生きている無生物」とは明らかに違う。
「生きている無生物」はマムによって寿命を分け与えられたと
今のところ僕は考えているが、
「まっくろくろすけ」からは「生きている無生物」たちのような自我を感じない。
これも、同じくママの能力の産物なのだとしたら、
ママの能力は、ますます謎が深まるばかりだ。
さすが四皇というべきなのだろうか・・・。

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Comment

  1. より:

    なるほど…
    そこも「賭け」なんですね…!深い!
    ありがとうございます!

  2. BIE(管理人) より:

    今回のサブタイの通り、ルフィの目的のために力になりたいと思わせる魅力(というか求心力)があるということではないでしょうか。
    ええ、それこそ骨身を惜しまず・・・
    そのでっかい船の航海成功に、せめてイッチョカミして寄与したいと思わせるのでしょうね

  3. より:

    こんにちは。
    今回わたしはブルックの「私もそうですし…」っていう発言が気になったんですけど、ブルックの何が「そう」だと思いますか?

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