Cogito, Ergo Sum

ONEPIECE 792「土下座」

 




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ドフラミンゴと、ファミリーの幹部8名、
最高幹部3名の身柄は “とりあえず” 海軍が確保した。
ヴィオラとベビー5がどういう処分を受けるのかは未定だ。
王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴの敗北・失脚。
そして、ここ10年間のドレスローザに隠された真実。
海軍が、これらをただ上層部に報告するなら、
この重大事件も揉み消され、世界中に知れ渡ることはなかっただろう。
ドフラミンゴに、10年間ドレスローザの王位を認めていたことは
あらゆる面で『世界政府』の落ち度、責任となる。
そしてその騒動鎮圧の最中心にいたのが、「海賊」ルフィであることは
政府並びに海軍の信頼を地におとしめかねない。
アラバスタや頂上戦争の顛末を情報操作した政府の行いを見れば
ルフィが「D」であることも含め
それがいかに不都合なのかは明らかなことだ。
そこへきて、
大将藤虎:イッショウが独断で取った行動は
誰もが予想できないものだった。
一連の責任はすべて世界政府にあると、電波に乗せて公言
op_792a.gif 土下座して謝罪した。
op_792b.gif
その様子は隣圏3島までしか電波が届かなかったが
マスコミが食いついたため、翌朝の新聞に載った。
これは、ローカル放送が功を奏したのだろう。
仮に全国放送だったなら、放送と同時に五老星の知るところとなり
即座に対策が練られたはずだ。
CP-0などの権威ある火消し部隊が行動したり
大手新聞社に圧力をかけ、記事を取り消させたりする猶予を与えなかった。
最悪の場合、バスターコールが発動されて、
世界の地図からドレスローザが消されることだってあったかもしれない。
この重大事件を隠蔽できなくなった世界政府が
次に取れる行動は大きく分けてふたつ予想できる。
今さらながら粛々と従来通りの隠蔽工作をし、すべてをなかったことに。
この大将藤虎の土下座すら「何かの間違い」だったと言い張るか、
もしくは、諦めてこの土下座に乗っかり、
自らのある程度の落ち度を認めてほとぼりが冷めるの待つか、である。
イッショウが大将になるまでの素性は、今のところまったくの謎なのだが
天竜人を頂点にいただく世界を、政府がまとめる
「歪んだ社会」「かりそめの平和」に
「怒り」を通り越した感情を抱いていることは確かなようで、
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根本的な「社会構造」の改革が必要だと考えているフシがあるという点で
革命軍に通じるものがあるというのは以前も書いたとおりだ。
政府の建前や体面よりも、
人民の生命財産を重く考えることからもわかるように
これまでのどの大将とも明らかに毛色が違う。
今回のケタ外れの越権行為を経て、
政府やサカズキが、彼にどんな処分を下すのか、非常に興味深い。
そもそも、イッショウが海軍大将に特任された
「世界徴兵」とは何だろうか。
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2年前に青キジが海軍を去ったことで
その穴を埋めるべく政府がとった「策」の一環であることは間違いないが
生え抜きの海兵ではない疑いが強く、
民間、もしくは犯罪者からの徴用なのではないかと僕は睨んでいる。
だとすると、そんなならず者を大将に据えた政府と、
今回藤虎を派遣したサカズキの間に軋轢を生むことになるかもしれない。
(責任の押し付け合いという意味で
それすらもイッショウの狙いである可能性も否定できない。
ただ、我々は勘違いしているかもしれないことがある。
サカズキだ。
海軍元帥サカズキは、元海軍大将:赤犬。
我々の知っている赤犬は「徹底的な正義」を信条とし、
その独善的な正義執行のためには、
人を欺き貶めることも、あらゆる犠牲をも厭わない。
サカズキを元帥に強く推したのは政府だそうだ。
政府・海軍の正義執行に対し、何かと不満や疑問を抱くクザンよりも
単に都合が良かったからだろう。
しかし「役職」とはその人物の器を表し
上からの命令をただ忠実に、完全に、躊躇なく執行出来るだけの器では
全海軍を統括するトップたる元帥には相応しくない。
ちなみに、先任のセンゴクは別名「仏のセンゴク」と呼ばれ、
ときに海賊を部下として秘密裏に採用するなど、その懐は広く
敵も味方もすべて丸め込む笑顔の知略家(目は笑ってない)として知られていた。
「仏の〜」という別名も、大仏に変身する能力者だから、だけではないのだ。
元帥には、元帥たりえる器が必要であり、
サカズキ本人にとっても思わぬ抜擢だったのだとしても、
大将のときと同じ考えのままでは、元帥に役不足であることは本人もわかるはず。
イッショウの性格や考えを知りながら、今回の件に藤虎を派遣したことには
ひょっとすると、以前の赤犬からは予想もできない、
元帥ならではの、サカズキの企みがあるのかもしれない。
クザンと袂を分かって、はじめて気付かされたことがあるかも知れないし、
クザンが言う
op_792e.gif
海軍に所属しねェから見えてくるもの
ということにも通じるのかもな。
まぁ、漫画のキャラとしては
簡単に宗旨変えなどせず、嫌なやつ、融通が利かないやつ、
悪いやつは一貫してそういうキャラで通して欲しいがね。
さて、イッショウは緑牛もまだ登場しないうちに更迭されてしまうのか、
それとも、反省した(フリの)政府・海軍のスポークスマンとして
首にしたくともできない状況になるのか、
はたまた、イッショウの方から海軍に三行半を叩きつける事態となるのか。
そして、「王下七武海」制度はどうなるのか。
ドフラミンゴとローの2名分の欠員が出ることになるし、
イッショウの弁舌次第ではその制度の存続は厳しくなる。
しかし、せっかく七部海の地位を手に入れて悠々自適のバギーはともかく
ゼファーの片腕を切り落とした謎の海賊が、いまだ未登場のまま
その所属を変更されるのもややこしい話だ。
ちょっと余談がすぎた。
サボ vs.バージェスは、
op_792f.gif サボの圧倒的勝利。
ここで僕が気になった点はふたつ。
まず、
サボの動揺を誘うため、エースのことを話題に出すバージェス。
op_792g.gif
「救いに行かなかったことを後悔してんだろ」
単に結果だけを煽るように言っているからだとは思うが
「行なかった」ではなく「行なかった」のだと?
頂上戦争の当時、
サボは状況を知りながら、しかし自らの”なんらかの”判断で、
マリンフォードへ向かわなかった可能性が、微粒子レベルで(ry.
非常に気になります。
そしてもう1点、
魚人島の回想のときから僕が再登場を確信し、ずっと待ち続けた
op_731k.gif コアラ嬢
帽子にゴーグル、ヒラヒラシャツ、グローブとブーツって
これって、ひょっとしてペアルックっすか?
姉さん女房ひゅーひゅー!いやーんな感じ
・・・かと思っていたんだが
なんか、もうひとり
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コアラよりももっとサボっぽい格好をした女性が居るな・・・。
誰だこいつ・・・非常に気になります。

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Comment

  1. 二足歩行たぬき より:

    やっぱり物語の中で現実なら死を免れない程ダメージを負った者が奇跡等ではなく殆どの場合において死なないってのは問題あると思いますねー
    バージェスも殺さないんですかね…
    誰も死なないなら余計無限に戦わざるを得ないのでは?死なないのに戦わなかったらもっと大変なことになりませんかね?なんて
    死をもっと真摯に描いて欲しいです、生と死は両方あって初めて生きるということだと思うのです

  2. ナオ より:

    やっぱり最後は、ドレスローザ俯瞰でひまわりですか?
    島の形がひまわりですものね。

  3. オッフェルトリウム より:

    見るからにパワーキャラのバージェスが、散々挑発して隠し持ったナイフで襲いかかり、真っ向勝負で負ける…。尾田っちはもうバージェスを登場させるつもりない気がする。最初からサボのかませのためだけのキャラだったのかも

  4. そうし より:

    追いかけてたコアラが最後まで何が狙い?ってなってたから奪っては無かったって事だったのでは?
    それよりバージェスの回収。黒ひげ来ますかね?このままじゃ逮捕ですよ?

  5. BIE(管理人) より:

    生きてますねぇ・・・僕も思ってたんですが・・・
    ワンピでは、ほぼ回想でしか人が死ぬところが描写されないとかいいますね。
    エースや白ひげは、よほど特別なキャラだということですね。

  6. じぇにふぁ より:

    幹部たちはバージェスに殺されなかったんですかね。殺して悪魔の実をうばったのかとおもってましたが。かいろう石の錠をはめさせられてるってことは生きてるんですよね。

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