鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第51話
原作:90話中盤~92話の1/3くらい
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OP刷新。最後のOPですね。
歌っているシドというのは最初のEDを歌っていたグループ。
これまた随分しっとりとした曲になりましたね。
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母の夢を見て幸せそうに眠るエドと、ベッドに腰掛けそれを微笑み眺めるウインリィ
という画は、物語がハッピーエンドで終わることを期待させます。
エドの右腕がどうなっているかは見えないように描かれていますが。
起動した「不死の軍団」
いきなり制御不能で司令官をむさぼり食う様は、夕方にはいささかキツい。
こんなのがオッケーだと、今なら北斗の拳で血を黒く描いたりする必要もないな
第三研究所の地下から侵入を試みるエドたちのもとでも
開かない扉から突然なだれ出てきた「不死の軍団」
さながらロメロ映画でエレベーターに駆け込むゾンビのごとく。
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アニメーターの人、描いてて楽しそうだなぁ
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血(?)が緑色なのは一応の配慮なのだろうな。
プライド救出に現れたキンブリー
コミックではハインケルのすぐ背後に現れて不気味さ&恐ろしさ200%でしたが
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今作では10mほど離れた高台に参上
これはおそらくすぐ背後から不意打ちを食らっても
ハインケルが死ななかったことへの言い訳的な解釈だと思いますが
一応、攻撃食らう寸前に気づいてるし、動物的勘と身体能力で致命傷を避けた
ってことで別にいいから、僕はコミック版の表現を推奨します。
前々回くらいからプライドの表情の描き分けが出来てると思ってたのに
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無邪気な子供の言葉をこの顔で吐かせるな。
わかってないな。
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見ざる言わざる聞かざるを模した「不死の軍団」の兵
ちなみに東照宮の猿は並びが逆なので念のため。
マネキン・ソルジャーって言うのか。はじめて聞いた
セントラルに戻ってきたメイは地下道で「不死の軍団」に遭遇
このアクションはなかなかイイ。
コミックでは自力で瓶から抜け出たエンヴィーでしたが
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ここでは瓶を不死兵が噛み砕いたことで脱出が叶うことに。
自然な流れで実にイイです。
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それにここのメイがこれまでで一番かわいい。
スロウスと格闘中のオリビエ
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スロウスが振り回す鎖をサーベルで弾くって、ええッ!?それ無理だろ
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コミックではサーベルを使ってうまく逸らしているようですよ
今回、作画もアクションもかなりいいのに、ツメが甘いのが気になりますね。
注)
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST のレビューは
「コミックとアニメはあくまで別物」という大前提のもと、
今回の再アニメ化に際しては原作準拠のストーリー展開で。という製作趣旨をあえて真に受けて、
コミック版との比較をしてみようというスタンスで書いています。
決して原作マンセーな人ではありませんし、アニメスタッフに喧嘩を売るつもりもありませんが
思ったことは言うというブログ自体の姿勢は崩すつもりもありませんので
ファンの方には、しばしば不愉快な思いをさせることがあると思います。
それはもう、ご了承ください。
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鋼の錬金術師~第51話「不死の軍団」
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