ONEPIECE クロコダイルの謎

541話のレビューで、
クロコダイルが渇きを与えるのは本当に右手だけだったかどうか
という疑問が湧いたのですが
アラバスタ編においても、

おれの”掌”はあらゆる水分を吸収できる
と自ら言っており、クロコダイルに”掌”は右手にしかありませんので
すなわち”右の掌”であってるようですね。
その水分吸収能力がどれほどスゴイかといいますと、
大地を干上がらせる“干割グラウンド･セッコ“

さらに、全てのものを砂に還す“浸食輪廻グラウンド･デス“

おまけに、空中に飛ばした水の塊を丸呑みしたり

掴まれたルフィもミイラにされてしまいました。

なんとも恐ろしい能力です。
ただ、

三日月形砂丘バルハンで相手に触れるのは
決して掌ではないと思うのですが、どうなんでしょうか。
あと、

指輪が砂になってしまわないのは何ででしょう？
次、
ニューカマーランドで療養していたボンちゃんですら着替えていないのに
クロコダイルがファー付きのコートを羽織り、
エレガントなスカーフに葉巻まで咥えている不思議について、
デザインが変わっているので、投獄前に着ていた衣服ではなさそうです。
これは自然ロギア系すべてに言えることですが、
たとえばエースの着衣が燃えて無くなってしまうことはありません。
同じようにクロコダイルの場合も、着衣も一緒に砂に変化し
もとどおりになるようで、その能力を応用したら、
身体の一部を砂に変え、その砂を着衣に変化させることで
服を着ることができるのか。
もしくは、周辺の砂を吸収（もしくは変化）して
思いのままのものを作り出せるのかもしれません。
ただ、前者の場合身体の部分を服に変えるってのは
なんだか気持ち悪いし、後者の場合は、
貨幣や金塊でも思いのままに作り出せる能力と言うことになってしまいます。
もはや錬金術といってよく、何でもアリの無敵の能力になってしまうので
コレもどうかと思います。
どこかで解説があるとうれしい。
最後に、クロコダイル最大の謎というのが
イワさんが握っているという“弱み”のこと。

黙っとくと言うからには、貸しがあるとかではなく
何か致命的なもしくは屈辱的な情報を知っているということですよね。
これはひょっとして、
クロコダイルの左腕と顔の傷に関係があるんじゃないかと思うんですよ。
水に濡れているときしか傷を負わせられない砂人間でありながら
復元不可能な負傷があるというのは、スナスナの実を食べる以前に負った傷
ということで間違いないと思うんですが
その傷を誰に、どうやって負わされたかですよ、問題は。
「軽々しく海賊王になるなんて言うな！」とキレたことがあるクロコダイル。

“白ひげ”や”ロジャー”に勝てなかっただけで涙をのんだ銀メダリストとは
自分のことも含まれているんでしょう。
ハナから誰も信じちゃいない
という態度は、過去に手痛く裏切られた経験があるのかもしれませんし、
とにかく、ルーキー時代のクロコダイルの海賊人生は
決して順風満帆なものではなかったようです。