Cogito, Ergo Sum

ONEPIECE 912「編笠村」

2018/07/24
 




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今やお玉と師匠以外誰も居ないこの村は「編笠村」。近年カイドウの傘下に入ったX・ドレークによって滅ぼされた。


お玉がエースと会ったというのは、「4年近く前」ということで、メンバーを見たところ、どうやら白ひげ海賊団に入る前、スペード海賊団の頃と思われる。・・・当時(満)5才のたまが今日8才なのだから「3年近く前」の誤りではないかと思うのだが、その謎はいずれ解き明かされるか修正されるかするだろう。ともかく、エースがワノ国で編笠の作り方を教わったというのは、この村に間違いない。

エースと再会し「ようえんなくの一」と認めてもらい海賊の仲間入りをすることだけを夢見て、貧しくとも苦しくとも寂しくともこの場所でエースを待ち続けた幼き少女に、しかしルフィは残酷な言葉を放つ。

たまはショックで気を失うし、師匠は「デリカシーが足りない」と非難するが、ルフィ以上に「エースの死」に苦しんだ者はいないし、それを乗り越えてこそ今のルフィがいるわけで、相手を子供と見下していないがゆえに現実を知らしめるのだろう。
そこで「おれの兄ちゃんだ」と言えば変に同情を誘うし、傷を舐めあうようなネガティブな共感が何も生み出さないことをルフィは知っているのだ、たぶん。

もう何日も食事をとっていない上に、エース死亡のニュースにショックを受け倒れたたまを連れて、医者と食料を求めて町へ向かうルフィ。


着物を借りて、市井にとけ込むべく「チョンマゲ」を結った。…どうやって結ったんだろうな。

長髪の上に手拭いを巻いていたウソップや日本髪のロビン、髪型自由自在のフランキーはともかく、短髪のゾロまでがマゲを結っていたが、あのチームには「きせかえカメラ」の能力を持つ錦えもんがいるので、どんな装いをしていたとて不思議はない。しかしルフィは天狗のおっさんに廃墟の村に残ったもので変装させてもらっただけ。一体このマゲは何をどうやって作ったのか…。

いや、問題は「チョンマゲ」ではない。
「侍っぽいから」という理由でルフィが何気なく持ち出した刀こそ、


刀鍛冶を営む天狗のおっさん天狗山飛徹の先祖「古徹」が鍛えし大業物、ゾロが持つ「三代鬼徹」よりも上の格付けを持ち同じく「妖刀」である「二代鬼徹」なのだという。

では、三代鬼徹を打ったのが飛徹のおっさんかというと、それはまだ謎。おっさんもまた長い間人を待っているというので、そのあたりに三代鬼徹が絡んできて、なんだかんだで結果、二代鬼徹をゾロが譲り受け、ゾロの刀は三本とも「大業物」になるというスンポーではないだろうか。

現在ワノ国は、将軍オロチがいる「花の都」のみが栄え、それ以外の地はカイドウらの手によって無法の荒野と化しているという。


う〜ん、なんだかおかしい。

カイドウは他所でも兵器工場持ってたし、公害垂れ流してでも武力開発を推し進めるのは分からなくもない。所詮他人の国だしな。しかし、将軍オロチが、あくまで自らの野望のためカイドウと手を組んだのであれば、野望の土台となるであろう自分の国の人口を減らし、土地を毒で犯し、国力を削ぐようなことを考えるだろうか。

行き過ぎた中央集権、言論・思想の弾圧、これではまるで… えっと… あのホラ、すぐ近所にある「北の楽園国家」みたいじゃないか…。


その荒野で出会ったのは、もともと浪人(役)だったが、すっかり流浪人となったゾロ。
さらに九里ケ浜に上陸した曲者の討伐に向かう途中のホーキンスと出くわし、


いかにもルフィとゾロらしい、短絡的な解決策を考えた。
思えばこの二人だけで一緒に戦うって、すごく珍しいことなのかも…。 いったい、いつぶりだろう。

ただね、

ホーキンスは、前回の曲者の知らせをいの一番にカイドウに報告しようとしなかったし、


今も部下を倒された恨みや、カイドウ傘下での出世欲などで動いているワケではなさそうに見える。
この「ワノ国」では強者につくか…従わずに逃げ回るか

この「強者」というのが、ホーキンスの占いでは、現在時勢に乗りまくっているルフィを意味している可能性があるよな。
さて、ホーキンスは一体どう出てくるのか。

ところで、


自分は剣術を使えないから、仲間と力を合わせて冒険を成し遂げるのがルフィのポリシーだったはず。たしかに、後半の海はそれでは渡っていけないから、船長の自分ができることをより多く、強くなる努力をしたわけだが、ここで自身の得意技を使おうともせずに、まず刀に手をかけるというのは…

いや、気持ちはわかるんだ。せっかくワノ国に来たんだし、侍っぽい格好だし、なにより男だし、刀ってかっこいいよな。
しかし、これはホーキンスのことを甘く見ているってことじゃないのか?

それとも、やはりホーキンスに殺気がないのかもしれないな。

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Comment

  1. 匿名 より:

    ルフィが刀に手をかけているシーン。
    見聞色の覇気が以前より強くなっていて、
    攻撃してくる気があるか ないかがわかるとか。

  2. かぐや より:

    強者ってホーキンスのことじゃないですか?
    その後の文脈からしても。
    自分が一番という意味ではなく、お前たちよりも強いという意味で。
    力ばかりが強さとは思ってなさそうだし
    能力の特殊さからしてもそんなニュアンスっぽい。

    ただ一方で、部下たちがやられたことをどうでもいいと
    言い放ってるところに、決して”カイドウ様”とは
    思ってない感じが出てるのかなぁ(笑)

  3. 流星群 より:

    「北の楽園国家」と表現されてましたけど、私は江戸の幕末だと感じました。当時でしたら、参勤交代で地方は疲弊してますし、鎖国してますし、平賀源内処刑されてますし。

    あと、ルフィは抜刀できずに呪われて、すぐゾロに渡りそうな気がします。

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