ONEPIECE 1062「科学の国の冒険」
前回登場した、全身ピチピチスーツのかわいい女性は、ベガパンクと名乗ったがやはりベガパンク本人ではなかった。…いや、「本体」ではないという方が正しそうだ。
余談だが、このコ…今後の人気にもよると思うけど、フィギュアやコスプレ界隈で盛り上がりそうだと思わないか?造形的に。
オダッチ、カラーリングは是非とも「白」でオネシャス!
│
ロビンの情報によると、ベガパンク本人はやはり男性で、年齢的にも眼前の女性は合致しないとのことだ。
まぁ先端科学のさらに先を行くベガパンクなら「アンチエイジング」の域を越えたクローニングや、テロメアを長くする技術なんかを持ってても何ら不思議はないが、その疑念に対して
「当たり前じゃ!」と返すということは、若返ったり肉体性別を変えるまでの技術は、ベガパンクの頭脳をもってしてもいまだ確立できていないか、さもなくば、そういった自然の摂理に逆らう技はベガパンク的に禁忌であるか…。
今回、神仏に由来するネーミングがいくつか出てきたが、ベガパンクが神の御業を崇拝するような人物だったらちょっと面白い。超科学者なのにな。
あー… 単にこの個体の性格として「あんな爺ィと一緒にすんな!」ってだけの可能性もあるか…。
※なぜだかGOOGLEから「アダルトコンテンツ」の警告を受けたので、画像にモザイクをかけています(笑)
│
くだんの女性は「PUNK-02」「ベガパンク“悪”リリス」と名乗った。
同じ頃、ルフィたちが出会ったのが
「PUNK-05」「ベガパンク“暴”アトラス」
ボディには「06」と書いてあるが、PUNK-05が正しいそうだ。公式から訂正があってコミックスで直すってよ。
「暴」の名乗りを聞いたルフィとチョッパーは驚いたが、昔この島に来たことがあるボニーが知ってるベガパンクとは随分違うらしい。
・・・というのも無理からぬはなし。
ベガパンクには「本体」の他に、6人の「サテライト」が存在し、その全員が「Dr.ベガパンク」なのだという。
持ち前の超天才の頭脳をより有意義に使いたくても、手は二本しか(たぶん)ないし時間も有限だ。ベガパンクがもうひとり、いや数名いたらこの先500年分の科学の進歩が瞬く間に手に入るはず… という発想からではないだろうか、ベガパンクは自分と同等の頭脳を複数用意した。
しかしまるっきり同じ頭脳が複数あったとて、それらがまったく同時に同じひらめきをしても意味がないし、せっかくのマルチな才能を活かせない。やりたいことや邪魔くさいこともみな同じになってしまうからだ。
そこで各個体に個性を設けた。
性格や趣味趣向が異なれば発想にもブレが生まれ、様々な意見が出てくるだろう。
同じ人間が複数集まっても議論は白熱しない、すなわち科学も多角的な発展をしないのだ。
どんな手法を用いたかは現状で知るすべはないし、仮に聞いたところで理解できないだろう。とにかくベガパンクは自分を「6人」に分けた。
「分散」しようと思いついた、ってのがミソかもな。ピッコロと神様のように、元のベガパンクの性格を6つの感情で引き裂いたのかもしれないし、自らのコピー体の精神的パラメータを6つの感情に振り当てたのかもしれない。
ただ、自分を「6人」に分散したということは、元の「本体」は現在機能していない可能性を感じるな。「6人」全員が紛うことなきベガパンクであり、しかしそれぞれ不完全なのだろう。
│
「悪」に捕まったサニー号では、ベガパンクの名に歓喜する者、美女に舞い上がる者、「海獣兵器」に恐れおののく者のなか、ロビンは状況を冷静に分析し、ゾロは不利な状況を打開する策に神経を研ぎ澄ましていた。
「四皇」の船だからと、お宝目当てに安易に敵対した「悪」を諌めるPUNK-01 ベガパンク“正”シャカ。どうやら「正」がサテライト各位の筆頭っぽい。そこへ招かれたゾロたち・・・え?カリブーも・・・?
│
その頃、そのベガパンクのサテライトの話をしながらエッグヘッドへ向かうCP0。
彼らの今回の任務は、くまの姿をしたセラフィムを連れて「ベガパンクを全員消す」ことらしい。
彼らは誰から任務を受けたのか、世界一役に立つ男をなぜ殺すのか、セラフィムとはいったい何なのか。今はすべてが謎だ。
│
ベガパンクは政府に魂までは売っていないんじゃないか?
ってなことを書いたことがあったんだよな。
血統因子の応用で「人類巨大化」をできるのに出来ないふりをしているとか、完成している「人造悪魔の実」を政府に使わせていないとか、
今麦わらの一味に興味を示しているのも、政府に思うところがあるのだとしたら… 殺す理由は十分なのかもしれないな。
│
あぁ・・・ところで
扉絵シリーズが急展開。
カカオ島ショコラタウンに登場したふたりの人影は、たしかにジェルマではなかったようだが、ペドロでもなかったみたいだ・・・。
こんなことできるのって、思い当たるのは1人しかいないんだが・・・えぇ・・・?
リンドバーグじゃないよね・・・
Comment
「仮面の殺し屋」と紹介されているのに誰も顔を隠していないCP-0が、非常になんか、残念だ。ウォーターセブンの時は雰囲気あったのにね。
「マスクをつけたCP0はさらに別格」だそうですが、そりゃ「面」より頭全体を覆ったほうが安定もするし視野も定まるでしょうよ。
全員「マスク」にすればいいのに。
カクとステューシーの仮面は初登場でしょうか。
扉絵のやつ、完全に元海軍大将の人の仕業ですよね。
もうひとりは黒ひげ海賊団の誰かなんだろうけど、狙いは何なんだろう。シンプルに歴史の本文ですかね。
やっぱり“あの人”しかいませんかねぇ・・・
ヤマカムさんはベガパンクはお茶の水博士っぽい人物と考察されてるみたいですが、私はのりまき博士やDr.マシリト似もあるかなと思っています。
則巻千兵衛は僕のイメージにも近いかも。
ダンガイオー(無印)のターサン博士も愛すべきマッドサイエンティストですね。
ベガパンク、くまときたら戦桃丸もひさしぶりに再登場するかもしれませんね。今の麦わらの一味の力量でどこまで戦えるのか見てみたいです。
戦桃丸って後半開始時点でベガパンクのボディガードじゃなくなってましたよね。
海兵のコート着てたし
今何やってんだろ・・・