海楼石についてちょっとだけ
さて、今週はジャンプがお休みなのだが
前号を年末に読んでしまったのでえらく間が空いたように感じられるのがツライ
ヒマなので前回のワンピで少し気になった点をおさらいしよう。
ココだ。
オニグモが道具を使って海楼石の手枷を持っている
さすが海軍は能力者への対策もいろいろとあるようで
ベガパンクがいるわりには、あまりにも原始的なのが気になりますが
手がたくさんあるオニグモがこの任に付いているというのは
一見、説得力があるようで、ちょっと微妙。
というのは、本来なら、ハチのように手がたくさんあって身体能力が高く
そのうえ非能力者というのが適任者ではないか。
道具を使わないと海楼石に触れないということは
オニグモ自身も能力者で間違いない。
以前554話のレビューで
背中から黒い腕6本生えているのが”蜘蛛”の力を持つ悪魔の実の能力だとしたら、
自前の手足を含めて全部で10本になってしまうのは不自然。
だからきっと能力者ではなくベガパンクの改造人間なんだろう
としていましたが、ただの能力者でした。
うかつに触れない道具ってのは使いづらいだろうな。
そもそも悪魔の実を食べると「海に嫌われる」という名目で泳げなくなるらしいが
「力が入らなくなる」という描写はあるものの、必ずしも沈んでしまうと言うワケではない
10年前のルフィも、昔のバギーも、沈みはせず、ただ溺れていました。
アラバスタ編では
ワニが棲みMr.3がゴクゴク飲んだ水(=淡水ってことですよね)でも
ルフィとスモーカーが溺れましたから、何も海水に限ったことではないようです。
アーロンパークで海に沈められたルフィは、
力が入らず自力で脱出できませんでしたが、他人が引っ張れば身体は伸びました。
自発的に能力が使えなくなる + 力が抜ける
ということで概ねオッケーだと思います。
ただ、
海楼石仕込みの十手を服の上から押し付けられただけでルフィは力が抜けましたが
スモーカーはその十手を常に背負っているわけで
海楼石の効果の程は未だ不明瞭な点が多いのは事実。
物語の根幹として、海賊の頂点たる海賊王が海に嫌われてしまっては、
ワンピの世界や歴史の中で、ただの悪者になってしまうので
これは「海に嫌われる」からではなく、何か別の意志が働いているからだと思う
海(水)と悪魔の実の関係はいずれもっと明確にされるものだと思いたい。
追記:
ポーネグリフ・失われた文明・月からきた種族 というのが
ワンピ世界の大きな謎のキーとしてまだ残っているんですけど
月には「海」があるけど「水」がありませんよね。
このあたりに何か関係があるのではないかと思います。
その辺の話はまた今度書きます。
Comment
生命帰還もあるかもね。オニグモ