ONEPIECE 590 「弟よ」

扉絵は、

タコ焼き柄の着物を着たジンベエと「TAKOYAKI」Tシャツのミホークが
タコ焼きを食べるの図
ミホークが楊枝のかわりに使っているのは、なんと

ゾロを刺した十字架ペンダントじゃないですか。
当時ミホークがゾロを如何に軽く見ていたか、なんだか切ない・・・
後ろのタコはSTRONG WORLDの森ダコさんですね
（顔に縫い傷がないので別の個体でしょうけど）
いろいろ奥が深いイラストです。
ところで、ジンベエの履き物がゲタではなく”つっかけ”なのが
少し気になったんですが、もし足にも水かきがあるなら
鼻緒のあるゲタは履けないのかもしれませんね。
それから、574話以降の扉絵ではずっと登場人物を2～3人絡めてありますが
だいたい仲のいい人同士か、所属が同じ人です。
この二人は七武海同士（ジンベエは”元”）とはいえ、七武海の特性上
同じ釜の飯を食うでもなし、行動を共にするでもなし。
ココに一緒に描かれていることに多少の違和感を感じます。
過去に何かあったふたりとか・・・
来週は、ドフラミンゴ × くま ←本命
ハンコック姉妹 ←対抗　ガープ × センゴク ←大穴　と見た
さて、過去編突入前にも少し触れていましたが
白ひげの死と「ワンピースはある」の発言でふたたび大きくうねりを見せる世界
ドリームを掴もうと有象無象が海へ繰り出し、世界中が不安定に。
ガープはフーシャ村に戻り治安維持隊を設置
そこで山から下りてきたダダンと再会しますが
握られた弱みのせいでタメ口をきくこともできなかったダダンが
この暴挙。
ダダンはダダンなりにエースとルフィを愛していたようです。
新世界のある島では、白ひげ海賊団の残党とシャンクスが
白ひげとエース、そして散っていった他の面々の弔いを済ませたところ

泣いたっていいんだ…乗り越えろ！というルフィへの言葉には、
ロジャーをはじめ過去に自分はそうしてきたという説得力があります。
女ヶ島では、エースから聞いた話を思い出し、
やるせない気持ちに今も自傷を続けるルフィを諭すジンベエ
自信・プライド・恐怖・エースの死
失ったものは大きく辛いだろうが、
ここで立ち止まることに何の意味があるというのか。
おそらくシャンクスも同じことを自ら伝えたかったであろうことが
先のセリフに感じられます。

無いものは無い!!!　残っているものは何だ

仲間がいる
みんなに会いたい
ようやく元の立ち位置に戻り、そこから新たに歩み始めることができそうです。
余談：
インペルダウンでジンベエがエースから聞いたのは

ルフィにも本当の仲間ができたから、もう何の心配も要らない
という話でしたが、557話のジンベエの回想では

ルフィが心配なのでジンベエにルフィを気にかけるように頼むシーンが。
少し釈然としません。
追記：
インペルダウンの脱獄以降ジンベエはずっと”つっかけ”でした。

想像通り足にも水かきがあるようで、アーロン編まで遡って確認したら
魚人はほぼ全員が鼻緒のない”つっかけ”タイプのサンダルを履いていました。
水辺の生き物なのでマリンリゾートルックでいいと思いますが
ちょんまげ＋着物という力士っぽいスタイルのジンベエだけは
なんとなくゲタ履きでないことに違和感を感じたんですね。
水かきを持っていなさそうなハチも、なぜか”つっかけ”でした。