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げんしけん[二代目] 第57話

 




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きのうコンビニで久しぶりにアフタヌーンを手に取ったら
「げんしけん」が載っていた
げんしけん[二代目]と銘打ってあるが新作ではなく、
今年2月の読み切り56話を挟んで、57話からのスタートで
あくまで「げんしけん」の続きとなっている。
単行本化される際は56話もこっちに含まれるのだろう。
(いや、10巻として出るかもしれないな・・・)
しかし・・・笹原が出ていない。
56話には出てきたが、57話には1コマ名前のみの出演という酷い扱いで
ここからも荻上政権下の、次世代「現代視覚文化研究会」の物語であり
主人公が代替わりしたという意味の[二代目]だとわかる。
作品開始当初からのキャラとして、斑目ただひとりが出演しているが、
斑目は影の主人公なので良しとする。まぁ追々ほかの人も出るでしょ
また、げんしけんの作中でもコアなオタク像はどんどん変容しており
笹原時代とは全く違う現視研になっているという意味でも
[二代目]なのかもしれない。
現視研は、今ではすっかり腐女子のオタクサークルと化し
格ゲー、エロゲーはすっかりなりを潜め
8:1:1で、ボーイズラブ:コスプレ:変態くらいの配合か。
これはもう僕の時代のオタクはついて行けない世界だ。
期間限定の短期連載だとしても
げんしけんには、オタク文化の”今”が反映されているだろう。
そこの所をどう描いてくれるのかに期待したい。
荻上を使って、作者自身の鬱積を垂れ流すとかはもういいから。
余談:
作中ほぼリアルタイムで年月が過ぎていた「げんしけん」
だとすると、57話は笹原が卒業したすぐ後の話なので
連載終了した2006年頃の時勢を反映するとしたら
実はまだ戦国BASARA2発売前で、BL武将萌えが当たり前に存在したかどうかは疑問
「化物語」も当然アニメ化されていない。

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