ジョジョの奇妙な冒険 #05 暗黒の騎士達
原作の第24話~29話分。
コミックス3巻04章冒頭すこしと07章-4巻01章。
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三方を険しい岩山で囲まれた断崖絶壁の町ウインドナイツロット
これからこの町は消失するッ!!
軽い波紋を作れるようにツェペリに乞うたスピードワゴン
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その失敗をかるく撫でるようにさらっている。
本来ここは「ただの人」であるスピードワゴンが
いかにジョジョに心酔しているか、
いかにディオに憤慨しているかが如実に表現され、
スピードワゴンがどれ程の覚悟を持って
第二部以降もジョースター一族に無条件の援助をするに至るのか
財団創始者の心意気を理解するための、地味だが非常に重要なシーンなのだが
これではちょっと真似してみたくなった軽薄なアニキと変わらない。
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そこは残念だが、前回不足を感じたツェペリさんのキャラがよく出ていたのと、
スピードワゴンの心意気挽回のチャンスは、今回あとでもう一度あるので
その辺で納得することにする。
そしてそこに
ポコ登場
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「ピシュウ」ってまた口で言った・・・www
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ツェペリに続いて波紋で池を亘るジョナサン
ツェペリと同じように軽やかにステップしている。
原作では不確かな足元を確かめつつ
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一歩一歩深く踏みしめているように僕は感じたが、
まぁ、これはこれで。
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原作で饒舌だったポコはここまで台詞なし
それまで催眠術で操られていたのが
「ビリッときたあああああ」で我に返ったのだから、
この演出は正しい。
しかしその後、遅れて池を亘ってきたスピードワゴンが
すねまで水に浸かっている。
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「おーし、おれもーーーッ!! ドボン」の件りがないので
ジョナサンとさほど変わらない濡れ方で渡ってきたようにも見えてしまう。
これでは、ツェペリには劣るがジョナサンも常人ではない
という描写が意味を失ってしまう。
そして、再会ディオ
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おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?
貧弱! 貧弱ゥ!
タルカス&ブラフォード!!
ブラフォードの髪の毛の手強さ
タルカスの威圧感
どちらもなかなかいい感じです。
生前の圧倒的な怨念が、全人類への復讐鬼にッ!!
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炎の波紋、緋色の波紋疾走でブラフォードの髪の毛を打ち払い
ブラフォードとの一騎打ちに。
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死髪舞剣ダンス・マカブヘアー 分かりにくいッ!!
水中戦、たった一呼吸あれば
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刻むぞ血液のビート!
青緑の波紋疾走ーーッ!!
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次回「あしたの勇気」
ってことは、ツェペリさん! ひょっとしてもう!?
今回は、相も変わらず駆け足でツェペリ&スピードワゴンの
ひっきりなしのダブルマシンガン解説にやや辟易しながらも
およそ原作通りの展開でした。

Comment
サボはたぶん…
車椅子に乗らなきゃいけない体になってるんでは…。
ドラゴンの目指すところって「革命軍による革命」じゃなくて「民衆(の意志)による革命」でしょう。
そうでなければ革命に意味が無いのか、そうでなければ革命自体成就できないのか、その両方なのか…。
その民衆の意志を大きく動かす原動力がワンピースなのではないでしょうか。
世界がひっくり返るというのは、人々の今までの価値観を大きく変えてしまうということで、そのようなモノであるがゆえに、全てを知ったロジャーはそれを「宝」と呼んだのではないか、なんてあれこれと考えちゃいます。
頂上戦争はエースを中心に白ひげ海賊団と海軍との衝突ですから、天竜人や世界政府に対抗する革命軍としては縁が無かったのではないでしょうか。
サボが所属していたとしても、個人の感情で動くわけにはいかないでしょうし。
海軍ではなく、世界政府という存在が強く関わってくることになったときに、話に絡んでくるのではないかなと思います。
白くまについては描かれ方の感じで言えば、バーソロミューではなく、Z率いるネオ海軍にいる独自のパシフィスタ、という風に見えました。
ボニーの能力が年齢に関係あることならば、サカズキの発言を考えても、世界政府の五老星とかそれ以上?の存在(いるかは知らないが)との関係を考えてしまいます。ずっとその能力者を従えていれば、年齢数百歳なんて存在も・・・。
エースやルージュとの関係が明かされる日はいつになるんでしょうかね、非常に楽しみです。
革命軍に関しては、出動には新たにきっかけが必要です。ワンピース時間で、今年開かれる予定のレヴェリーの時に何やら起きそうですが、その時革命軍幹部を集めた密会が行われる可能性があります。管理人さんが申した不確定要素(革命軍発足の意義、くまの意図、政府の計画など)はそのときエピソード的に語られるでしょう。が、それでいっきに終章へ加速してしまうでしょうから、四皇の実態が明らかになった後、単発で扱われるのでなくて、別の〇〇編と並行してコマ切れに描かれていくことになるでしょうね。
「ワンピース」という作品は最初、ルフィがワンピースを手にいれたら終わりなんだとおもってたけど、白ひげの「誰かがワンピース手に入れたら世界を揺るがす戦いが始まる」って言葉を信じれば、ルフィがワンピースを手に入れた後が「終盤」になるのかもしれない。
革命軍が動くのはそのときかもな
革命軍については、結成のきっかけとか、ドラゴンの真意とか
まだまだ不確定なことが多すぎて、話の本筋には関わって来れないでしょう。
終盤に向かって、革命軍が存在していること自体にも
おそらくとんでもなく重要な意味が現れてくるのだと思います。
>頂上戦争のとき、サボはというより、革命軍は….
現時点で、前半の海と後半の海を比べてみると。
「ピース」はシャッフルされていますが、話の流れは同じだと思うのです。
あえて前半の海をネタ振りに使って、「最終章で一番盛り上がる(=落語でいうサゲ)」のようにするために、革命軍という「ピース」を温存してあるのだと。
かなりのネスティング(入れ子構造)だと考えられるのですが。
頂上戦争のとき、サボはというより、革命軍はなにやってたんだろうな。
マリージョアを制圧して天竜人を皆殺しにするくらいのことは出来たんじゃないかとおもうんだが。
大将の名前に赤青黄の色を付けて呼ばなくなったのは、政府にたてつく者には、もはや交通ルールの様な秩序も道すらも与えない覚悟を表してるってことなのかな?
でも尾田っち、連載やりながら映画の監修からTVの新ネタから単行本千巻の作成からその他までやるなんて、殺人的スケジュールなんでは?ちょっと心配。そりゃ休載もするよね…。
確かにレイリーのことを報告する際に
「黄猿のオジキを止める男」と言っていますね。
戦桃丸は個人的な関係性があるので以前の名前で呼んでいるだけかもしれませんが、当然僕の判断が勇み足なだけということもあるわけで・・・。
2年後のシャボンディで戦桃丸がまだボルサリーノを黄猿って呼んでたような…
役職じゃなくて単に前からの癖で呼んでただけでしょうか…
あれがサボで確定したとして、現在地は新世界になるのか。ロビンが2年の間に会ってると思ったけど、会ってないということになるのか?
ホントだーーー!!!
まったく人騒がせですね。
smithさん、情報サンクスです
単行本ではキッドの右手、黒で塗りつぶされてましたよ。ジャンプの右手メカは単におだっちのミスだったんですねー