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我思う故に・・・新館

ONEPIECE 765「運命の島ミニオン」

 




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「オペオペの実の情報が入った。」
ドフラミンゴからの電伝虫は、重要な作戦があるので戻ってこい
という連絡だった。
ふつう唖に電話なんか掛けないだろうから、こりゃバレたな。
と、僕は思っていたんですが、ご指摘いただいた様に
ノックサインで返事をするという手法が以前からもとられていたようです。
ロシナンテが海軍と通じている可能性を疑いつつも、まだ証拠は何もない。
ヴェルゴはまだそのネタを拾っていないみたいです。
オペオペの実を持つ海賊と海軍の取引があり、それを奪うつもりのドフラミンゴ。
海軍の最高機密が漏れているのは、ヴェルゴからだと思いますが、
入隊1年半で最高機密に触れられますかね・・・?
「オペオペの実をお前が食べろ」とドフラミンゴはロシーに言う。
それは自分の野望のために「死ね」と言っているのと同義であることを
ロシナンテは知っている。
さて、今回オペオペの実を手にした海賊
op_765c.gif ディエス・バレルズ。
元海軍将校で「ディエス」といったらあなた、
op_765b.gifディエス・ドレークでしょ。
ドリーと呼ばれる傷だらけの少年がちらっと出てくるので、
これがドレークなんだろうか。そしてバレルズの息子なんだろうか。
確かに、顔はちょっと似ている気もするが・・・
しかしドレークは13年前は20歳のはず。20歳には見えないなぁ・・・
虐待されているっぽいので、全てにおいて父親を越えるために
わざわざ海軍に入ってから海賊で名を挙げようとか考えてる?
少将になったことで海軍ではもう父親の官位を越えた、ってな感じだったのだろうか。
彼のドラマも闇が深そうだ。
あと一歩のところで海賊に捕まったロシナンテ。
ドジっ子の設定がこんなところに活かされるとは・・・
えっと、次回休載だっけ?
余談ですが:
ドフラミンゴが秘密を握るという
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「聖地マリージョア内部の重大な国宝」にちょっと係るお話。
存在自体が世界を揺るがす 
というと、簡単に考えると、それって古代兵器じゃねェの? と思いますよね。
ってことは「ウラヌス」か、
かつてウォーターセブンで作られた「プルトン」のどちらかですが、
とりま、それは置いておいて・・・
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「殺そうにも死なねェおれに・・・」のくだりに少し違和感を覚えませんか。
えっ!? ドフラミンゴって死なないの?
そう、重要なのは国宝でも古代兵器でもなくこっち。
ここで僕が妄想したことはふたつです。
まずひとつめ、
「殺そうにも死なねェ」とは、
ドフラミンゴはすでに「死なない身体」を持っている可能性。
ローがいつ能力者になったかはまだ語られていないので、
ここでは別の人間がまずオペオペの能力者となり、
ローはその後あらためて見つけた実を食べたのではないか。
悪魔の実をふたつ口にした場合の
「体が跡形もなく飛び散って死ぬ」というのも「いつ死ぬ」とは伝えられていないので
たとえば
ドフラミンゴの手前、引くに引けなくなったロシナンテがオペオペの実を食べる
または食べさせられる。
「なんてこった。おれは今にも爆散して死ぬのか」と、とりあえずローを治療。
その後何らかの経緯でドフラミンゴを死なない身体にさせられてロシナンテ死亡。
しかしこの妄想には「穴」があります。ありすぎます。
まず「恩を仇で返しやがって」とドフィは言っていますので
ドフラミンゴの手元にあった「オペオペの実」をローが食べたことがわかります。
次に「あの小僧を生かしておいてはならんえ!」と迫る兵(に命じた天竜人)が
言っているので「殺そうにも死ななかった」のは小僧の頃からのようです。
そして何より、オペオペの実の最上の業は
「不老不死」ではなく「不老」の術
「不老」ということは、斬られたり撃たれたら傷つくし死ぬこともあるが
老いることはないため、体細胞や組織は経年劣化しない。
筋力が低下したり、関節が弱くなったり、免疫機能が低下したり、
目が悪くなったり、物忘れが激しくなったり、
耳の後ろからノネナールを分泌するようにならない・・・ということ。
殺したら死にます。 ・・・ということで、この妄想は却下。
しかし「不老」はそれはそれで気になる人がひとり居ますよね。
そう、われらがシュガーたんです。
シュガーは、能力者になったときから歳をとっていないらしい。
その時10歳で、今22歳なので、
彼女がホビホビの実を食べたのは12年前。惜しい!
この「13年前の事件」に
シュガーも何らかの関わりを持っているんじゃないかと思ったんですが
まだファミリーに入ってすらいませんでした。ローと面識なかったしね。
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ホビホビの実の能力者は、食べた瞬間から歳をとらない
ってのは、イマイチ理由になっていない気がするので、なにか説明あればいいなぁ
(子供のままでいつまでも遊んでいたい気持ちの具現化・・・とかなんだろうけど)
もうひとつの妄想は
「殺そうにも死なねェ」とは、ドフラミンゴはとにかく強いし、
糸人形の影武者を使ったりと、暗殺しようにもなかなかうまくいかない。
単にこういう意味である可能性。
普通こっちで考えるでしょうが、なんかおかしくないですか?
いくら強かろうとも、海軍にだって猛者がいくらでも居ます。
天竜人が下知を下せば、ドフラミンゴを倒そうと意気込む海兵は居ただろうし
それくらいの実力者は実際存在したはずです。
それなのに討伐を諦めて、嫌々ながら手を結ぶというのは、
海軍に頼れない事情があるから。・・・たぶんこれは間違いない。
今朝方ドフラミンゴが振りかざした、本来ありえない権力は「CP0」。
「CP0」は、他のサイファーポールが政府直属であるのに対し
天竜人直轄の諜報機関です。
しかも、CP0が派遣されたことはサカズキも知りませんでしたね。
この今朝のことだって、CP0が来なくても
政府広報とかが発表すれば、本来ならば済む話です。
また、その昔
ドフラミンゴ討伐に剣を上げたのは、
op_765f.gif これどうみても海軍じゃない。
実力者てんこもりの海軍に頼らず、
どこかの王家の騎士団とか近衛兵ふぜいではそりゃ勝ち目はありませんわ。
しかし、天竜人が口も聞きたくない堕天竜人=下地民(しかも海賊)と
協力的な関係を築くことの屈辱を考えたら、
もうなりふり構わず海軍にドフラミンゴ討伐を命じてもよさそうなものなのに、
それをしなかった。 何故か?
「海軍にも(下手すれば政府にも)言えない秘密があるから」としか考えられませんね。
その国宝とやらの存在そして隠匿する行為が、政府や海軍に弓引くものであったなら
これはひょっとすると物語終盤に、
海軍という組織が立場を180度転換することになる大きな伏線かもしれません。

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Comment

  1. BIE(管理人) より:

    「悪魔の実の木」は面白いですね。
    僕は、マリージョアという場所柄「陽樹イヴ」と関係あるのかも・・・と思っていますが、そもそも命を育むイヴこそが悪魔の実をつける母なる樹なのかもしれませんね。

  2. 月桂樹 より:

    自分が予想するのは、重大な国宝とは、悪魔の実の木の独占です。
    とくに、ロギアとパラミシアで、こう考えると、
    ドフラミンゴが、メラメラを手に入れたことと、海賊になって取引の目玉が悪魔の実であること、
    仲間に特殊な能力者が多いことに説明が付きます。

  3. けん より:

    くれはには「生きてたのか Dの意志は…」という発言もありますし、まだ何かありそうなキャラですよね。

  4. BIE(管理人) より:

    「老いを知らない体」と聞くと若々しいままを想像しがちですが、
    老人の状態で永遠の命ってのは予想外www
    ホントにそうだと面白いですね。

  5. タケ より:

    あー、それで140歳の説明がついたりしたら面白いですね。ドレークといいキャラの絡ませ方が秀逸。

  6. BIE(管理人) より:

    Dr.くれはが伝説の医師から医術と永遠の命を与えられた可能性はあると思っています。

  7. タケ より:

    過去ロー編で医者がキーワードでよく出てきますが、何故医療大国ドラム王国が触れられないのかが謎です。コラさん最初にドラム王国目座せよ、って思いましたかもうこの頃にはワポルによって支配されていたのかな。
    伝説の医者もDr.くれはと何か関連があるのか?気になります。

  8. より:

    ドレークとバレルズの顔が、比べてみるとそっくりすぎて驚きました。
    今回はいろいろなところに謎を含んでたので読みごたえがありましたが、特に気になったのは伝説の医者かなぁ。あの触れられ方は、後々何かあるような気がします。
    それと、不老手術を受けたであろう人物が誰なのかも気になりますね。知れているということは前例がいたのだと思うので。

  9. より:

    前回の記事にドフラミンゴが死なないくだりについて質問させてもらった者です。触れて頂きありがとうございます。
    いやしかしなるほど。勝手に頭の中で天竜人(政府)の戦力=海軍本部と考えてしまっていました。さすがに理由もなくドレスローザにバスターコールのような攻撃を仕掛けるのは無理だけど、その理由は海軍本部にも言えないような秘密だという事ですね。
    今回の誤報の件で赤犬は五老星に掛け合いに行っているみたいですし、やはり世界政府(五老星)と海軍本部は主従関係こそあれ同組織ではないという事ですかね。海軍はあくまで正義を掲げる軍隊であり、世界政府の本質を知った時に貫く正義がこれまでとは違う立場のものとなる。こんな壮大な展開の小さな伏線だとしたら、やはり偉大なマンガだと感心です。

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