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ジョジョの奇妙な冒険 #20 シーザー孤独の青春

 




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コミックス 10巻03章~07章まで。
10歳のとき父親が蒸発
家族を愛し仕事の腕が確かな理想の男だった父への絶望に
すさんだゴロつき生活に身を投じた若き日のシーザー
jojo_20a.jpg
ケンカをするときは、
まずレンチで相手をめった打ちにする容赦のなさ

細かいこと言うと原作では
jojo_20b.gif
レンチではなく「ペンチ」とルビ振ってあるのだが、絵を見る限りは
いわゆる「モンキー」と呼ばれるアジャスタブルレンチのようなので
「レンチ」で正しいのだろう。
まぁこの絵だとアジャストできないけどね。
jojo_20c.jpg
父マリオとの再会、失踪に隠された真実、そして死
jojo_20d.jpg
あれ・・・? ワムウたちの埋まってる壁ってこんなだっけ?
・・・と思って14話を見直したら
jojo_20e.jpg こんなだった。
色はまぁソエジマ一流のカラーコーディネートだろう。
カーズたちが活動できないはずの昼間、館の前
空中に潜む”何か”に迎え撃たれるシーザー
jojo_20f.jpg きさまは!?
jojo_20g.jpg ワムウ!
シーザーの波紋にたまらず闇へ逃げたワムウを追って
館へ踏み込むシーザー
ここに原作にはないバトル
jojo_20h.jpg
ワムウの作り出す空気の渦と
シーザーのシャボン・カッターの応酬が追加されている。
尺の都合かと思ったらどうやらそうではなく
jojo_20i.jpg
シーザーの秘策「シャボン・レンズ」への伏線を
より確かに描写するものだった。
確かに、原作では
シーザーは館に足を踏み入れてからシャボンを作っておらず
jojo_20j.gif
「さっきのシャボン・カッター」とは
最初の一逅の際、館の外で作ったものが
ワムウも気付かぬうちに壁の穴から入ってきた
ということになり、かなり不自然だ。
そのため、
シャボンが室内に浮遊していても不自然ではない状況を作るため
バトルシーンを追加したものと考える。
jojo_20k.jpg
レンズがッ
jojo_20l.jpg
外の日光をホテル内へ!!
jojo_20m.jpg
きさまはフィルムだ!真っ黒に感光しろ!ワムウ!!
しかし
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一瞬の大逆転 神砂嵐!!
侮っていた波紋の戦士の実力に戦慄するワムウ
jojo_20o.jpg 戦いは終わった。
が、
jojo_20p.jpg
呼吸もままならぬ身体でワムウに迫り
確定した「死」をただ待つことはしないシーザー
jojo_20q.jpg
おれが最期にみせるのは
代々受け継いだ未来にたくすツェペリ魂
人間の魂だ!

jojo_20r.jpg
解毒のピアスを封じ込めた血染めのシャボン玉
jojo_20s.jpg
その身尽きてもその魂は死なず…
シーザー・ツェペリここに眠る。

jojo_20t.jpg
第二部屈指の名エピソード
今回は作画もとても良かったです。大満足だ。
次回:100対2のかけひき
あー、ワイアード・ベック出るんだ・・・
注)
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」 のレビューは
コミック版との比較をしてみようというスタンスで書いています。
決して原作マンセーな人ではありませんし、アニメスタッフに喧嘩を売るつもりもありませんが
思ったことは言うというブログ自体の姿勢を崩すつもりはないので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思います。
それについては、何というかもう・・・ご了承ください。

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