Cogito, Ergo Sum

我思う故に・・・新館

ONEPIECE 1096「くまちー」

 




この記事を書いている人 - WRITER -

カオス!
「ゴッドバレー事件」とはいったい何だったのか。情報が散漫すぎてまったく分からない。


この事件は歴史の闇に消えてゆく・・・と語られるが、そのまんま語られないままじゃ済まされるわけがない。実にすっきりしないが、今はまだ仕方ないのだろう。

ゴッドバレーが世界政府に非加盟であることをいいことに、その地の資源を我がものとするために天竜人が先住民大虐殺の人間狩りに興じていた。
しかし、一大イベントに大挙して押し寄せた天竜人を守護するための海軍の“超”大艦隊をものともせず、そこにロックス海賊団やハチノスをねぐらとする有象無象の海賊たち、そしてロジャー海賊団もやってきた。
その混乱に乗じて、人間狩りの景品だった悪魔の実を手に入れたくまの力で500人以上の奴隷が脱出に成功した。

ソルベ王国へ帰還したくまとジニーの、平穏な第二の人生が始まる。

要約すると今回の内容はこんなところ。

ゴッドバレー事件の詳細が詳らかにされないのは、おそらくはそれが後の大きな謎の解明や伏線の回収に繋がるからだろう。


ガープとコング元帥(当時)の会話から分かることは、海賊島の「宝」を奪い返しにロックスたちが危険を顧みずやって来たということ。
その「宝」がハチノスから奪われたかのようにも聞こえるが、なにかの喩えかもしれないのでそれは定かではない。

ただ、海賊たちの魂の“象徴”とされていたかもしれない“ナニカ”がこの地にあることが発覚したため、ご覧の通りの混沌となったらしい。

ロックスやロジャーだけでなく、木っ端の海賊たちまで心を動かされる「海賊島の宝」とは一体何か。

このあと、ロジャーを捕まえる(もしくは倒す)ことだけを目的にこの地へ来たガープが、どんな経緯でロジャーと共謀してロックス海賊団を壊滅へと導くのか。
この事件が闇に葬られているにも関わらず、ガーリング聖が「ゴッドバレーで活躍した“王者”」と呼ばれ続けているのは何故か。
そしてロックスたちが求めた「海賊島の宝」とは何だったのか。

それらの疑問はすべて先送りとなった。

ただ・・・・


人間狩りに興じる自信満々のガーリング聖は「見ていろ子供達…」と云っており、この地に子息を伴って来ていたことを示唆している。これがシャンクスとどう関わってくるのかがこの先注目されるわな。

ネットなどで「若きガーリング聖は現在のシャンクスによく似た顔をしている」との記述をよく見かけるが、僕はそう思ったことはない。
それはおそらくバギーこそ天竜人の落胤であり、シャンクスがそう扱われているのは大いなるフェイクであると僕が考えていることのバイアスがかかっているのだと思われるが、深く深呼吸してから改めて見ても別にシャンクスに似てると思わないんだよなぁ・・・。

大いなる事変のさなか、イワンコフたちが求めた“解脱”の鍵が、人間狩りの賞品として用意された「ウオウオの実(幻獣種)モデル:青龍」と「ニキュニキュの実」。


海賊たちの襲撃によるドサクサで、これらは想像以上に容易に彼らが手にすることができた。


しかしそのうちの片方はロックス海賊団のリンリンに奪われ、奪われた実はその後どういう経緯を辿ってかカイドウが食うことになる。
カイドウが「昔の話」といいリンリンが「いや一生の恩」という“デカい借り”のくだりが、この悪魔の実をカイドウに譲ったことを云っている可能性はかなり高いが、カイドウ的には死にたくても簡単に死ねない身体にされたことである意味恨みもあったのかもしれない。

とにかくウオウオの実は奪われたが、なんとかニキュニキュの実はくまが食べることができた、しかしこの場になぜか五老星:サターン聖が現れたことによりリンリンによる追求はなくなった。
五老星の登場をいち早く察知してバックレたのか、相手にされなかったのかは定かではない。しかし、ここで感じる違和感は、今この地に起きている激変に対するサターン聖の動きではないだろうか。


ヒラ(w)の天竜人たちが生きようが死のうが五老星にとっては取るに足らないことなのかもしれないが、今この場でサターン聖が一番許せない、または排除すべきと考えたのが、リンリンではなくくまだったということだ。

バッカニア族が「奴隷もしくは死」として扱われたことの裏側には、成熟した、または徒党を組んだバッカニア族の脅威というものが窺えるのではないか。


反面、その流れで「ニカ」の名前を出したくまに忌み事を云いながらも始末することができなかったサターン聖には、なにか思うところがあったのかと思わずにいられない。

その数十年後に、王下七武海として候補に上がった段階で、いやそれよりも海賊として名を挙げた時点で、サターン聖にはくまが「ニカ」を知る危険因子であることが分からなかったはずがない。
くまの王下七武海加入を五老星が容認した経緯にも、ひょっとしたら五老星が一枚岩ではない可能性の片鱗が隠されているのかもしれない。

・・・いや、サターン聖が味方じゃねェか?とか云ってるワケじゃないよ。

でも、この状況でわずか9才のくまを取り逃がすかね・・・・
つうても、このあとなんだかんだ云って500人以上の奴隷を開放するんだから、誰かこの場に乱入したと考えるのが自然かな・・・。

ソルベ王国に逃げ帰ったくまの生家は教会だった。

くまの控えめな性格は、母の死を「現世で苦しむより死んだほうがまだ良い」とくまを諭した父親の影響もあると思われ、苦難は越えるべき人生の障害として受け入れる教育が施されていたと考えられる。

しかし、地獄でひとひらの希望を掴んだ際にサターン聖に向かって云った「生まれながらの身分格差など理不尽」という考えが、その後のくまの海賊そして革命家としての人生を形造ってゆくのであろう。


ひとまずは救われた、このどん底なれどささやかで幸せな生活。
後に国王になるのだから、ささやかなままではいないのだろう。
少なくともこの段階で、くまもジニーも王家にゆかりの人物ではなさそうだ。どういった経緯で王位を継承するのか、それとも簒奪するのか、現王太后コニーとの関係は?

くまの過去編への興味は尽きない。

この記事を書いている人 - WRITER -

Comment

  1. おざ より:

    ルフィが今の状態でクマさんとスリラーバークで出会っていれば良かったのにと思っちゃいますね。
    次回も楽しみです♪

    • BIE(管理人) より:

      まだ意識があった頃のくまが「ニカ」に会ったら…
      それは今後実現してほしいですねぇ

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© 我思う故に・・・新館 , 2023 All Rights Reserved.