ONEPIECE 1092「暴君くま聖地暴走事件」

一日前
レッドラインを登りきって聖地マリージョアへ到達したバーソロミュー・くまを待っていたのは・・・

海軍元帥：サカズキ

革命軍の働きのせいで、ただでさえ物資の不足に不満を募らせる天竜人たちを前に、マリージョアで暴れまくるくまを看過することは流石にできなかったか、・・・というか、ここでサカズキが自ら出陣するというのは、心より信頼できる部下がひとりもいないことの証左ではなかろうか。
ほぼ唯一頼れる（立場上の）部下であるボルサリーノが出張中である今、くまの対処を任せられる人材がいないのだと考えていいと思う。

サカズキはくまを一方的に攻撃するが、堪りかねたくまは“ニキュニキュ”の能力で逃走。
さて、くまはどこへ消えたのか。

マリージョアで意思なき奴隷として冷遇されていたところを、革命軍に保護されたくまは、突然何かを思い出したかのようにカマバッカ王国のアジトを抜け出し、マリージョアへと戻ってきた。

重要な記憶はすべてエッグヘッドに置いて来たし、現状のくまがサカズキが云うように「心のない戦闘兵器」であるならば、思考して…ではなく、何らかのプログラムか真相意識下の使命感、もしくは本能によって突き動かされていると考えられるだろう。

カマバッカからマリージョアへ舞い戻ったのだから、くまの現在の目的地はマリージョアの内部かごく近くにあるに違いない。
「奴隷になるために戻った」というこの上なく切ない理由でない限り、何らかの事情でくまが目指す“モノ”がここにあるのだ。

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バーソロミュー・くまには謎が多い。
ソルベ王国の“元”国王で、海賊にして革命軍幹部。その娘ボニーによると「くま以外に家族はいない」といい、加齢したボニーにそっくりなコニー王太后が世界会議に来ていたことから、血の繋がった親族が今もソルベ王国の王家を営んでいると考えれば、くまはソルベ王国の王位を剥奪追放されたと推察するのが妥当である。

それが海賊行為のせいなのか、革命活動のせいなのか、さらには追放されたのか自ら退いたのか実に不明瞭だが、「暴君」という二つ名と実際のくまに対する証言には大きな乖離が感じられ、「暴君」の汚名をあえて着ることで王国を守った可能性が高い。
「王下七武海」に入ったことも、人間兵器の実験台となることも、受け入れたのは母国を人質に取られての交換条件だった可能性がある…かな。

こりゃあ、「くまの過去編」やってくれないと困るなぁ・・・。

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そして現在

ギア4thのルフィが黄猿を食い止めようとするものの

一蹴

蹴り飛ばしたルフィの身体をもって、サニー号を運ぶベガフォース1を破壊した。

その後司令室へ到達した黄猿だったが、それを制止したのは・・・

ギア5thのニカルフィ

一度地上までぶっ飛ばされて戻ってきたので、フロンティアドームのレーザーに2度焼かれたらしい。
さっきギア4thを余裕であしらった黄猿が戸惑っている
「出たか　これが噂の太陽神ニカの姿か・・・」ってところか。

そして、ニカに覚醒したルフィの鼓動に呼応するかのように

古代の巨神兵が起動する・・・！？

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う〜ん・・・動力が解明されていない巨神兵が呼び起こされたとて、はたして動くだろうか。
とはいっても200年前に一度動いてるんだし動くはずではある。

僕は「ベガパンクの科学力でも再現できない動力」とは「ゴム動力」じゃないかと思ってる。
しかしニカの実はここ800年顕現したことがなかったそうなので、200年前に動くには動いたが動力不足で止まったときは別の動力が使われたんだろう。たとえばバネとかな。

この巨神兵はニカが纏ってゴム動力で動かす巨大な鎧じゃないかと僕は考えてる。
そして少し余談だが、ベラミーの「バネバネの実」って、「ゴム」の似て非なるものとして設定されているような気がするんだよね。

まぁベラミーとはまったく関係ないんだろうけど、200年前に巨神兵を動かしたのは当時の「バネバネの実」の能力者だったんじゃないかと・・・そして、本来の動力であるニカほどの力を発揮することはできず止まってしまった、とかじゃないかなぁ・・・。

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ところで・・・

ルフィはなんとか無事だったけど、黄猿にフロンティアドームのレーザー網に蹴り出されたボニーはどうなったんだろう。普通に悲鳴あげてるけど・・・

黄猿とボニーが昔はどういう関係性だったかも気になるね。
ただの「くまの娘」だったのかな・・・