ONEPIECE 605 「クラーケンと海賊」
クラーケンを手なずけて上級者の航海をしたいルフィ
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「弱小トリオはもう卒業」と息巻いたウソップも
ゾロに力ずくのツッコミを入れるようになったチョッパーも
ビビリまくり。よかった・・・ふたりはこうでなくっちゃね。
[ちっとも動じずむしろ捕まえよう派]・・・ルフィ・ゾロ・サンジ
[ビビリ派]・・・ウソップ・チョッパー・ナミ
[呑気に構えすぎ派]・・・
クラーケンをスケッチするロビン
それ見て和んでるフランキー
韻を踏んだスカルジョークを呟くブルック
この三人はSTRONG WORLD以降トリオなんでしょうか
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ちなみに576話の扉絵もこの三人でした
引き返してきたコリブーたちの船が一撃で握りつぶされ
普通の人と感覚が違う麦わら一味に
巻き添え食って死ぬのはごめんのカリブーは策を弄し
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即席コーティング潜水服〜(大山のぶ代風)
ここからは、一味の新技お披露目会
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フランキーはロケットランチャー装備(あとで乳首ライトも
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チョッパーの毛皮強化ガードポイントは自身を守るだけでなく仲間をもガードし
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ロビンは手を無数に組んで巨大な手で船の方向を変えた。
サンジはシャボンを出て凄いスピードで海中を走る
ゾロはシャボンの中から三刀流奥義”六道の辻”
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ルフィはシャボンから出した腕に脱力しながらも
覇気をまとったゴムゴムの象銃でクラーケン撃破
このあと倒したクラーケンと一緒に下降流に飲まれ
潜水服の三人は行方不明に
サニー号はとりあえず7000m地点まで降りてきました。
今回は一味が強くなってることを描写するための話。
クラーケンはいわゆる「かませ犬(タコ)」ですね。
そんな中、僕がもっとも気になったのは
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クラーケンを倒したときに出てきた「服を着たサメ」です。
よく見てください。クリミナルブランドのシャツですよ。
「クリミナル」といえば2年前に魚人島で流行していたパッパグのブランド
海獣に食べられて(?)いたのもケイミーっぽい
このサメはケイミーの使いに間違いない
迷子の三人は今頃サメの案内で魚人島をめざしているのでしょう。
余談:
ロビンの出した”巨大樹”
以前、劇場版『デッドエンドの冒険』(2003年)で
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似たような技を出して、飛んだ船の進路を強引に変えたことがあって、
その際「あんなムリヤリな質量を出せるわけではない」と
尾田っちが公式に否定していたような・・・
スカイピアでも人ひとり運ぶのがやっとだったし。
「チョッパープラス」のフランキーの衣装とか
アニメの演出が尾田っちの考えるものと違うことはまま在ると思いますが、
今度は本物。
とはいえ、これだけの大質量を瞬時に出せるとは錬金術師も驚きです。
まあ修行の成果なんでしょう。
2年前よりたくさん出せるし、パワーも格段に上がったんでしょう。
それはいい。いいとしよう。
問題なのは「海の中でそれをした」ということ。
「海中でも一瞬なら平気かしら…」とパワー技。
ルフィもそう。
シャボンから腕を出して”ギア3″武装色の覇気で硬化させる。
「うぎぎぎ… 海で…力が…抜ける〜〜!!!」と言いながらも
“ギア3″を維持し、ゴムゴムの象銃でクラーケンを倒した。
えぇ・・・ぇ〜・・・・・
僕の認識では、能力者に対する”海”のリスクは絶対だったんです。
「力が抜けてもそんなことが出来るほどルフィやロビンが強くなったんだ」
なんてのは最悪です。
努力すれば克服できるとか、短時間なら大丈夫とかそんなんじゃないんですよ。
絶対なんです。
こうなっちゃうと、海を弱点としない能力者がこれから続々と出てくるはずです。
そんなの面白くない。
反則技を使うキャラには致命的な弱点を。これは鉄則です。
でも、たぶん尾田っちはそんなことお見通しで、わざとやってるんです。
僕のガッカリ感を帳消しにしてくれる展開を、きっと用意していることでしょう。
今日のところはそれを楽しみに引き下がることにします。
追記:
もしかするとルフィは覇気を纏うことで腕を保護していたのかもしれませんが
それでもビミョーです。
やっぱりやってほしくなかったなぁ・・・
でも今後の展開に必要なギミックなんだろうなぁ・・・・
Comment
てっきりクラーケンはルフィが覇気の一睨みで
大人しくさせて手懐けるんだろうと思ったらこの有様w
それをしなかったのは修業の成果披露か
画的に呆気ない感じになってしまうからでしょうか
今回ウソップの活躍がなかったのは主力三人がはぐれたことも加えて、ウソップ劇的パワーアップ披露の伏線だと邪推してます。
いや願ってます。
ロギアは確かに流動的な形状をモチーフにしたものが多いです。
僕はジョズのダイヤモンドに硬化する能力が、炭素を操るロギアかもしれないと睨んでいます。ロギア自体まだ数が少ないですから、自然界で固体の物質をモチーフにした人が今後出てくるのではないでしょうか。例えば、あまり強そうじゃないですが「木」とか「鉄」とか。
パラミシアは固体とかそういう定義ではなく「何でもあり」だと思います。
バラバラとかヨミヨミとかキロキロとかバクバクとかスケスケとか、分類できませんよね。
ふと思ったのですが、青キジは自然系には珍しい固体の能力者ですよね。
一部の能力者を除いて超人系は固体の能力が多く、自然系はフワフワドロドロした能力が多いこと。
ルフィやブルックは海に入っても(能力名)=(体の材質)を保てたのに、エースやエネルは海楼石に触れた瞬間、無敵能力が失われたこと。
これは単に自然と超人の差なのでしょうか?
ルフィがなぐられたとき、「ゴムなのに痛ェ」といっていたのも気になります。
うーん・・確かにきっちりとした定義がないので
難しいところですよねぇ・・・
私自信が疑問に思ったのは空島編の頃からでした。
海雲の海底を抜けてしまったウソップ救出の為にルフィは海雲へ腕を伸ばして
いましたよね。更にはロビンまでもが便乗する形で能力を発揮していました。
「白海」自体が青海と比べ何らかの成分が違うという事も考えられますが
その後の白々海にてのウェイバー転倒の際に溺れてしまっている(助けようとした
チョッパーも同様に)描写を見るとやはり弱点であったと考えると
あのシーンでもかなり力は抜けていたのでは・・・と悶々としてましたね当時。
そうですね。
しかし、弱点である「海」そのものに能力を作用させる青キジはさすがに脅威と言わざるをえません。やはり克服してしまっているのでしょうか・・・
確かカリファVSナミの時に言ってたと思いますが、
能力者は体が少しでも水に触れると能力が奪われるのではなかったと思いますよ!
だから全身海に浸かっていないから力が抜けきらなかったのではないでしょうか?
シャワーとかは大丈夫ってSBSでみた気がします!
尾田っちがきちっと定義していないので実に難しいですが
今年1月の記事で少し触れていますのでそちらもどうぞ。
http://cogitoergosum.sblo.jp/article/34657696.html
アーロンのときの描写などから海の中では能力が消えるわけではないが能力が使えなくなるまで力を奪われるし自分からは能力を発動できない、また能力発動時に海に浸かるとじょじょに
力を奪われると自分は思ってたんだけどどうですか?
ハンコックが蹴り砕いたというのはスモーカーの十手のことでしょうか。
アレは先端以外は普通の素材だと思います。
Mr.3やイナズマが鍵を開けられるのも、おそらく手錠の内部機構は複雑なので普通の素材が使われているせいだと思います。
ただ、青キジは確かに「チャプ」と海に手をつけていますね。
仰るとおり海をものともしない能力者は、尾田っちが明確に描写していないだけで、すでに登場しているのかもしれません。
「弱点」は「弱点」のままで残しておいてほしい。
これは僕の願いです。ただそれだけです。
海が効かない、もしくはそれに準じる人はちょこちょこいたのでは?
たとえば
・海の中に手を突っ込んで凍らせた青キジ
・海楼石を蹴り砕いた女帝
・あとこれは微妙ですが、3が海楼石の手錠を外す時、手錠の鍵の形を目で見ただけで分かるはずがないので鍵穴にロウ、というか手をつっこんでいたのではないかということ
こんな感じで、結構無視している時もあると思うんですが、どうでしょう?