ONEPIECE 571 「処刑台」
最後の最後でルフィの行く手を阻むガープ
海軍の英雄として譲れない一線ですが
それが自分たちの選んだ道ならば相手が誰であろうと信念を貫くべし
と言うメッセージは、
二人を強い海の漢にしたい、というじいちゃんの願いでもあります。
幼少期のトラウマで、これまでは戦う以前に白旗状態だったルフィが
成り行き上とはいえ、初めてじいちゃんに対して本気の拳を向ける
対してガープは、葛藤のギリギリで孫への愛情が勝ってしまったようです。
ルフィには「じいちゃんに逆らう怖さ」よりも
「エースを殺させないこと」の方が重かった。
ガープにとっても「海軍中将・英雄として為すべきこと」より
「二人の孫が強く大きく育つことを望む気持ち」の方が大きいのは当然。
屈強な歴戦の勇士もセンゴクが言うとおり「人の親」だったということですね。
エースの元へようやくたどり着いたルフィ
処刑台の上で待っていたセンゴク元帥は、
何らかの能力で巨大化(アフロも)してゆく
ハンコックから渡された手錠の鍵も破壊され万事休すのところ
起き上がったのは・・・“3さん!”
センゴクの攻撃で崩れる処刑台
その最中、鍵をつくり出したMr.3が何故ここにいたのか
わたしがここにいる理由が…亡き同胞への弔いのためだとしたら
貴様、私を笑うカネ!!! ここは泣くところです“バロッ”
意外と義理堅かった”3″兄さん。すごいいいところ持っていきました
そしてそして、爆煙の中 炎の渦から・・・
エース復活
二人を見つめる白ひげの心中やいかに。
余談1:
さて、そもそも根拠は何もなかったんですが
僕が非能力者だと信じて疑わなかったセンゴク元帥が能力者でした。
立場が立場だし、旧時代の戦士という感じだし、
非能力者なのにめちゃめちゃ強いというのを期待していたんですよ。
髪型と額の白毫びゃくごう※後注そして「仏のセンゴク」の異名からして、
大仏に変化する「ブツブツの実」ではないかと思うのですが
どうにも
先日連載再開された某漫画の
幸子EXとイメージがかぶってしまうのは僕だけでしょうか
余談2:
突然、都合良く現れたかに見えたMr.3ですが、
569話でルフィの覇王色の覇気に気圧された処刑台の兵が確かに・・・
Mr.3に見えなくもない(口のまわりの泥棒ヒゲだけですけど)
最初にここにいた兵はクロコダイルに突き落とされましたから
その時すり替わっていたんですね。
※ 白毫びゃくごう
白毫(びゃくごう)は、仏(如来)の眉間のやや上に生えているとされる白く長い毛。右巻きに丸まっており、伸ばすと1丈5尺(約4.5メートル)あるとされる。眉間白毫とも。三十二相の31番目であり、白毫相、眉間白毫相とも。仏教美術での表現から、膨らみや模様と誤解されることがあるが、誤りである。
光を放ち世界を照らすとされる。『法華経』序品には、仏(ガウタマ・シッダールタ)が無量義処三昧の瞑想に入ったとき、白毫が光を放ち東方一万八千世界を照らし出すというシーンが描かれている(爾時仏 放眉間白毫相光 照東方万八千世界)。
白毫の位置は、インド哲学における第6チャクラのアージニャーである。シヴァ神などいくつかのヒンドゥー教の神はその位置に第3の目を持つ。ヒンドゥー教徒が同じ位置にする装飾であるビンディーやティラカと、俗に混同されるが、直接の関係は薄い。 Wikipediaより
※幸子EXについて知りたい人は
「小林幸子」「2009年紅白」「ピップエレキバン」でググろう!