ONEPIECE 744「革命軍参謀総長」
用ができた 優勝する。
ケロッと楽勝宣言をしたルーシーは、
崩れる闘技場の瓦礫に阻まれるバージェス、水中に落下したディアマンテの眼前で、
闘魚の背に括られた宝箱をゲットし、わずかに残った闘技場にひらりと降り立った。
おれの優勝だ!! 貰っていいよな。
なんという余裕。
水に落ちたディアマンテは擁護のしようもないが、
バージェスもだらしない・・・のか？
そういえば決勝戦のさなかでも、ルーシーは、どこか腕試しというか、
機が熟すまで冷静に時間を稼いでいたような・・・
更に言うなら、コロシアムを少しずつ破壊して（させて）いたようにも思える。
革命軍 参謀総長サボ
12年前と変わらず、育ち 生まれの良さを匂わせるエレガントな着こなし。
天竜人の砲撃によるものであろう痛々しい顔の傷。
かつて「世界のことを伝える本を書きたい」と語ったサボは、
なんと、革命軍でドラゴンに次ぐNo.2の地位にいた。
当時わずか10歳のサボの叫びが、
ドラゴンの革命への決意を固めさせた。
同志として迎え入れられたのも容易に想像がつく。
そのサボが、ルフィの兄貴が、もうひとりの兄貴エースの遺志を継ぐ。
ルフィにとって、ふたりの兄貴はひとりになった。
ヤマカムさんが
「人に忘れられたキュロスはこの十年死んでいた」と書いていた。
しかし、死んだエースが忘れられることはもうない。
サボが活躍する限りエースもまた、人々の心に生き続けるのだ。
「受け継がれる意思」「人の夢」「時代のうねり」
人が『自由』の答えを求める限り、それらは決して止まらない。
誰よりも『自由』を求めたサボが今、
火拳を受け継いだ。
エース（ルフィ兄）の能力を身につけ、
ドラゴン（ルフィ父）の名を冠する技を習得・・・
竜爪拳がドラゴン直伝とはまだ語られていないが
もしドラゴンが何かの要因により革命の道半ばで倒れたなら、
名実ともにその後を継ぐ人物であると考えて間違いない。
僕は、サボが再登場するとしても、
五体満足とは限らない・・・と考えていたこともあったので
イケメン武闘派インテリになっていて、とても嬉しいです。
余談ですが：
グローブにブーツ、ヒラヒラしたシャツと、帽子にゴーグル
見事にペアルックですねェ・・・おふたりさん。
コアラの方がひとつ年上のはずだけど、お似合いですね。
その頃、
奇跡の『ごっちゃんゴール』で、ホビホビ被害者の会を救ったウソップは
祀り上げられていた。
バギーと同じくらい不釣り合いなカリスマ扱いだが
白ひげ・赤髪と顔見知りで頼み事をされる仲というだけで
単なる「思い込み」と「勘違い」に端を発するバギーのカリスマ性と比べ、
手段はともかく、ウソップの勇気と行動がシュガーを気絶させ
数多のオモチャたちを救ったのは、紛れもない事実。
2年の修業を得て強くなったウソップを見たかったと残念に思う一方で、
拍車のかかったウソップらしさに納得することにしました。
以前、アーロンと戦ったときに
「何もできないから助けてもらう」と、仲間への信頼と絆を説き、
シャボンディで仲間ひとり救えなかった自分への反省と2年の修業を経て
ホーディ戦では、今度は「全部守る」と言い切ったルフィ。
ルフィは最悪の事態を防ぐための最後の砦として
覚悟を新たにしたようですが、
どれだけ個人個人が強くなっても、
僕的には、麦わらの一味は不足を補い合う「半人前の集団」であってほしいのです。
（だからジンベエの仲間入りは無いと考えています。）
ウソップの「ウソップらしさ」
すなわち、ビビリで、バレバレの嘘をつき、こと戦闘ではお荷物
しかし土壇場での肚の括り方と、奇策を弄するアイデアマンであること。
こういう「らしさ」がパワーアップしていれば、
ウソップが単独で強くある必要もないのかもしれない・・・
奇跡の「ごっちゃんゴール」でカリスマと称される「胡散臭さ」
これこそウソップらしいじゃないですか。
そして・・・
やはり死んではいなかったドフラミンゴ。
起死回生の一策なのか、肉体を元に戻す手法なのか、
それとも、もっと甚大な被害をもたらすエゲツナイ攻撃なのか
ローも戦慄する「鳥カゴ」とは何でしょうか。
バルサのパス回しとは関係ないですよねェ・・・
ローが知っているということは、13年前の事件に関係あるのかもしれませんね。
Comment
タイヨウが昇る。サボと共に。
そういえば前回主さんが記録が残って不信を抱くと書いてましたが、今回のでｺｱﾗが革命軍も調査のため兵を送ってたと紙を見ながら言っているｼｰﾝがありますね。このｼｰﾝがまさに主さんが書いてたことなんでしょう、あの紙が記録ですね
どうでもイイことなんですが、サボは映画デッドエンドの冒険に出てるオリジナルキャラの、シュライヤ・バスクードに似てますね。
まぁ、バスクードは、エースにもルッチにも似てるんですけどね。
サボ怪我ありましたが眼帯ではなかったですね～
あとあの流れだとキャベツもウソップ配下でしょうか？w
鳥かごはドフラの船のことかもしれませんね。鳥はドフラを指していて、かごの形をした船。恐らく地下の工場までが一体化した岩で出来ていて、ピーカの能力で手足が生える移動型要塞…とか。
まあルフィのエレファントガンで叩き壊されるオチになりそうですが。
メラメラを食ったサボは果たして強くなったのか弱くなったのか興味があります。
ルフィも自分の能力を武器に変えるまで１０年かかっています。
エースも死んだ時点では実を食べてまだ２年弱、能力者としては超初心者です。実を食べるまでの、いわゆる「腕っ節」の強さも、実を食べて実体と炎の切替に慣れず、効果的に使えなくなりました。そこで実は一旦エースは弱くなり、赤犬に能力コントロールの差で負けたんだと思います。
やはり自分の意識と関係なく腕が炎に変わってしまうサボが、以前のような竜爪拳などを自在に繰り出せるのか（炎の爪でスタジアムを掴んでも、崩れないと思う）、見ものです。
参謀総長でNo.2ってことは革命軍の幹部肩書きは「参謀」なのか…それともサボだからサんボう…いやまさか
他の幹部たちがドフラの首チョンパを見て動揺しているのに対し、ピーカは悠々とドフラの首と身体を掲げてるんですよねぇ
これって（少なくとも今回描写された内では）ピーカだけが『ドフラは首を切られた位じゃなんともない』ってことを知っていたって描写と見て良いですよね？
いつも拝読させてもらっています。
きっと相互の余計な詮索はしないのが革命軍の不文律なんでしょうね。
問わず語りのみの掟ですかね
リーダーたるドラゴンの素性すら皆が知らなかったようですしね
だからイワンコフがサボとルフィの関係性は知らなくても不思議はないですよね。
時系列から言えばサボが組織の先輩になるのでしょうが、コアラとは歳も近いし、お互いの境遇を話し合い切磋琢磨しながら成長して来たんでしょうね。
現在は管理人様お察しの通り、(公私ともに)良いパートナーみたいですしね(笑)
次号以降は、ロビンとサボやコアラの再会も楽しみですね。
ただロビンは、サボの事は本人から口止めされていたか、詳しい素性を明かされなかったんですかね。いくら寡黙なロビンでも修行先で出会った義兄サボの事を伝えるでしょうからね。
ドレスローザ編の終盤。
ルフィ｢実は死んだと思っていた兄ちゃんが生きていてさ｣
ロビン｢あっサボの事ね。革命軍で二年間ずっと一緒に活動していたわ(サラリ)｣
ルフィ｢えーサボを知ってたのかよ！(エネル顔)｣
とかいう展開は見たくはないですよね(笑)
ｲﾜさんが知らないのは助けた時いたけどｻﾎﾞが怪我療養中に任務で各地巡り→ｲﾝﾍﾟﾙ収監となって聞いてなかっただけかな、ｺｱﾗは歳も近いからBWみたいに男女ﾍﾟｱで行動してたかからか、ｴｰｽがそうだったみたいにﾙﾌｨの手配書が出るたび俺の弟と嬉しそうに周りに言ってたか
鳥かごはそのままの意味だったりして、ﾋﾟｰｶが国と同化してﾄﾞﾚｽﾛｰｻﾞを壁で囲い閉じ込め逃がさない+海軍の応援がこれ以上来ないようにとか
てか未だに一言も喋らないﾋﾟｰｶが色々怪しい…ﾄﾞﾌﾗの首ﾁｮﾝﾊﾟ時にﾋﾟﾝﾎﾟｲﾝﾄで現れたことといいﾄﾞﾌﾗがまだ生きてる理由はﾋﾟｰｶが関係してるのかな？
「鳥かご」の名前から想像すると、ドレスローザを征服したときに使用した同士討ちさせる技な気もします。あれ、そういや技の名称出てなかったなぁと。
単純に戦争編でのドラゴン素性暴露の後に他の幹部にも話したのでは？
スミマセン・・・サッカーあんまり詳しくないです・・・
イワンコフが知らなかったのは確かに腑に落ちないですが、くまが助っ人に来た説得力が増した気はしますね。
コアラに打ち明けた理由・・・？
ぷぷっ 野暮なこと言っちゃダメですよ（はぁと
バルサのパス回しと表現できるなら、ごっちゃんじゃなくて「ごっつぁん」ゴールと書いてほしかったですｗ
それはさておき、コアラはサボとエース、ルフィの関係性を知っていたようですが、イワンコフは全く知らなかったのがなんか腑に落ちないんですよね。ドラゴンは自分の素性を語らない人だったみたいだけど、サボが拾われた時にイワンコフもいた事はすでに書かれてるのに、なんでコアラが知っててイワンコフは知らなかったんでしょ。