斑目の横恋慕に決着!?
げんしけん[二代目] 80話
学祭に集まった旧げんしけんのメンバー
はっきりしないのが嫌いな笹原妹と
近頃の部内事情を知らなかった春日部さん
そして
不憫な斑目を想い慕う波戸
それぞれの思惑が微妙にマッチした結果、なんの罰ゲームか
斑目は咲に四年越しの想いを伝える
結果は当然というかなんというか、 玉砕したわけだが
当の斑目の心中は妙にスッキリ
斑目、男として一歩、
オタクとしては非常に大きく成長しました。
シリーズを通して長らく引きずってきた斑目の横恋慕に一応の決着がつきました。
この告白がどういう未来をもたらすのか
それは木尾士目センセーにしかわかりませんが
注目すべきはラストページの柱
「斑に咲く花。」
もう言うまでもありませんね。
そう、「Spotted Flower」ですよ。
しかし何だ。
これはある意味、作者のケジメに見えなくもない。
「Spotted Flower」の主役夫婦はあくまで仮定の存在で
ここに分岐があった、あくまで別のシナリオで、
そんな未来は現実には存在しない・・・とね。
それはそれでなんだか寂しい・・・。
Comment
なるほど。ご丁寧にありがとうございます。
薄い本の二次創作ならいざしらず、作者自身が紡いでる話ですものね。
「公式のパラレル世界」ってことですね。
現実に存在しないって言い方はちょっと違う気がしますけどね。どちらも同じフィクション世界ですし「もう一方の現実」と言った方が適切な気がします。
エヴァのIF世界を描いた「碇シンジ育成計画」というタイトルの通称学園エヴァと呼ばれている作品がありますが、あれはあれで立派な作品の一つですしあの世界の現実の一つとも言えます。
学園エヴァの方から見れば従来の陰鬱としたエヴァ世界こそ有り得ない現実ですしどちらか片一方だけが真実の世界ではなく両方とも有り得る現実じゃないかなと。
まぁ何が言いたいかというと斑目×咲の世界も現実の一つですしその世界では確実に続いていくのですからそこまで悲観する事もないんじゃないかと思うわけです。パラレル作品は認めないという考えなら別ですがそうじゃないなら「どちらの世界も現実」と思っていればいいような気がw私はそう考えるようにしています。
パラレル世界も立派な現実の一つですよ、と藤子F信者の私は思うのでした。
駄文長々と失礼致しました。