ONEPIECE 1112「ハードアスペクト」

2024/04/23

2024/05/01

この記事を書いている人 - WRITER -

三週間のインターバル終わり。
意外と早かったな。休載の間にいろいろとしようと思っていたことは何ひとつできなかったわ。

│
さて

巨兵海賊団に保護されたボニーたちには名だたる海軍中将たちが迫るが、これはフランキー、ボニーそして巨人たちが善戦して食い止めている。
海軍本部中将といえば、ガープやスモーカーと同じ階級。特殊能力の変化球で勝負するボニーはともかく、力 vs.力で真っ向からこれを跳ね返すフランキーの実力は地味にすごい。

ボニーがポンスキー中将を子供化させて蹴り飛ばす様を「見た目がムゴイ！」と非難するのはウルバン中将。
抵抗できない子供を一方的に攻撃するのは確かに「画」的によろしくないが、見た目大人でも中身が弱冠12歳の少女を問答無用で殺そうとしている彼らが、いったいどの口開いて云うんだか。
おそらくこのセリフは集英社（もしくは編集部）への忖度だろう。承太郎はこの逆境をものともしなかったもんだがな・・・

│

ヨークを解放したマーズ鳥【以津真天】は映像の収録現場こそすぐに特定できたものの、念波を発信している「配信電伝虫」は別のところに隠されていることがわかった。そりゃそうだろう。僕でもそうするわ。そして研究棟ごと破壊することが得策でないとヨークに諭される。

「融合炉」については当初傷つけない予定だったが、どうやら「パンクレコーズ」の膨大なナレッジバンクも失いたくないらしい。
サターン聖がバスターコールを発令した瞬間からすべて諦めたものと思っていたんだが、そうではなかったようだ。

そしてマーズ鳥は「パンクレコーズ」内に小さな生命の息吹を感じ取り「配信電伝虫」を求めて「パンクレコーズ」へ。

│

研究層の裏口ではサニー号が脱出のときを待っている。

現在逃げるための脚がないのは、ゾロ、ジンベエ、サンジとベガパンク本体ステラ（の骸）。彼らが研究層に再び上がってこれるのかどうか分からないので、巨兵海賊団の船に乗るつもりなのかもしれないが、サニー号がフロンティアドームを出るためにはドームの解除をする者が必要ということで、ステューシーが自らその任を願い出た。どうやら彼女の忠誠心は本物らしい。

加えて「お前たちの船は必ず海へ着水させたる！」と、なぜかエジソンがドームのレーザー網に飛び込んだ。
ところでエジソンって・・・関西弁だったっけ？

│
ルフィはギア5thのニカ化が解け、ギア3rdでなんとか十ピーターワームとウォーキュリー猪の追撃をかわしており、五老星を倒す糸口は相変わらず見つかっていないやや不利な状況。彼らがボニーたちが保護された船を目指しているのだとしたら退路の確保に光明が見えるのだが・・・と思いきや

全島を駆けめぐり、パシフィスタマークⅢをすべて停止させたVナス馬【馬骨】が先に到着し、ボニーに迫る。

│

ついでにサニー号のところにもサターン聖がよじ登ってきた。
なんか煙ふいてるから、レーザーに焼かれても次々と再生しながら登ってきたんだろうか。そんな地道なことするヤツには見えなかったけど・・・

│

いよいよ世界へ向けたベガパンクの配信（告発）まであと1分。

「配信電伝虫」と思しき電伝虫のところに迫るマーズ聖。
見上げる目線の先には「ゴボ　ゴボボ…」という音を発する何かが。

この位置で見上げる対象って例の「巨神兵」でしょ！って意見をいくつか見たけど、馬鹿なの？・・・違うでしょ。

ここはパンクレコーズの中なんだから、ここにあるのは切り離された「ベガパンクの脳みそ」。ゴボゴボいってるならそれはアレでしょ。

「ルパン VS 複製人間」でいうところのマモーの本体。
ベガパンクもクローン技術を持ってて、それで脳を切り離してるんだから、本体ステラと呼ばれていた個体もまたクローンである可能性は高いよね。仮に本物のベガパンクの肉体だったとしても、生命の本質は「脳」の方にあって肉体は再生できるとか・・・な。
だって肉体が生命反応を停止してるのに「ノミノミの実」はまだ機能してるわけでしょ。