節電ブーム
節電ブームですね
こういうときですから
国全体で消費電力を下げる努力をしないといけない。
そういう意味では「ブーム」という言い方は些かノリが軽くてよろしくないと思いますが、
より多くの人たちに、気楽に参加・協力してもらう方が大事かもしれないので
この際、国民一体でわっしょいわっしょいブームとして盛りあがって
消費電力を下げましょう。
ところで、先日ふと思ったのですが
東電の原発事故と原発そのものへの不信感、
さらに相次ぐ電力会社への不信を高める事件などで原発が計画通りに動かせず
発電能力が低下しているのを原因として
消費(需要)と供給のバランスが取れず、節電が叫ばれるわけですよね。
ここでひとつの例として
たとえば、電鉄会社を例に挙げると
駅構内の照明を暗くしたり、便数を減らしたり、冷房を弱くしたりして
節電に励んでらっしゃるようですが
電気の需給バランスが崩れているとは言ってもインフレが起きているわけではないので
電気料金が高くて使用できないのではありませんから
この夏、電鉄会社が各電力会社に支払う電気料金は『ぐっ』と安くなると思うのですよ。
僕たち利用者にしてみれば、
便数が減って不便な思いをし、暗いのや暑いのを我慢して
しかし、これまで通りの料金を支払って電車に乗るのです。
これって『サービスの低下』ですよね。
いや、文句を言っているのではありません。
電鉄会社は、その浮いた電気料金を利用者に還元するか
もしくは被災地の復興のために寄付するなどするべきだと思うのですが
そういった動きはあるんでしょうか。
気になります。