Cogito, Ergo Sum

我思う故に・・・新館

キャシャーンSins 22話

 




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永遠の命と人々の羨望の対象になれることに有頂天のレダ
美しいもの、優れたものを際立たせるにはダメな存在も必要
そして施しを与える存在として君臨したいという、これは女の欲望の権化
そのレダの条件をすべて受け入れるルナ
辛抱たまらず、跪いてルナの血を乞うレダ
ああ…私の滅びが終わる…
ルナの血はマゼンダ100%みたいな真っピンク
さっきちらりと見えた銀色の瞳は元通りに
もう”死”は見えない。笑って去るレダへのルナの表情は「ふふっ」て感じ?
このルナの表情の意味するところは何なのか。
鎖につながれたボロボロのキャシャーン
瞳孔は開き、表皮(着衣?)は剥がれ落ち、大量の血を流し
それでも再生しようとする肉体
今世界を握っているのは私。そして…きっと私は更なる高みへ
レダの言う永遠の命とは、出産による生命の連鎖を産み出すこと
命を産み出し、神に等しい存在となること
俺はキャシャーンと戦って勝ちたいだけという
ディオの男としてのこだわりに耳もくれず
私が支配できない存在は邪魔にしかならないのよ
これはもう、男の最たるエゴ(美学) VS 女の最たるエゴ(欲望) のぶつかり合い
レダが自信満々に力ずくで無理を通そうという、まさにその時
直ったはずのレダの右目が砕けて割れた。なんで!癒しを受けたのに…
リューズとフレンダーはキャシャーンを救いに潜入していましたが
すんでの所で、ディオがキャシャーンをさらって逃走
ルナに詰め寄るレダ
これはどういうこと!?  完璧でなければ、美しくなければ意味がない
足りないならもっと血をもらう
少し”癒し”が多すぎた? 
ルナの血の池にヤク中の廃人みたいに横たわり苦しむレダ
cass_22a.jpg
右手がおかしな形に変形しているように見えます
再生に苦しむキャシャーンを見守るディオは
まるで杉野昭夫が描く矢吹丈のごとき静かな表情
cass_22b.jpgへへっ、おっつぁんよぅ
その間にもディオの肉体の”滅び”は進行中
永遠の命を手にしたら、今のこの飢えるような気持ちが消える気がした
お前と戦えれば”滅び”など、どうでもいい 男です。
進んで滅ぼうとしているディオに強い生命力を感じるキャシャーン
死ぬ怖さも生きる喜びも、死ねない僕にはわからない、絶対に。
生きる喜びというものがあるなら、俺には間違いなくお前だ!
さぁ、ようやく盛り上がってきました

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