Cogito, Ergo Sum

我思う故に・・・新館

ONEPIECE 1118「自由になる」

 




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途切れてしまったベガパンクの告発配信。
前回のサブタイトルにもなった「も」とは、配信が途切れる刹那の最後のひと文字だ。

世界中に点在している“D”の名を持つ者たちへ
お前さんたちの中に…


「も…」
その瞬間、配信は途絶えた。


「も」は、とても重要な単語の最初のひと文字であろうことは想像がつくが、果たしてベガパンクは何を伝えたかったのか、ファンや考察者たちの意見の交錯が甚だしい。

まさか「モンキー」姓について云いたいことがあった・・・なんて単純なものではなさそうなので、今あれこれ考えても意味ないんだろうなぁ… と思っていた。


ウォーキュリー猪に崖からぶっ飛ばされた鉄巨人は海面に叩きつけられ、そのまま海中へと沈んでゆく。そのさなか、配信自体はまだ続いていたようで、雑音混じりで「…その名前…」という言葉が出てくることから、やはり前回の「も」は、『モンキー』姓の「も」だったんじゃないの?なんて声もあるようだ。僕的にはノーコメント。

ただ、ここから分かることは、
まずひとつ、実は生きていたベガパンク・シャカ・ピタゴラスが鉄巨人の中から生中継していたという可能性が消えた。映像に登場したのがすでにリタイアしたと思われる三人だから、どこかに隠れているのではないかという推測が立ったのだが、海面に激突する衝撃の中でふつうに言葉を続けていることから、これは考えにくい。

三人はどこかから生中継していて、配信電伝虫だけが鉄巨人に隠されていた、という方がまだ可能性が高いのだが、そうなると三人がヨークや五老星に察知されないどこに隠れているのか・・・という問題が出てくる。

ここはやはり、あらかじめ録画してあった映像を配信していると考えるのが妥当ではないだろうか。


また「配信電伝虫」は三角形のウズ貝タイプのやつとのことで、ONEPIECE FILM REDでウタが使っていたものが


こんなんなんだが、なんとSSG謹製品だった。

最近完成したものだというから原作中ではまだ市販されていないハズだ。ベガパンクが死んだ今SSGは壊滅状態だが、パンクレコーズに残された発明は今後もSSGブランドで世に出るのだろうか。
劇場版の時系列が原作のどの辺りの話かを論じても詮ない話だが、ベガパンクが残した発明を海軍で独占するのではなく、こうして海軍ブランドで社会の文化発展に還元する(金儲けとはいえ)のは感心する。


それはそうと、海に落ちた鉄巨人は海軍艦を数隻巻き込み海の底へ。


ジョイボーイの痕跡を見失ったことに戸惑いながら・・・。

ルフィとふたりの巨人船長は船に辿り着き、ゾロとジンベエがどうなったのか分からないがサニー号も雲の上を滑りはじめている。


五老星がヨークにサテライトの残りを確認したのは、パンクレコーズにアクセスできる天才科学者が外部にいることと、パンクレコーズに蓄積された情報を使ってこれから自分たちがしようとしていることを知っている者の存在が不都合だからなのだろう。

ここでエジソンが死亡認定されているということは、研究層の島雲が延伸されたことにヨークも五老星も気付いてない可能性はあるだろうか。

実際にパンクレコーズへのリアルタイムアクセス状況を確認したのではなく、ヨークの思い込みで「あとふたりのはずだ」という認識ならば、エジソンの生存を誤認している可能性もある。

あと、このやりとりから、五老星は思いのほかヨークを大事に扱ってくれそうで、良かったなヨーク。

さて、ベガパンクの配信はなんとか止めることができたので、五老星が次にするべきことは、邪魔者の抹殺だ。ルフィとボニーももちろんだが、より優先されるのがリリスとアトラスの始末。


海に出た船を当然追うんだが、海軍は巨兵海賊団とボニーに劣勢なので、追ってきたのはマーズ鳥。

五老星の異能の力も「悪魔の実」由来なら、飛べないし海に入れない他の四人がどうやって追ってくるのか分からないが、どのみち大人しく逃がしてくれるわけはないと思っていたルフィは


迷わず燃料補給。

そして相変わらずその姿が何を意味するのかも知らないままギア5th発動。


海面はゴムのようにうねり追手を妨げ、ニカの鼓動は巨人たちを鼓舞する。


さらに「おれのように“自由”になってあいつらをぶっ飛ばそう」と、ボニーを誘う。


ゆがんだ未来ディストーションフューチャー『あたしが一番自由な未来』!!


現実の厳しさを知るたびに可能性を狭めてしまうボニーの能力だが、種族の魂に刻まれた伝説の戦神が、その常識外れで無限の可能性を持つニカが、実際に目の前にいて手を引いてくれる。これほど心強いことがはない。

これ、実は凄くないか。
ルフィを手本に「伝説のニカ」になった自分を顕現させたボニーの身体は、その腕は柔らかそうにしなり、その白い巨体は宙に浮いている。衣服もルフィの姿に近いながら自分の好みのデザインで再現されている。

ルフィのように天然に・・・とはいかないまでも、イメージのままに身体形状まで自由に変化させられるんだから、ルフィが見せた技や攻撃の受け流しなんかは再現できるかも。

ってか例えば・・・だけど、
「おとうさんのような未来」をイメージしたらレーザーが撃てるかもしれないし、
「セラフィムになった(のような)未来」を明確にイメージできたら、原則物理攻撃無効の超タフボディが手に入る。五老星の能力だってカラクリが分かれば真似できるんじゃね。

最強のカウンター能力誕生したんじゃないの!?

そして、


ふたりのニカの鼓動を察知した鉄巨人は再起動・・・するのか・・・


まぁなんというか・・・


今回の目玉は、ボニーの攻撃を受けたドール中将とブルーグラス中将がかわいい、という話だ。
ドールちゃんのタトゥーがうまく隠れてるのは・・・配慮なのか・・・?
女児がタトゥー入れてる絵がマズイとか・・・

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