Cogito, Ergo Sum

我思う故に・・・新館

ONEPIECE 951「RAMPAGE」

 




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自分の身柄と引き換えに、ホーキンスに仲間3人を解放させたロー。


ホーキンスは「未来に希望を織り込まない男の”脅し”は怖い(一部意訳)」と、ローとの取り引きに応じたようだが、前回までの粘着ぶりを見た感じでは、ホーキンスはローに対して明らかに怨みか、コンプレックスを抱えているように僕には見え、「これからたっぷり拷問だ!ウヒヒ…」ってなところだったのに、拷問の前にまずローの要求を叶えてって…、拍子抜けも甚だしい。

どれだけローが捨て身だろうと、仲間を犠牲にする覚悟があろうと、たとえば、藁人形のストックを何千体と仕込んでおけば、自身は傷つかずローの精神にストレスをかけ続ける事ができるし、剣技だってまるで素人なんてこともあるまいに、ちょっとローの決意を警戒しすぎなんじゃないのか。(何千体も仕込めない可能性はあるな)


ローは以前「ウチはドライ、もし捕まっても何も喋らず殺されろ。」とウソップに言った手前…ということもあるまい、もとより「ムッツリ仲間モエ~」なローは、自分が仲間のために体を張るのはアリでも、自分のために仲間を危険な目に合わせたり、計画に支障をきたしたりというのが許せないのだろう。


でなければ、この危機的状況を打破する算段があり、さらに何か考えがあるのかもしれない。
前回ローが見せた不敵な笑みと、ドレークの怪しい動きに秘められた意味に期待するとしようか。
もっと冷徹にローを精神的に追い詰めてもいいはずのホーキンスが、あっさり三人を逃していることにも何かウラがありそうな気がするしな。

ま、ハートの海賊団は、ローが居ないと麦わらの一味との同盟もクソもないので、計画よりもローの命が大事。そりゃそうだ。
これで、キッド海賊団もハートの海賊団も別行動。最後にゃ合流するんだろけど、それまでにそれぞれが何を為すかが気になるところだ。

トノヤス=康イエ公開処刑の騒ぎに首を突っ込んで、全国指名手配となった面々も、検問をかいくぐり皆、九里に集結中。


ここで僕的にとても評判が悪かった「は?!」顔を持ってくるとは思わなかった。


あと、トコに接するロビンを見てると、以前僕が気になっていた母性を感じる。やはり2年前のロビンとは違うよね。

その頃、鬼ヶ島ではビッグ・マムが目覚め、何故か無限に菓子を振る舞われていた。


歓待されるはずもなく、カイドウが到着するまで大人しくさせておくために甘いもので間を繋げという指示でも出たのか、これでは「おしるこ食わせろ!」「一口もやらねェ!」…で、ぶっ飛ばされたクイーンの立場がない。
いや、実際手に負えなくて鬼ヶ島まで連れてきたんだから、もう立場もへったくれも既にないんだが。


ここで気になるのは、キングの正体(ってか素性)。


珍獣コレクターで、あらゆる種族と子供を設けたいビッグ・マムが「うちに来い」とスカウトするほど珍しい種族の生き残りらしい。

あらゆる人種のるつぼであるトットランドに居ない種族が3種あるのだと。
ちょっと物言いが微妙だが・・・。「3種の内1種は歴史の彼方に消えちまったかも知れねェが…お前は生きてる」
ま、ひとつは巨人族だよな。
一つはずっと昔に絶滅したっぽいけど、キングはもう1種同じように絶滅したと思われていた3つめの種族の生き残りだったってことかな。

すでに滅びた1種は置いといて、キングの種族とは・・・

これまでワンピ世界に登場した種族といえば、
人間、小人族、ミンク族、手長族、足長族、蛇首族、魚人族、人魚族、巨人族、あとは有翼人種と宇宙海賊(宇宙人)・・・くらいか。天竜人は種族としてはただの人間だしな。
ママの子供に有翼人種って居たかな・・・。

単純に考えると・・・「(堕)天使」? そうなると「神」とかまで行っちゃいそうで、ワンピでそれはしらけるから辞めてほしい気もするなぁ。
「Dの一族」って可能性もあるけど、あれは「血」とか関係ないそうだし、現代でも全然滅んでないし、違うな。・・・何だろうねェ・・・。

さて、時間稼ぎもそこそこに、


カイドウとビッグ・マム、数十年ぶりの邂逅。


からの・・・


天を裂く一合
こんなのに共闘された日にゃ、たまったもんじゃない。かつて仲間だった(らしい)二人の思惑は如何に!

余談だが:


康イエ様が残した「判じ絵(改)」
新たな集合地が示されているのだが、元の絵に線が二本描き足されているだけ。

蛇の絵は「ハブ港」を指していたんだが、それに線が二本足されると何を表すのか。まぁ、決行の日時は変更しようがないので、集合地を指していることは明らかなんだが、未登場の地名とかなら考えるだけムダだもんなぁ・・・。
しかも、ホーキンスに解放された三人が持ってきた情報って、信用して大丈夫なんだろうか。彼らに裏切る気がなかったとしても・・・だ。細工されている可能性とか・・・。


また、町で準備が進められている「空船作り」だが、死者を弔う火祭りねぇ・・・これってあれだろ?
タイとか台湾とかラプンツェルとかでやってるアレだよな。

当日、祭りで盛大に空に飛ばされた「ランタン船」に紛れて、空から奇襲をかけるような気がしたが、死者を弔うランタンなら、全てが終わったあとのエンディングに感動的に飛ばしてほしい気もする。

とにかくこの「空船」が、物語上のなんらかの仕掛けとして使われることは間違いない。乞うご期待!…だね!

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Comment

  1. シン より:

    死者を弔う船つくり・・自分が想像するのは長崎の精霊流し

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