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ONEPIECE 882「四皇の想定外」

シャーロット・カタクリ
ビッグ・マムの次男にして、シャーロット家最強の男。

この世に生まれた直後に七歩歩みを進め、右手で天・左手で地を指差し「天が上・天が下、我こそもっとも尊い者なり」と宣うた・・・なんてことはなかったが、生まれた瞬間からこの方、地に背をつけたことがない無敗の「超人」なのだという。

うん、まぁ…、勝負において地に背をつけたことがないというのは、カタクリの比類なき強さを表しており、確かに「伝説」と謳うに相応しい。しかし生まれたての赤子が横たわるのは当然のことであり、恥じることではないし、それをしないことが誇らしいことでもない。それは「超人」というよりもむしろ「変態」だ。

「地に背をつけたことがない」伝説を、生まれた瞬間のことから語られることは、たとえそれが事実とはいえ、カタクリにとって逆に恥ずかしいことではないのか。少なくとも僕なら恥ずかしい。

だが、その伝説を喜々として語る妹に対し「よせ、ブリュレ」と制したカタクリの言葉は、「みっともないからその言い方はよせ」という意味合いでは決してなく、ただ静かに「余計なことを言わなくていい」というニュアンスだ。どこまでも無表情で無感動。クールに徹するカタクリはとても手強い。


ま、尻もちはついたんだけどな。


さらに、カタクリの「モチモチの実」の能力はすでに覚醒済みで、周囲のあらゆる物をモチ化する。


思考を先読みされたルフィの「ギア4th」は、果たしてどこまで通用するのか。
※思考ではなく「行動」を先読みされた…ですね。ご指摘ありがとう。


ブリュレの報告で、サニー号がいまだ沈んでおらず「カカオ島」に現れることが、ママと一緒にいるペロス兄に知らされた。
もとより”家族のために”スペアのケーキをプリンが作っている「カカオ島」へママを向かわせるつもりのペロス兄、シフォンを迎えに「カカオ島」を目指すベッジたちファイアタンク海賊団、そして…


追手を返り討ちにして情報を得た「ジェルマ66」が動き出す。

ふたたび全勢力が「カカオ島」に集結する予感。3時間後にはサンジは「カカオ島」を出航し、沖合いでサニー号と合流する手はずだが、最終決戦の火蓋はどこで切られることになるのか。

ところで、

ナワバリ・ウミウシは、ビッグ・マム海賊団のナワバリ全域に広く分布し、領海に近づく船に警告念波を受信させる働きをしていた。これはナワバリ・ウミウシが念波を発するという天然の習性を利用したものであり、一方的に相手の船に警告することはできても、敵船の位置を知り得る情報にはならないと僕は考えていたが、どうやらそうではないらしく、なかなか精密なレーダーの働きをしているようだ。


現在、その大量のナワバリ・ウミウシたちがまったく機能していない。

これは、誰かが人為的にナワバリ・ウミウシの念波を無効化している可能性が高い。「ジャミング」などという高度なことができずとも、なにせナワバリ・ウミウシは生物であるから、気絶させるとか、一斉に捕獲して遠方に連れ去るなどすれば、レーダーを無効化することができるだろう。

ま、そんなことができるとすれば・・・今度こそ魚人海賊団だよなぁ。

 

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