ONEPIECE 619 「海の森にて」

（後注あり
扉絵特集「世界の甲板から」Vol.6は
「オレンジの町ー巨大ペットフードショップ”シュシュ”開店ー」
オレンジの町では、渋谷よろしく忠犬シュシュの像が。
戻らぬ主人に代わって店を守り続けた美談が話題になったのか
へんぴな港町にこんな巨大なペットフードショップが作れる程の
シュシュの人気たるや、大したものだが
つぶれた最後のひと箱を咥えて麦わら帽子を被っているところから
バギーを倒したルフィのエピソードが混ざって口伝されている様だ。
まぁ唯一事情を知ってる町長プードルも、

肝心なところで気絶してて詳しいことは知らないハズなので
仕方ないっちゃあ仕方ない。
しかし、

涙を流してルフィたちに感謝した海賊撃退の手柄を
シュシュの美談に仕立て上げ
その人気で繁盛する店の、さながら店主にちゃっかり収まるあたり
町長もしたたかなものだと思う。（蝶ネクタイから勝手に想像）
シュシュの美談の裏には、実は皆が知らない麦わらの海賊の活躍が欠かせない
というプードルの密かな配慮だという考え方もあるな
さて本編

なんとゾロ、水中で魚人よりも素早く動いてホーディを斬りました。
一斉にE.S.を服用する新魚人海賊団の一般戦闘員たち
（雑魚って言葉が相応しいのでしょうか・・・魚人だけに）
事態のヤバさにいち早く気付いたネプチューン王
人魚柔術”ウルトラマリン”で雑魚を蹴散らし退路を確保

えーと、ネプチューン王は「大騎士」のハズですが
体術使いだったとは驚きました。
今でこそ、会社社長やサッカー選手、果てはロックンローラーにも
「騎士」の称号が与えられることがあるみたいですが
ワンピ世界で「騎士」それも「大騎士」といえば、
やはり剣術や槍術に優れた人物を讃えて言うものだと思うのですが
体術使いですか・・・そうですか。
しかしここでE.S.を投与されたホーディ復活で

ネプチューン王とゾロ、ウソップ、ブルックは囚われの身に。
一方、海の森では

ルフィがしらほし姫を連れてきたことに鼻水を垂らして驚くジンベエ
ナミたちも合流し、そこで為されるジンベエの告白

11年前…アーロンの奴を”東の海”へ解き放った張本人は…わしなんじゃ!!!
15年前　フィッシャータイガーが奴隷を解放
??年前　タイヨウの海賊団結成
??年前　流血戦の末、フィッシャータイガー死亡
11年前　ジンベエがアーロンを東の海へ解き放つ
10年前　アーロン一味、ココヤシ村へ
今分かっていることはこのくらいですが、
僕はジンベエがアーロンを解き放ったのも10年前だと思っていました。
この1年間のタイムラグ、地味〜に意味がありそうです。
ともかく
いよいよ始まる（予感の）過去パートに超期待です。
（注:扉絵
今掲載している英語翻訳版の紙面は、おそらく早期流出した画像を誰かが勝手に加工したものです。
扉絵に関しては、いつもイベント告知などの文字が削除され
見えない部分は想像して描かれているので、たまにおかしなことになっているんですが
文字に隠れている部分は、当然さほど重要なものが描かれていない場所なワケで
なんとなく無理なくまとめられていれば文句ない程度のもの。
しかし今回は、シュシュが被っているのはどう考えても”麦わら帽子”だと思われるのに
告知を取り除いた箇所が、上記のように描き直されてしまいました。
翻訳版を作っている人のワンピ熱を疑ってしまいますね・・・