Cogito, Ergo Sum

我思う故に・・・新館

ONEPIECE 881「波の部屋」

 




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巨大な高波に襲われ、サニー号は絶体絶命・・・かと思われた。


しかし、ただ1人冷静さを失わなかったジンベエがサニー号の舵と帆を一人でコントロールし、


高波のチューブの中をくぐるという離れ業をやってのけた。

ちなみに「タッキング」とは船首を風上へ向けること、「グリーンルーム」とはチューブで出来た筒の中の空間を指すサーフィン用語だ。

ええ船とええ航海士もおる。操舵が良けりゃこの船は無敵じゃのぅ

これまでは荒天や異常気象の中でも、ナミの指示でただ力任せに舵を取るしかなかったサニー号。そう、麦わらの一味には船の挙動を自由自在に操る「操舵手」が居ないのだ。


こんな操舵手見た事ない!!
僕としては、ここではまだ「こんな操船見た事ない」とかいっておいて欲しかった。「ジンベエ=操舵手」の図式ができちゃったじゃんよ。麦わらの一味「操舵手」ジンベエ(9人目)・・・もうほぼ確定だなぁ。

チューブの中を、200〜300mは横へスライドしたのだろうか、見事高波を回避したサニー号を、ペロスペローは撃沈させたと誤認した。


こっちは全部片付いたぞ!!

いやいや・・・ママは正気を失っているから気付かないのは仕方ないとして、生きてる高波が自分の腹を横断したサニー号を見失うのはおかしくないか? まぁ高波の「どの部分」までが生きているかは判別しにくいから、「ただの海」のところまで逃げ切ったということなんだろうか。

ま、倒したと誤認したんならそれは別にいい、間抜けだけど・・・。


でも撃沈する直前に自分でも言ってたように、サニー号を沈めるということはケーキを失うということ。ケーキを食べないとママは正気に戻らない。

プリンが(家族のためにww)作ってくれているケーキを食べさせるために、ショコラタウンへ誘導するつもりなのだろうが、さっき命がけでルフィに罪をなすりつけた「ケーキの行方」を、「本当はカカオ島に用意してる」と言ったところで、ママが素直に信じてくれる保証はない。ママがそっちへ向かってくれたとて、きっちり食べて正気に戻るまで「全部片付いた」なんて、気が早いにも程があるぞ、ペロス兄。

とりあえずの危機を脱したサニー号は、前回のルフィの指示の通り船内の鏡をすべて破壊。


ブリュレたちは、サニー号が沈んだため鏡は全て水圧で割れたものと勘違いをした。これでサニー号に追手は掛からない。あとはカタクリ&その他を倒すだけだ。

ルフィがカタクリとの戦いに集中できるように、ルフィの帰路を閉ざしたナミ。ルフィ一人を鏡の「向こう」に置き去りに…。これはいずれも、互いの信頼なくしてはできない決断だ。

そして、「こちら」で苦戦していることをナミたちに悟らせないために、ルフィはカタクリの攻撃に声を殺して耐え、通信を終了した。


ジンベエだけは気づいたようだが、これでナミたちは何の憂いもなく自分たちの任務に没頭できるだろう。


迷いと後顧の憂いを解消したルフィは、ここから挽回できるのか。
次回、休載!!!

さて、扉絵特集は


サイ編最終回「首領サイ♡ベビー5の結婚」

正式に首領となったサイとベビー5ちゃんはめでたく結婚した。
許嫁ウホリシアとの縁談を破談にしてしまったため、八宝水軍は二宝水軍と合併して十宝水軍となることはない。
もともと、後継ぎとしてのサイの素養に物足りなさを感じていたチンジャオが、軍を強化し国内での地位を盤石とするための政略結婚だったと思われるので、サイが首領としての自覚に目覚め、奥義を極めた今となっては、八宝水軍の将来が揺らぐ不安はもはや無くなったのだろう。

なにはともあれ、ベビー5ちゃんよかったね。もう本名名乗ってもいいんじゃね?

次回からは、破壊砲イデオとブルーギリー(とブッチャー&ジェットシン)
どんなドラマが待っていることやら。

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Comment

  1. ジンガ より:

    ちょっと何言ってるのかよく分からないですね
    操船見た事ない!だったら操舵手にならないのですか?そんな事ないでしょう
    操舵手見た事ない!だろうが操船見た事ない!だろうがもう仲間入りは確定してますよ
    セリフの些細な違いに大きな差はありませんよ
    ジンベエ加入に反対なのは個人の意見だからそこに言及はしませんけど
    セリフの些細な違いで展開が変わるような事はありえないとお分かりでしょうに
    そこに執着する事がそんなに重要なのか、そこの方が私には疑問です

  2. 匿名 より:

    海皇紀読者としてはタッキングという用語で冒頭から思わずニヤリな回でした。あっちも規模は違えど似たような芸当やらかしてますからね(40~50m級の高波の横っ腹に滑り乗る)
    あの漫画は操船の重要性を作中通してこれでもかと描写していましたが、いかんせん解説と驚き役がないと素人には凄さがパッと伝わりにくい事柄だったので、OPじゃどう魅せるのかと思っていたら文字通りの力技で来ましたね。現実だと並の海でも最低10人がかりは必要なそれを、嵐の只中単身で敢行して危機を突破という、一目で凄さと無茶苦茶さが分かる見開き。そしてサニー号(フランキー)を誉め、ナミを誉め、ここに自分が加わればこの海賊団は無敵だという自負をさりげなく述べて、しかも説得力に溢れている
    仲間の件で管理人氏はご不満のようですが、正直あのパートだけでも相当満足しました。堪らぬ回であった

  3. 匿名 より:

    サイの扉絵連載は、なんというか本当に予定調和でしたね
    正直、4話目の『第26良人にしてあげようと思ったのに』が丸々抜けてもあまり問題がないというか、「こいつはこんな恵まれ環境で上から目線のタカビー女なんで、サイは罪悪感抱く必要もないんですぜ」と取って付けた釈明感が強い
    個人的にはサイの杞憂を余所に嫁御二人が意気投合してW挙式になるんじゃと予想しとりましたが(ナミ&ローラ的な)……多夫設定ならそれこそ多妻にも寛容になって良さそうなもんだがと

    なんにせよ結婚自体は確かにめでたい
    コードネーム通り子供の予定は5人ですかね(ゲス顔)
    再登場時にまとめて5つ児を伴ってたりしたら微笑ましいですなァ

    • BIE より:

      華の国のブルジョワにとっては、ウホリシアの貞操観念も異常ではないのかも。
      ウホリシアは、おそらく生まれてこの方、禄に国外に出たことがなく、サイは世界中を航海しているので比較的感覚がグローバルなのかもしれない…と脳内補完しました。
      五つ子ちゃんはマジでありそう。

  4. 匿名 より:

    >僕としては、ここではまだ「こんな操船見た事ない」とかいっておいて欲しかった。
    ルフィ以下一味全員がジンベエの加入に大賛成だし、
    なによりジンベエ自身が一味はいるために杯返上してるんだから「こんな総舵手見たことない」になるのは自然でしょ。
    むしろ「こんな操船見た事ない」だと仲間にするつもりはない心の表れになりますよ。

    • BIE より:

      ごもっとも。「作中そう発言するべき」ではなく「僕が」そう言ってほしくないだけです。
      理由は、「僕が」ジンベエの加入に賛成ではないからです。

  5. 流星群 より:

    援軍は望めないので、もうカタクリに勝つしかないですね。どっちが上位互換の能力かハッキリさせましょう。

    管理人さんはアニメご覧になってないそうですが、こないだの「ルフィvsサンジ」の煽りCMは胸熱でした(勝負は微妙だけど)。正直、その煽りCMはこっちの方が映えそうです。

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