Cogito, Ergo Sum

ONEPIECE 941「えびす町の人気者」

 




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都を騒がせていた義賊「丑三つ小僧」が捕まった。


なんと、その正体はトの康。
オロチの手勢に、素性はおろか、手がかりすらまったくつかまれていなかった丑三つ小僧が、前回、カン十郎としのぶの元から去ったあと、いったい何があったら捕まるというのか。

モモの助の帰還と、それを担いで光月家復興とオロチ転覆を目論む勢力の動きを今の今まで知らなかったトの康が、何かを決意して行動したに違いない。


さァコレ忙しくなってきた!決戦までもう日がない。

期日までに少しでも軍資金を貯えるために、下調べや準備もそこそこにリスクの高い盗みを働いて下手を打ったか、でなければ、民衆に言葉を伝えるために自ら名乗り出た可能性もあるな。

民に伝えたいことがある。そのために自分の人気や知名度が役に立つなら、もはや命も要らないと考えたのかもしれない。


人気と知名度。
「丑三つ小僧」こと「トの康」の、さらにその正体は、おでんと共に光月家を支えた白舞の元大名「ハリネズミの康」こと「康イエ」だった。

殺されたはずの康イエが生きていたのはいったい何故か。生き残った大名は康イエ一人だけなのか。
厳格だった康イエが、どれほどの絶望のもとにその面影がなくなるほど身を持ち崩し、しかしそれでも新たに子供をもうけるに至った経緯は何か。世紀末に希望を見たのか、世捨て人にも人並みの幸せがほしかったのか、それとも、何か明確な野心をもって実子を遊郭に送り込んだのか。…この謎は深い。

丑三つ小僧の公開処刑は、小紫の盛大な葬儀とともに行われる。


父の処刑を知り、自らの立場も省みず、葬儀と処刑が行われる花の都羅刹町へと駆け出すトコと、それを追う日和、ゾロ、ブルック。
おそらくカン十郎とサンジたちもやって来る。ゾロの刀はひとまず保留なのね…


一方その頃、アジトのある頭山に火を放たれたアシュラ童子は、放火を指示したホールデムがいる九里の博羅町へ。
それを察知した錦えもんとイヌアラシも博羅町へ向かう。


アシュラ童子を味方に引き込むために、オロチの手勢を強引に「共通の敵」に仕立てあげる錦えもんの策略は、はたしてうまく行くのか。
僕的にはちょっと… 錦えもんのなりふり構わないやり口が気に入らないのだが… う~ん…

兎丼の囚人採掘場では、クイーンが小紫の死にショックを受ける一方で、夜の間にエネルギーを蓄えたルフィとヒョウ爺が、次の対戦相手をまだかまだかと待ち受けていた。


朝までに「流桜」の何らかのコツを享受できたというよりは、とにかく臨床あるのみと今日の実戦を心待ちにしている感じだ。
そのために、たっぶり休息をとり、カロリーを摂取していたのだろう。
昨夜は食事も与えられていなかったはずだが、どうやら雷ぞうとカリブーが手配したらしく、クイーンが大量に持ち込んだ「おしるこ」が、根こそぎふたりの胃袋に納まった様子。


おれはチーズじゃ動かねェ

かつてはそう言っていたルフィが、ほぼ植物性の原材料しか使われていない「おしるこ」でどれ程動けるのかも心配だが、まぁここまできびだんごしか食ってなかったことを考えればまだ全然マシか。
それよりも「おしるこ」を求めてはるばるやって来るリンリンがどういう反応を示すかの方が問題だな。


余談だが:
926話で、花の都で騒がれていた数々の話題。
人斬り鎌ぞうに加え、丑三つ小僧、北の墓場のオバケ騒動がすべてつまびらかになった。


大金持ちから盗みを働き、貧乏長屋に金をまく「丑三つ小僧」はトの康だった。

一人娘から送られる仕送りを働けない人たちに施しているとのことだったが、禿の収入なんてあってもたかが知れているはずで、少しずつとはいえ大勢の人に配るほどあるのはおかしいと思っていたところ、合点がいった。盗んだ金も施しに使われていたのなら、そりゃあ人々を笑顔にすることもできただろう。
娘からの仕送りと偽ることで皆に気を遣わせないようにしたんだろうな。


そしてオバケ騒動がブルックの仕業だったとは…



ブルックの扮装が食料調達に適していると、錦えもんが言っていた意味がようやくわかった。

ところで、錦えもんが腹下してたのって、このお供えが傷んでたんじゃねぇの?

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Comment

  1. けんと より:

    康イエ様の人望ひとかたならないですね
    おでん様は情報操作や刷り込み教育によって完全に悪役になってますが、康イエの方は放置とは間抜けですね(笑)
    これは、処刑されるにしろ生き延びるにしろ後々尾を引きそうです

    • BIE(管理人) より:

      康イエ様はもともと人望があった人物だと思いますが、大衆からは忘れ去られていたんじゃないでしょうか。
      今讃えられているのは「トの康」の人望なのかもしれませんね。

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