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我思う故に・・・新館

ONEPIECE 1173「戦士の世代」

 




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黒転支配ドミリバーシによって、反転悪魔化してしまったドリーとブロギーおよび巻き込まれた巨兵海賊団のメンバー数人が、ヤルル様の命を狙う。


悪魔の軍勢は西の村へ到達し、ヤルル様は変わり果てたかつての英雄船長ズと対面した。

ハイルディン・スタンセンとともに駆けつけたゾロには、何やら打開策があるかのようだったが、

それは“リバーシ(オセロ)”のルールに抵触しないよう上空から攻撃するという“策”だったらしく、巨兵海賊団の一般兵たちを一掃するにはしたが、悪魔化した彼らの生命力を鑑みるに、これでリタイアさせられたのかどうかは限りなく怪しい。

続いてドリーとブロギーを相手には、完全に受け切られると思ったか、はたまた打ち負けると考えたか、ゾロは攻撃を仕掛けず、逃げの一手で回避した。
まるで理性的ではないドリブロ船長ズが、ゾロを本能的に脅威としてどう捉えたかは定かではないが、彼らは共闘するでもなく、それぞれ尋常でない強撃でゾロを迎撃。


結果、ゾロは逸早く「回避」を決めたので無傷。ドリブロ船長ズは渾身の一撃を互いに食らう同士討ちのカタチとなった。


この攻撃の凄まじさと容赦の無さにはさすがのゾロもビビったが、悪魔化すると身体は再生するし、その生命尽きるまで“バーサク状態”が続くと思われ、彼らはすぐに戦線に復帰するはずだ。

ところで、この“黒転支配ドミリバーシ”による悪魔化。これがどんな状態どんなステータスなのか一切不明で、参考となりそうな唯一といっていい例がロックスくらいしかない。

悪魔化すると、ひとまわり巨大化して腕力もタフさも増し、欲望を解放されつつイム様の命令には絶対服従となる。あと牙や黒い翼が生え、刺々しい悪魔っぽい見た目に変化する。

ロックスの場合はイム様の命令通りに身体を動かしながらも、悔しさに涙を流し、絶望の感情を終わらせるために自らの死を願い出る意思の強さを見せていた。
しかし、ドリブロ船長ズにはその「抵抗」が今のところ見られない。これはドリブロふたりよりもロックスの方が精神力が強かったと考えるべきなのか、ロックスが幾分イム様の正体や真実の歴史に詳しかったからなのか・・・。

いずれにせよ、ドリブロ船長ズにはもう少し誇りあるエルバフの戦士としての矜持を見せてもらいたいものだ。

さて、今回のメインというかキモというか・・・
僕的にもっとも重要なネタがブルックと軍子である。


軍子の容姿とわずかなやり取りから居ても立ってもいられなかったブルックは、全身をギュウギュウに縛られたまま仲間の元を抜け出し、這いつくばって軍子の近くまで辿り着いた。

軍子はブルックの記憶の中の女性に瓜ふたつ、しかし見た目の年齢から本人ではあり得ないと思いつつ、確認せずにはいられなかった。


「顔立ち」「青い髪」「双極の瞳」「聖地」「ブルックの音楽を好き」
目に付くひとつひとつが、いちいち記憶の中の女性と符合する。


そしてその女性は、ブルックの“恩人”だった自らの父親の命を奪った“父殺しの姫”として、ブルックの記憶の奥底に封印されていた。

女性の名は「シュリ姫」
現在ある情報から推察するならば、かつてブルックが護衛団長を務めていた西の海の“とある王国”の王女・・・と考えるのが妥当だが、巧みな情報の小出しによって誤認させられているような気もしないでもない・・・。
また、呼称が「シュリ“姫”」だからといって、必ずしも王女とは限らないが、ブルックが“父殺しの姫”と呼ぶからには「姫」なんだろう。

どうやら、軍子は紛うことなき「シュリ姫」本人である・・・可能性が極めて高い。


にわかに記憶を取り戻した軍子(シュリ姫)は、イム様の支配に逆らいブルックを助けようとした。


そしてイム様は、奪った(もしくは消した)はずの記憶を軍子(シュリ姫)が取り戻したことに驚きを隠せない様子。

56年前、イム様が居るマリージョアの「花の部屋」に軍子(シュリ姫)は居た。今と変わらぬ姿で。


本物のシュリ姫ならば、現在80歳手前の老婆のはずだが、少なくともその頃から歳をとっていない。20歳前後で老化が止まっているようだ。


現在90歳のブルックより十数歳若いとのことなので、軍子(シュリ姫)が記憶の中で見た手を繋いだ姿はブルック20歳・シュリ姫6才、父の名を泣き叫んでいたのが16〜18歳くらいだろうか。

自ら父王を弑しておきながら泣き叫ぶとは、いったい何があったのか。
その“とある王国”の国王暗殺にもイム様が関わっていたのだとすれば、常人には理解できない殺され方をしていたかもしれないし、シュリ姫が操られていた可能性もある。

ともあれ、およそ60年前のその事件を契機にブルックは“とある王国”を去り、念願だった「海賊」にジョブチェンジすることになる。

ブルックは、眼の前の女性が何者なのかはかり切れずにいる。
しかしそれが「シュリ姫」本人だったのならば、ケジメをつけなければならないと思いここへ来た。
「ケジメ」とは、恩人である国王の仇討ち、までいかなくともその理由を問いただす。または死にゆく国王から託されたシュリ姫への伝言だとか・・・?

失われたはずのシュリ姫の記憶を揺さぶられ、イム様まで心穏やかではいられなくなっている。


これは、軍子の正体とブルックとの関係、そしてシュリ姫の自我のゆくえ如何で、エルバフ全土の戦況にも大きく影響する可能性が出てきた。


そして、一瞬意識を取り戻したシュリ姫がブルックを逃がすために“矢印”を緩めたついでに、同じく縛られていたナミ・ウソ・ジンベエも解放されたし、こちらも反逆の好機である。
サンジもここに合流するらしいので、下で聞いた神の騎士団への対抗策が「覇王色の覇気」であることは伝達されるが、問題はここに「覇王色」使いがいるのかどうか。
ギャバンとの会話でゾロが「覇王色」ダダ漏れだと聞かされたあと、サンジは盛んに「おれは?おれは?」と聞いている描写があったので、それにギャバンがなんと答えたのか気になるところだな。

さて、
行進を続ける子どもたちは、自分たちが連れ去られる船を目前としていた。


そこへやってきたのは、オイモやリプリーをはじめとする子どもの親や祖父たち。


キリンガムのMMAムーマが迎撃するも「戦士の世代」は怯まない。


重ねて、追いついてきたゲルズ・ゴールドバーグ・ロードの「新・戦士の世代」たちが大技を繰り出し、ニカっぽいMMAを撃破。

ニカMMAの巨体が頭上に降ってきたソマーズはたまらずMMAをバッティング、すると・・・


ぶっ飛ばしたニカMMAは、子どもたちを乗せるはずだった船を破壊してしまった。

予想外のトラブルで“神の騎士団”たちのゲームはクリア条件が見えなくなった。
別の船をもう一度ゴールに設定しなおす以外に、子どもたちを連れ去ることはできないが、いま軍子はそれどころじゃないし、要はエルバフを服従させればいいわけで、より強硬な策に出るような気がするね。

軍子の精神の不安定をイム様がどう思うかで撤退もあるかもしれないけれど・・・。
あと、ソマーズがどんなお仕置きを受けるのか気になるね。

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