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ONEPIECE 1170「裏腹」

 




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エルバフの国宝:禁断の「悪魔の実」を食べるために宝物庫(?)へ辿り着いたものの、宝箱と一緒に置かれていたハンマーに突然襲われたロキ。


そのハンマーこそ“鉄雷ラグニル。どうやら悪魔の実を守護しているらしい。

その攻撃は重く、激しく、しかも単体で動くので攻撃の軌道や法則性が読みづらいこともあるのだろう。これまで何百年もの間、誰ひとりとして国宝の悪魔の実を食べることは叶わなかった。



闇ハラルドは“神”の力を得た今の自分ならばそれが叶うと宣ったが、闇に落ちる寸前のハラルドはロキに「お前にしかできない」と重責を託した。


この「お前にしかできない」という言葉には、父王を弑しその名誉を地に落とすという非情の行いについても含まれているのだろう。それは確かにハラルドを倒せるほどの力も、実父を殺せるほどの心の強さも、ハイルディンは持ち合わせていないだろうからな。

さて“ラグニル”である。
振るう者がいるならば弱点も見えてくるだろうし対話もできるところ、如何せん“ラグニル”は単体で襲ってくるため埒が明かない。


いよいよ業を煮やしたロキが覇王色の覇気を込めて殴りつけると、ロキのハンマーは砕け散ったが、その衝撃に目を回した“ラグニル”が正体を現した。


リスのような生き物。やはり“ラグニル”は動物系悪魔の実を食べたハンマーだったらしく、ネットでは北欧神話に登場する珍獣「ラタトスク」じゃないか? などと云われているみたいだが、それはひとまずどうでもいい。

ぶん殴られて逆上するかと思いきや、一転


ロキを宝箱へと促し、くだんの「禁断の悪魔の実」を食べさせたのだった。“ラグニル”に認められたと見える。



すると、恐ろしい咆哮を上げ巨大な生物の姿に変化するロキ。どうやら「禁断の悪魔の実」も動物系悪魔の実、それもおそらく幻獣種だったと思われ、


その力は、膂力を底上げされている今のハラルドをひと薙ぎでぶっ飛ばし、踏みつけ、ほぼ一方的に蹂躙する強さを見せつけた。
何の幻獣の悪魔の実なのかは、僕は北欧神話にあまり詳しくないのでまるでピンとこない。これももう少し詳しく描かれるまで待つとしよう。

さて・・・
ロキが“ラグニル”と格闘していた頃、それを追わすまいと足留めしていたのがギャバンとシャンクスである。


ギャバンは、「神の騎士団」の不死身の肉体の弱点を知っていた。


それは「覇王色の覇気」。


攻撃に「覇王色」を纏わせれば、その傷口は相応の痛みを伴い、回復(再生)は著しく遅れ、さらに連続で攻撃することで戦闘不能にまで追い込めるのだという。

1152話:現代において、ギャバンがルフィに与えた助言は相当に言葉足らずであったが、瀕死の状態でよくそれだけ要点のみを抑えて伝えることができたものと感心できなくもない。


ルフィには、ゴチャゴチャとゴタクを並べるよりも「とにかく覇王色を込めろ」と云った方が、話の通りが早いからな。


その続きで、ロキが「おれは経験者だ」と云っていた理由はこのあと分かる。

伝説の悪魔の実を食べ、ハラルドを圧倒する実力を見せたロキ。
最後に本来の巨人の姿に戻り“ラグニル”を振りかぶったその刹那、ハラルドがにわかに理性的な言葉を取り戻したことに、ロキは激しく動揺する。


精神がイム様に汚染される。思考そのものがイム様の影響を受け傲岸不遜の極致となる。
今、ハラルド本来の意識をかろうじて繋ぎ止めていられるのは、おそらく先のロキの攻撃で左腕を失ったため、イム様との繋がりが一時的に遮断されたからなのだろう。

しかし先のロキの変化態による攻撃には「覇王色の覇気」が込められていなかったため、みるみる再生するハラルドの肉体。左腕が完全に再生する頃には精神汚染が再開される。


もはや時間がないハラルドは、必死で言葉を繋ぐ息子ロキの問いには答えない。


僅かな時間にこれまで伝えられていなかったこと、云い残すべきことだけを語り、国王として父親として、もはや死に様を見せるしかできないことを悔やむでもなく、ただ、イーダを母として深く愛し、今ハラルドを殺すことに躊躇するロキがたまらなく愛おしかった。

 


ロキの、覇王色を込めた“ラグニル”の渾身の一撃・・・
覇王色の「黒い雷」と“ラグニル”による凄絶な雷撃がハラルドを貫いた。

 

決着・・・したのだろうか。

ギャバンの解説によれば、「覇王色の覇気」を込めた攻撃は神の騎士団の不死身の肉体の弱点とのことだが、その生命活動を停止させる(すなわち絶命させる)方法までは語られていない。

手榴弾で粉微塵になったストレイツォが復活したように、凍らされたまま爆散したT-1000が蘇ったように(喩えがどっちも古くてスマヌ…)、いかに強烈な「覇王色」を叩き込もうとも、ゆっくりと しかし確実に少しずつ再生することはないのだろうか。

強力な「覇王色」で心臓を破壊すればいい?
再生不可能なまでに粉々に粉砕する?
このあと戦闘不能状態の肉体を焼却する?

何やっても再生してきそうな気がしてならないんだが・・・

さぁ、思い出したくなかったロキ最悪の辛い一日の回想はほぼ終わりだ。
あとは、真実を隠し、ハラルドの遺言に従わずロキがすべての厄因を一身に背負った理由が明かされるのだろう。

そんなのハラルドの尊厳を護るために決まっているが、なにもヤルル様の頭に刺さった剣までロキのせいにしなくても良かったんじゃないの?

ところで、ギャバンが「神の騎士団」の弱点を知っていた理由は、


昔、ロジャー海賊団に「神の騎士団」が何度もやってきてはシャンクスを引き渡すよう要求し、そのたび諍いとなっていた経験から知っていたそうだ。ソマーズは、ギャバンやレイリーの実力を何度も味わっていたようだな。

しかしその頃のことを当のシャンクスは憶えていない。
シャンクスがロジャー海賊団にいたのは、1才〜15歳まで。憶えてないってことはシャンクスが物心つくまでの間に何度か交戦したってことだろうか。

これまでの物語で描かれたシャンクスの過去といえば・・・

38年前(01才)ゴッドバレー事件でロジャーの船に
27年前(12歳)エッドウォー海戦
26年前(13歳)おでんとの出会い・ティーチを認識
24年前(15歳)ロジャー公開処刑
22年前(17歳)シロップ村でヤソップを勧誘  ←追加
15年前(24歳)左目に傷を負う・マリージョアに帰還
14年前(25歳)マリージョアから脱走・ハラルド死亡
12年前(27歳)ルフィとの出会い・左腕を失う

こんなもんか。まぁ・・・わからないことだらけだな。


神の騎士団の襲来は、38年前(1才)からせいぜい31年前(8歳)くらいだろうな。
では、ロジャー海賊団の解散以後、まだ若造のシャンクスはどうやって身を守っていたのか。
そして、赤髪海賊団を旗揚げしたのはいつだろうか。
左目の三本傷を旗印にしてるということは、マリージョアに帰還する直前ってこと? なぜ「そんなもの」をシンボルに掲げることにしたの?

27年前のエッドウォー海戦で、麦わら帽子はすでに被ってたけど、ロジャーの麦わらを継承したのはいつだろう。

そしてなにげに僕がもっとも気になるのは、
バギーがいつどのような経緯でロジャー海賊団に加入したのか。
僕はてっきりゴッドバレーでふたり一緒に仲間になったものと考えていたんだよなぁ。

いやぁ・・・ シャンクス、重要人物すぎるわ・・・

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Comment

  1. 匿名 より:

    ハラルドの左腕の描写を見ると、
    「じゃあ、シャンクスは?」て、なるんだよなー。

    • BIE(管理人) より:

      なりますね。
      読者をがっかりさせず、オダッチがどう表現するのか楽しみです。

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