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ジョジョの奇妙な冒険 #06 あしたの勇気

 




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原作の第30話~34話分。
コミックス4巻02章-06章と07章冒頭少し。
たやすいぞッ!波紋が水中を伝わるのは!!
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水中のための青緑波紋疾走ーッ!!
jojo_06b.jpg ジョナサンを戦士と認め
この戦いの機会を得たことに感謝と誇りを掲げるブラフォード
髪の毛でがんじがらめの危機を脱し
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剣を介して「銀色の波紋疾走」
ちなみにこのシーンの描き文字は
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原作では「ッシィッ」ではなく「ッシィッ
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重ねて「山吹色の波紋疾走」で辛くも勝利
スピードワゴンが波紋の流れる音を確認し勝利を確信している。
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原作では「ブ厚い鉄の扉に流れ弾丸があたったような音」と表現され
「ギュキュゥーーン」という描き文字が入っているのだが
そのギュキュゥーンに該当するようなSEは充てられておらず
描き文字も出ない。これが何故かはわからない。
どうでもいい描き文字が多すぎる中
再現してほしい効果音のひとつだと思うのだが・・・
人としての高潔な魂を取り戻し、悔いなく死のうとしているブラフォードが
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ジョナサンに、友としてメッセージと共に自らの剣を託す。
この剣、原作では「このおれの剣」としか言われていませんでしたが
「わが女王より賜ったこの剣」に変更されています。
いったい何故?
・・・その方が値打ちがあるから・・・? これは不要な改変だった。
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NEXT BATTLE
いきなり剣撃で地割れを起こすタルカス、
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生命磁気への波紋疾走でこの場を逃れるジョジョたち
そして語られるツェペリさんの過去
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めちゃめちゃイタリア人っぽいコミック版とはまるで顔が違うが
本アニメでのツェペリさんは巻き毛でもないし極端な下がり目でもないから
若い頃を想像するとこんなモンか。
波紋を学ぶため、チベットの奥地で老師トンペティに覚悟を告げる
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命を賭して学ぶ理由がある。
このセリフはインドで出会った青年医師に対して告げたものだったが
本作ではエピソードを集約しているため、老師への言葉に。
jojo_06m.jpg 迫るタルカス
ゴババァ また口で言った・・・www
あと、波紋で集めた葉っぱの塊に突っ込んだタルカスが
波紋によるダメージを受けている説明が。これは原作にない。
古の騎士達の修練場跡地へ飛び移ったジョジョたちが開いた扉は
jojo_06n.jpg 双首竜の間
コミックとは違い、先に部屋に入っていたタルカスが
すでにチェーンデスマッチの準備をして待っていた。
部屋の装置が勝手に動いたような描写が不自然という判断だろう。
体力を消耗し形勢不利なジョナサンを加勢するには
内側のレバーを倒すしかない。
その時
明かり取りの小窓に自分で気付き
誰に促されるでもなく自分で未来を切り拓くポコ。
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ねーちゃん!あしたって今さっ!
うむ、決断と行動は立派だが
ついさっきまで「この人たちが町に災いを運んできた」とか
言っていたポコが
見知ったいじめっ子が惨殺されるシーンも見ていないのに
“亡者が町へ行ったらねーちゃんが襲われる”とか
現実的に冷静に判断できるのは少し不自然だ。
育ちの悪いスピードワゴンが
とにかく可能な方法を模索して口にした策をツェペリに諭され
子どもに危険なことをさせられないと考えを改める。
大人二人が絶望に手をこまねく姿に
弱虫だったポコが
自分なりに、自分に出来ることを「今」する決意をようやくする。
というスピードワゴンの個性も
ポコの成長劇もいまいち印象が薄いシーンになってしまった。
これは「尺」の都合だけで片付けてもらいたくない・・・
あと、余談だが
ねーちゃんのビンタの軌跡(効果線)が・・・
jojo_06q.jpg 枯山水か!!
ようやく広間に入ったツェペリに訪れた
かつて老師トンペティに告げられた運命のとき。
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次回「受け継ぐ者」

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