Cogito, Ergo Sum

ONEPIECE 894「0時5分」

 




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レイリーとの修行時代。
「武装色の覇気」はルフィの性格にもっとも適しており鍛えやすい。「覇王色の覇気」は持って生まれた才能で、本人の成長でのみ強化され、外的に鍛え上げることはできない。
おそらく「見聞色の覇気」をルフィに習得させることが、レイリーにとってもっとも難関だったであろうことは想像に難くない。

それでも、ルフィにかつてのロジャーを重ねて見ているレイリーにとって、ロジャーができたことを(もちろんレイリーのできる範囲で、だが)すべてルフィに叩き込むことが至上の命題であり、それらを身につけ実力をつけるルフィを見守ることが、また至上の喜びでもあっただろう。


その「見聞色の覇気」の修行において、ルフィは「生き物の感情を感じ取る」特性を発揮しはじめていた。

思えばそれは、ナミやロビンのときも


本人が拒絶するならそれ以上は踏み込めないが、ルフィは相手が内に秘めた本当の気持ちを察知していた。今シリーズのサンジにしても、サンジが抱えた事情は知らずとも、サンジが本当はどうしたいのかを理解していた。

当然、そのルフィの適性はロジャーの「万物の声を聞くことができた」能力にリンクするはずだが、ロジャーのことを熟知するレイリーですら、ルフィの感性は理解の外にあるらしい。


今回のカタクリのように「少し未来が見える」強者と相見えた際にどうするか?という問いに、ルフィは「相手がどんな奴かによる」と答えた。

それが、たとえば敵がゲスを絵に描いたような奴か拳で語り合える奴かの違いを意味しているのか、相手の心理を先読みすることを示唆しているのか、はたまたもっとナナメ俯瞰の視点なのか、正確に意味するところは分からなかったが、今ルフィの「見聞色の覇気」が新たな境地へ覚醒していることは間違いない。


以前よりも明らかにカタクリの攻撃をかわす事ができる確率が上がり、またカタクリに攻撃を当てることもわずかながらできている。

前回、カタクリの意識に変化が起こり、ふたりがガチンコ勝負をはじめて2時間余りが経過。合流予定時刻まで1時間を切った。


とうとうルフィがカタクリの問答を先読みして答えるまでに成長した。相手の感情と行動を先読みする者同士の、一見ちぐはぐで言葉少なげな会話がすべてを物語る。

もう時間も体力も残り少ない。理不尽な強さを見せた敵とは拳で理解しあい、吸収できるものは吸収してもはやカタクリともほぼ対等。カタクリの側にも勝負を決する覚悟がある。

ルフィは最後の勝負に挑む。


ギア4th「スネイクマン」!!

ギア4thに「バウンドマン」以外のフォームが存在した。…これは熱い。
ここでギア5thとか言われたら萎えるところだが、常に全力のルフィがここへきて満を持して出す新形態。余程のリスクを伴うか、ドフラミンゴ戦以降に(下手したら”今”)編みだした新技と考えられるだろう。

互いに死力を出し尽くし、ルフィVS.カタクリの決着はいかに!

その頃、ほかの勢力は3つに分かれ、それぞれ奮闘している。


ケーキを載せてママを引きつけているベッジのファイアタンク海賊団は、サニー号からママをより遠くまで引き離す策をとり、


サニー号はジンベエの神操舵にすべてを委ねて、追手の攻撃を躱しながら予定通りの進路を進む。

そして前々回892話でルフィを拾って逃げる策があると豪語したサンジは、

プリンとふたり、ラビヤンに乗って移動中。

カカオ島に唯一残された鏡から満身創痍で出てくることが予想されるルフィを大軍と大艦隊が待ち受ける。
ほかに残された戦力としてジェルマ66が存在するが、今さら彼らをあてにするようなサンジではあるまい。単独で先回りするかのような行動は、サニー号もまた囮の役をしているようでもあるし、いったいサンジにどんな策があるというのか、まったく見当もつかない。

ところで余談だが:


サニー号を追うスムージーが巨大化している件。

14女スムージーは足長族で、おそらく15女シトロン・16女シナモンと三つ子の三姉妹。ところがこの三姉妹が、カタクリ・ダイフク・オーブンたち三つ子と同様にあまり似ていないのだ。
オペラたち五つ子や、ローラとシフォンのようにそっくりな多胎児がいる一方で、多卵性なら容姿が似ないことはあるだろうが、目鼻立ちも髪質も体型もあまりにもバラバラだ。ひとりの父親の遺伝子からこうまでバラバラな姉妹が産まれるものだろうか。

それはともかく、スムージーは「生き物」や「物」からジュースを搾り取る能力を持っており、これが悪魔の実の能力だと思われるのだが、そうなると彼女が巨大化できるのはなぜなのか。
三姉妹はあきらかに足長族なので、父親が巨人族とは考えにくく、父親が足長族と巨人族のハーフだった可能性はあるが、それでも自在に巨人化できるかどうかは疑わしい。

着衣や装具までが巨大化しているし、同じ血筋のふたりが同じように巨大化して(それぞれ別の艦で)攻撃しないところを見ると、この巨大化はスムージー固有の能力ではなく血筋にも由来しない。おそらくシトロンかシナモンの悪魔の実の能力である可能性が高い。
誰かひとりしか巨大化できないので、もっとも戦力が高いスムージーを巨大化させたのだろう。まだまだ大きくなれるようだが …ローアングルの骨盤がなんだかエロいな… いや、スマン。

「天地を喰らう」の劉備を思い出したのは内緒だ。

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Comment

  1. りな より:

    それにしても今更ですが、私はカタクリにキュン😍となりました。最初は、冷酷かつ単なる敵という感じでしたが、これまでの戦いをずっと見てきて心情に変化が出ました。あの口の牙はは私的にはキリッとしていてカッコいいと思います。これで、カタクリがルフィとの勝負の後おんぶか何かで手助けでもしてくれたらなと思ってしまいますがさすがにそれは無理ですよね(^_^;)?

  2. 流星群 より:

    見聞色にも色々あるのを示唆してますね。HUNTER×HUNTERでちょうど出てる、念の同系統での「○○型」的な分類でしょうか。

    あと、スムージーの能力は個人的には同一かなと読んでました。ジュースにして飲んだエネルギーを巨大化に使った的なイメージです。

    • BIE より:

      なるほど。ジュースにして飲んだ対象の特性を自身に反映させる能力だったら面白いですね。
      そうなるとトットランドに巨人族がいないことが気になります。

  3. 長岡 より:

    ウルージに敗れたスナックも登場しましたね。
    アニオリで結構前に出たシルエットと大体一致しているので、アニメとの認識合わせをしてたようですね。

    • BIE より:

      へえ…アニメ版は観ていないので知りませんでした。スナック登場していたんですね。

  4. かな より:

    今回は、所々時間の流れ&全てのグループの様子が現れていましたね。ルフィvsカタクリは今回はラストでルフィの大技が出ていましたし次回決着確定かな?
    あ、それからやはりシトロンとシナモンがスムージーを呼び捨てにしていましたからやはり三つ子かな?

    • BIE より:

      サンジの行動やジェルマの動きなど、描かないといけないことが他にもありそうなので、すぐとはいかないかもしれないけど、決着はそう遠くなさそうですね。

  5. ニンニン より:

    ギア4thは「バウンドマン」の他に「タンクマン」もありましたよね。
    「スネイクマン」がどんな姿が楽しみです。

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